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師走の第一歩は福岡から

木の住まい取扱説明書 木の輝きはリッチの源!

日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです


 毎日が爽やかな朝に始まっています。朝の6時前後では、少し雨が残っていたものの、ウォーキングを始めると、東側からドンドン雲が消えていきました。

 雨が空気のゴミを洗い流してくれたお蔭で、深呼吸が気持ち良いウォーキングでした。


 さて本日は、朝からフル回転の仕事の連続です。ありがたいことです。

 ゲインのオリジナル製品が、福岡県内で確実に成長しています。

 こんな景気の今ですが、ゲインでは予算の厳しい現場に対応できる無垢の木の製品を、数点ですが、ラインアップしました。

 デフュージョン版と呼んでいますが、製品の質はほとんど変わりません。要は安いの一点につきます。

 こんな時代ですから、それに「こんな時代だから」と諦めるユーザーさんが増えているからこそ、今こそゲインでは、そんな方にも十分に手が届く良質の製品をお届けするために、無垢の木の産地と話し合い、オリジナルの無垢の木を作り上げました。


 一般的な木材・建材市場では、昔から滓のような下材の床壁材が流通していますが、一応は「無垢の木」ですから、ユーザーさんを騙すには持って来いのチャンガラ材です。「安かろう悪かろう」は、「安物買いの銭失い」ですよ。

 ワタシも、そんな現状を数十年前から見てきて、あまりの市場の荒廃ぶりに良心が咎めることばかりでした。

 今でも、何食わぬ顔をして、一部の材木屋や建材屋、地場工務店が、十年一日の怠慢をして気が付きません。「よくあんなものを販売していて、気が咎めないのか?」「あんたら、誰に売ってるの?使うのは、ユーザーさんであって、工務店じゃないんだよ」

 元請の工務店を儲けさせて、ユーザーさんに損をさせて、それでも材木屋としての良心が痛まないのかと、不思議で仕方ありません。

 世のために、人のために役立つには、どうすればよいか、何をしなければならないのか、そして同時に何をしてはならないのかを明確に自覚して、自分(自社)を磨くしかありません。


 まだ正式の名称は決まっていませんが、新たなデフュージョン版は、“あかつるぎ30D”の他に、“(仮称)奥州赤松”と“奥州から松”、北海道産の広葉樹は、これまでの価格設定からすべて10%抑えました。

 そして生物の健康に害のない自然塗料として、そしてびっくりするほど安い“木材用オイル”に“木蝋ワックス”、壁の塗料として“水性ナチュラルホワイト”と“アラバスタねんど”が、益々評価されています。

 さてさて、本日は福岡市内を走り回ります。一昨日までの予定では、訪問先は2件だったのですが、昨日の夜までに、他に2件。建築家から、オリジナル製品の〇〇を至急持ってきてくれと頼まれました。

 ジャポニカパネル(八女杉製木パネル)には、表面が柾目杢目混合品と赤白柾目がありますが、前者がパーテーション用に、後者は建具と家具に検討していただけるようです。・・・ありがたいですねえ。

 今日も、生かしていただいて、ありがとうございます。


ホームページ→ http://www.h3.dion.ne.jp/~yamaiti/



 
by MUKUZAIKENKYU | 2009-12-01 08:58 | 木の家 国産材 無垢材
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