どうして、そうなるの?

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     住まいの木案内舎ゲインのゴトウです


 昨日は、朝6時開催のモーニングセミナーから始まりました。昼間はあまり晴れてはいなかったのですが、朝5時から8時の間は、実に素晴らしい蒼空と神々しい太陽の光が溢れていました。

 会場のホテルの駐車場には、椎の木やユズリハの木が、蒼空を反射して、光り輝いていました。


 今日は、緊張高まる黄海、南シナ海情勢について


 今、鳩山政権は重大な岐路に立たされています。普天間問題は、当初は沖縄県民の財産と命を脅かす飛行場であり、県民の悲願としても、この空港を他所の土地に移動させることが目的でした。

 でも政権が変わるとき、民主党は普天間基地を国外に、最低でも県外にと主張しました。しかし米国との交渉は、野党時代では想定できないほど、モロに大国の安全保障と世界戦略の意志を痛感させられることになったようです。

 また鳩山首相の優柔不断なのか、側近の人材不足なのか分かりませんが、あまりに日米の安全保障について知らなさ過ぎたといわざるを得ません。

 政治主導もいいが、官僚を利用しなくては、政治の継続性が断たれるばかりでなく、必要な情報を収集できなくなります。

 まあ官僚を利用する前に、政権内部がガタガタしているようじゃ、官僚たちも下手に近づかないでしょうし、高見の見物を決め込んだ方が、政治は何はともあれ「安定」はしますからね。


 さらにタイミングがバッドすぎます。

 北朝鮮による韓国の哨戒艦撃沈事件は、一気に東アジアに強烈な緊張状態を作り上げました。下手すれば戦争が始まるかもしれない。

 そんなときに、沖縄の米軍に出て行けとはいえないでしょう。もしあくまで要求するなら、日本は取って代わる力として、日本の軍隊である「自衛隊」を以て補完しなくてはならないと思います。

 今の状況で、もっとも重要な場所は、沖縄であり、九州になります。当然首都も射程に入ります。

 沖縄の普天間基地移転の当初の目的とは異なり、臨戦態勢化にあっては、今米軍を移動させることは、北朝鮮の思う壺です。

 沖縄の米軍は、北朝鮮にとって、目の上のたんこぶですから、これを移転させると、一番喜ぶのが北朝鮮なのです。


 そればかりではありません。北朝鮮のお友達の中国は、最近日本の領海を平気で侵犯して面白がっています。

 これはある意味、日本と米軍が、どこまで情報能力と機動能力があるか測っているのだと思います。

 日本が優秀な軍備を持っていながら、実際にはほとんど機能しないのを見越しての挑発であり、侮日行為なのです。

 日本の自衛隊は、北海道には4万もの将兵が配置されていますが、九州・沖縄には4千名しか配置されていません。これはかつての対ソ連戦略の一環なのでしょう。まるで化石のような発想が、今でもまかり通っているのでしょうか。

 今は、政治・軍事・経済において、戦略的焦点は、九州から南方海洋ですぞ。


 鳩山政権が、もし本気で日米の安全保障以上に、日本の自立と沖縄を守る意志があるなら、米軍が去った後に、普天間ではなく別のところに、陸海空の自衛隊を重点的に配備することを前もって考えておかなくてはならなかったのではないでしょうか。

 どんないい装備で「化粧」をした「軍隊」でも、それが国内の法律で、臨機応変に対処できない組織だと知られたら、抑止力とは看做しません。ただの木偶の棒です。

 軍隊が、抑止力になりうるには、いつでも刀を抜く用意をしてあることをメッセージとして発信しなくては意味がありません。


 沖縄の産業を、長い間米軍関係者による需要と国から出る援助金や補償金に依存させているかぎりは、沖縄の人々は自立という幸福を奪われたままです。

 旧態依然とした昔の軍隊ではない、日本人による国際展開ができる自衛隊であってこそ、その真価が発揮できるというものです。

 沖縄の人々は、戦前の日本軍には、大概な目にあってきました。 だから日本軍から連想するイメージは良くはないでしょう。

 でも、日本の指揮下で、自分の島を守るための沖縄の人々による自衛軍を以て、米軍に取って代わるとしたら、これからの在り方が一変するのではないでしょうか。


 日本の政治は、、これまでのような内向的であっては、益々国力が疲弊していくでしょう。これははっきり言って、自公政権のツケです。

 国際競争力も、外交力も、財政再建も、地方の健全な自立、中小零細企業の支援と育成、社会保障制度の立て直し、・・・全ての課題が待ったなしですが、他国に舐められるような恥辱だけは、何としても避けなければなりません。

 アジアの盟主として、米国追従ではない、日本主導の日米安全保障を勝ち取り、中国や韓国と、あくまで対等に連携していくか、それが不可能であれば、軍事的な抑止力は必要悪として、一日も早く構築しなければならないでしょう。

 すべては、日本のリーダーシップを確立することであり、日本が中心となって、世界の平和を実現するぐらいの気概を持つことが肝心要なのです。
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by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-29 08:22 | コラム 政治・経済・社会
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