日本栂と樅の木、白木の美はここにあり

この1週間、間断なく多忙な日々でありました

引合、問合せ、ご相談、積算、見積、サンプル作成等々

その中で、問合せが最も多かったのが、「日本栂」


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床について3件

柱材で1件

書院に利用する予定らしいけど、リクエスト水準が高すぎて

製材所が根を上げた


10年以上前なら、難なく出荷できたものだけど

今では原木の出荷そのものが極端に少なくなって

それに応じて、価格だけが高騰している


「日本栂」は、天然林だけしかない

戦国時代は、こぞって利用された木で

明治の初期までは、まだあったのだが、後期になると蓄積がなくなった


日本の木の中では、世界に誇れるほど素晴らしい木なのに

当時の政治と経済は、簒奪はしても計画的な保存をしなかった

杉や桧には目が行っても、栂は植林さえされなかった


どうしてかって?

日本栂は、成長が遅いため、十分に育つには、杉桧の数倍の期間が必要なのです

だから商業的に向かないと判断したのでしょう


当時の日本に、自然に対して見識を持つ者が少なかったのかな…

自然相手には100年のスパンでものを考えることが不可欠ですが

植林して50年前後でお金になる杉や桧にしか関心が向かなかったのかな


もしこの日本栂が、日本の木を代表する高級材であることを知っていたら

400年前から、しっかりと植林をしていたらと思うと、残念で仕方がない


先週から、そんなわけで、「皇杉」と「日本栂」、そして「樅の木」に

問合せが集中しました


日本の美しい木で、日本の家を美しくしたいと切望しています


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by MUKUZAIKENKYU | 2012-10-15 14:31 | 木の家 国産材 無垢材
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