フォーカスがいまいちですが
「尾鷲ヒノキ」節有の床
ヒノキは日本では大別すると2種類ですが
産地によって、表情がかなり変わります
杉ほど多様な表情はありませんが、独特の美しさがありますね
尾鷲のヒノキは、木曽ヒノキの兄弟分
九州などのヒノキと比べて、成長が遅い
そのため年輪が詰まって、ヒノキオイルの含有量が多くなります
一部の業者が、九州のヒノキは「サクラヒノキ」
本州のヒノキを「ホンヒノキ」と呼んで分別しています
この呼称が正しいかどうかは別として
九州産のヒノキは、確かに赤みが強い
本州産は、赤みといっても、ほんのりピンクがかっています
それに前者はその分白太部分が目立ち、その範囲も広く感じます
後者は白太部分は淡黄色で、赤みと色合いがつながっています
もうひとつの違いは、九州産は成長が早いためか枝の跡でもある節が多い
また死に枝があるため、節は死に節(抜け節)が多くて
節の跡を埋め木などで補修しなければ使えない傾向があります
それに比べると、尾鷲産は節があっても死に節が少なくて
節の量もそんなに多くありません
好みによりますが、そんなニッポンのヒノキを床に使うと
部屋全体が明るくなるだけでなく、上品な色合いに染まります
そして独特のヒノキの香りに、思わず深呼吸したくなるでしょう
これから夏の季節、暑い日々が続きます
夏に入る前には、日本独特の気候である「梅雨」を迎えます
そんなとき無垢の木の調湿性能を実感していただけます
エアコンなしでも爽やかな空気に満たされた部屋で
快適な生活が実現できます
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