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外壁用塗料「チャオカラー」のご紹介

いやあ、最近はブログの更新が全然状態です

…ちょっと停滞気味ですね


シャキッとしていきましょう!


今回は外壁用塗料「チャオカラー」のご紹介です


外壁用塗料「チャオカラー」のご紹介_d0015306_17182919.jpg


たくさんの問合せをいただいていますが

そんほとんどが、いわゆる業者さんで、ユーザーからの問合せはごく僅か

それはそれでいいのですが、多分建築家から指定されて

慌てて探しているということでしょうね


ゲインでは、「チャオカラー」を工場塗装品でお届けしています

建築現場で塗装しても悪くはないですが

その場合は、外壁板を取り付けた後からの施工になることが多い

これが悪いとまでは言いませんが、あまり褒められたことではありません


なぜなら、無垢の木の板は、必ず四季を通じて、必ず微妙に動くのです

外部に晒されると、太陽光の直射と雨や雪をモロに被ります

湿潤と乾燥の繰り返しで、木は膨張と収縮を繰り返します


ちゃんと施工していれば、実が外れるようなことはありません


問題なのは、板に塗料を後塗りした場合

木が動くと、塗装できていない面が露出する可能性があります

塗装してない板面は、塗装したものよりは劣化が早くなります


そういった弊害を除去するには、現場に届く前に

予め、板の両面を塗装するプレ塗装をするしかないし

またそうした方が、いろんな意味でコストダウンにつながるのです


さてこの「チャオカラー」という塗料の特徴をお伝えしておきましょう

まずカラーは顔料を使用。これに紅花油と亜麻仁油を合成しています

これに天然ワックスであるカルバナ蝋を含ませているため

塗装面に撥水性と硬化光沢を惹き出すため、耐久性が向上しています

米国の強制劣化(促進耐候性)試験でSWOM1000時間という、実際の

年月に換算すると、かるく10年は塗り替えの必要がない塗料ということになります


でもこれはあくまで試験結果ですので、そのまま信用してはダメです

日本の気候環境は、米国と比べて比較にならないほど厳しいのです

私の経験からはせいぜい5年間かな…

しかしそれでも他の塗料よりははるかに耐久性が高いことは間違いありません


他に無鉛乾燥剤とFDA溶剤(FDAとは米国食品安全局認可という意味)の

イソパラフィンを合成して、乾燥を速めています

イソパラフィンは石油系溶剤ですが、一応認可はされているとしても

人体や生物に無害ということではありません

室内に使用するならば、ゲインでは絶対にお奨めしませんが

室外に使用するのであれば、まあ問題はないでしょう

2回塗りが基本で、通常は1リットル当たり10㎡で、ラフ面では半分になります


実際に塗った面は、かなり厚みと艶のある印象です

外壁塗装用としてお奨めできる塗料のひとつです

まだ他にも推奨塗料がありますので、順を追ってご紹介していきます


チャオカラーのお問合せとご注文は、ゲインまで直接ご連絡してください


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by MUKUZAIKENKYU | 2012-11-15 09:55 | 木の家 国産材 無垢材
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