生きて生かされて

生を得て

この世に生きて

そうして例外なく

すべての生命は死を迎える


この当たり前の真実を

この絶対的な真理を目の当たりにして

人類は

生ある内に

文化を 文明を造ってきたのだ


生が死と死のはざまにあるのか それとも

死が生と生とのはざまにあるのか

分かっていることは

人は有限の生の合間に

必死になってモノを造り

つなげていく生物ということだ


先月末に

私の母が他界した

病気と格闘すること、二十数余年


その間、死線をさまようことが二度あった

そして昨年末より容態が悪化

今年に入って、一旦は持ち直したときもあったが

ついに力尽きた


これまでの二度は「頑張れ!」と

快復することに願いを込めて付き添った


しかし三度目になる今回は

母の病気と闘う姿が

あまりに痛々しく

快復することは願うものの

同時に「楽になってもいいんだよ」と

母をなだめる自分がいた


八十半ばを過ぎた母に

ついに二度と会うことができなくなった


急に猛烈に寂しくなった

一人でいることが耐えられそうになくなった

心が弱くなったんじゃない

「俺は、子どもだったのだ」と痛感する


そして今どこまでも想う

ありがとうございました、と

生かされてきた人生に、改めて心底気づくことができました

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by MUKUZAIKENKYU | 2013-04-03 18:45 | 倫理
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