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九州の山から、肥後クリを!

日本フォレス党   住まいの木案内舎ゲインのゴトウです


 今週に入って、つるべ落としの夕暮れの早まりに、今年の狂乱猛暑が去ったことを実感しています。

 朝の4時ごろは、ほとんどの方が、まだ眠っているかもしれませんが、夜空を見るにはいい時間帯なのです。


 西の空には、孤高にギラギラと輝くカペラ。その90度反対側の東の空には、オリオン座とシリウス。

 その下には、ふたご座のカストルとポルックスが並んでいます。

 本来冬の星座と呼ばれているこれらの星座は、今の季節では、夜中の4時前後から、暁前の5時過ぎまでしか観ることはできません。

 でもオリオンの三連星を見ると、なぜか懐かしさを覚えてしまう。



 今週は、懸案物件の見積の後半から始まり、そして今日あたりから、もう1件の懸案が始まります。

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 上の写真は、「肥後クリ」。

 これまでも何度か紹介してきました。


 クリは、一般建材流通では、輸入材の中国産が多く出回っていますが、はっきりいって全部ダメです。

 木目があまく、木肌がまるで南洋材のように赤くて、こんな材を床に貼ったら、トラックの荷台のようになってしまうでしょう。


 クリの産地は、全国に3箇所ぐらいしかありませんが、どれも独特の個性を持っていて面白い。

 九州の「肥後クリ」は、ゲインの独占販売ですが、九州山地の照葉樹林帯の中から拓伐されたもので、すべて天然林産なので、木肌の輝きが違います。

 
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 九州モンなら、九州の無垢の木ば使わんで、ドゲンすっとね?

 欲こいて、突っかかりもっかかりしてん、ヨカこつのナカばい!


 昨日、福岡県内のある大工さんから、たまたま懸案物件からの見積の流れから、お電話をいただきました。

 数年前まで、九州のクリを好んで使っていたのだが、3年前に、その製材所が廃業してしまい、クリが手に入らなくなってしまって困っていたということでした。

 今物件の是非はともかく、末永く付き合っていけたらと言っていただきました。


 …こんなときです。歯を食いしばって、やってきて良かったと、心から嬉しさがこみ上げてくるのは、…。

 うまくいくときもあれば、いかないときもあります。でも、そんな時こそ、初心を忘れないこと。

 事業を始めた時の初志を思い起こすことは、新たな勇気と決意を取り戻させます。

 いつ如何なる時であっても、「無名有力の人」たれ!とは、安岡正篤師のお言葉です。

 福岡でも、全国の無垢の木の産地の、熱いハートを持った人たちとスクラムを組むことはできます。

 そしてより上質の無垢の木を求められているユーザーさんや建築家に伝え、お届けすること。

 ゲインならではのお伝えお届け方法は、誰にも真似ができません。


 だからこそできる、「一燈照隅」なのです。


住まいの木案内舎ゲイン
by MUKUZAIKENKYU | 2010-09-17 11:18 | 木の家 国産材 無垢材
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