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かっこいい家、それともバラック小屋?

ニッポンの「木の家」を育てるために必要なこと

それは「木の文化」にふさわしい素材を使うこと

そしてそれをヒトや街の生活を守るために活かすこと


この十数年、とりわけシックハウス症候群が注目され始めて

家の建築に使用する材料が点検されて、原因物質が特定されました


まずは接着剤

クロスを貼るときに、合板製フロアに、新建材建具に

建築現場での規制が強化されました

でも規制対象外の「家具」は野放しのままです


その後「木の家」を標榜するビルダーが増えたのはいいことです

でもね

「木」を使うだけで「木の家」を実現していると勘違いしている

そんなビルダーが多すぎるようです


どんな木を使うか、どのように使うか、これを間違えると

「木の家」は命を育む美しい家から

ただの雨露をしのぐだけのバラック小屋になってしまいます


本当に良い「木の家」に住みたいなら、実現したいなら

そこに住む住人の人間性を高めるのでなくては意味がありません

だから、ヒトの心と感性に沁みこむ「無垢の木」を使う必要があるのです



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by MUKUZAIKENKYU | 2012-06-16 09:40 | 木の家 国産材 無垢材
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