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全国の木の産地、頑張ろう

日本の住まいを良くする無垢材研究会  木の住まい案内舎ゲインのゴトウです


 今朝も相当寒く、つい布団から出るのが遅くなりがちです。

 でも九州北端の北九州市です。ある意味、こんなのどかな「寒い」朝はありません。


 岩手県のビジネスパートナーから、年賀状が来ていました。「大雪のため、仕事始めは除雪作業から始まります。」と、・・・

 12月中旬は、まだ10センチぐらいしか積もっていなかったのが、三が日の間に50センチ以上積もって、まだ吹雪いているとのことでした。

 そんな厳寒の地から、一所懸命に作られる無垢の木には、山の人々や職人さんたちの真剣な想いを感じずにいられません。どんなに暑かろうと寒かろうと、黙々と「全国のいろんな過程に、良い無垢材を届けたい」と、仕事に打ち込む姿が素晴らしい。

 今年の主力商品が決まりました。それはおいおいということで、・・・

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 宗像大社の第二宮と第三宮の背面を撮りました。神明造のシンプルさというより、あらゆる無駄を削って造られた簡素の極致を感じます。

 それは自然への畏怖と敬意が、神につながる意識のひとつであることを実証しているかのようです。


 昨年から始めているある瞑想は、最近になって、やっとその意味と奥深さが分かるようになってきたようです。自己流でしかありませんが、それを通じて、今年私が全うすべきテーマがより鮮明になってきました。

 神に通じるまでの行いには、単なる無心や一途さだけでは足りません。また自分の設定したテーマが、我利我利亡者のような自己利益に終始するようなものでは、結局その次元の低い意識は、自分に還ってきて、周囲を苦しめることになります。

 自分が、どこから来て、どこに向かおうとしているのか。そしてどこに向かわねばならないのかをはっきりさせました。

 後は全身全霊で取組む以外にありません。目先ではなく。将来的なしっかりした展望を見据えることができて、初めて一心不乱の意味が生きてきます。それは人の生活の役に立つこと、もっといえば相手の顕在的潜在的利益に沿うことです。

 ひたすらに他の利を実現することに夢中になって取り組むこと。そのために智慧を絞り、体を動かす。まだ自分の意志が届いていないところがあれば、そこに訪ね、より多くの方々にチャンスと利益を与えることだと思います。

 チャンスと利益を与えられないなら、所詮それだけの価値しかないことしかやってこなかったということです。


 自分が損をして良いということではありません。相手の身体生活や精神生活に、より多くの豊かなモノをお届けできるようになるということです。

 今生がすべてです。過去は及ばず、未来知られず。今、この世で、同時に生きている人や生物、環境、文化文明に、どれだけ寄与できるかということが、自身の価値のすべてだと思います。何を伝えられるのか、・・・

 そこに真っ直ぐに直進するために、今まで身につけてきた不要なさかしまや愚図な記憶は、すべて破棄してしまわなくてはならない。あの世に持って行けない物は、所詮身につかないものです。財産も実績もです。

 もしそんなものに執着すると、自己中は当たり前、嘘も方便、見栄えや虚勢に腐心するようになります。


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by MUKUZAIKENKYU | 2010-01-06 14:52 | 木 無垢材 自然
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