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無垢の木のαピネンとは

雨が上がったばかりの山々を見ると、時々青く見えることがあります

元々は緑色のはずが青く見えるのは、青色だけを反射する物質が

山々を覆うからです


その物質は、フィトンチッドと呼ばれている植物が放散する精油成分です

テルペンともいいますが、その中でも「αピネン」や「リモネン」などは

空気の清浄化や最近の繁殖を抑える成分でもあります


この成分は、主に針葉樹にたくさん含まれていて

杉やヒノキ、松が代表的な樹種になります


よく宣伝されている木としては「樅の木」があります

これは松科のひとつで、他の木と比べて若干含有量が多い点が特徴です

「樅の木」と「とど松」がほぼ同量含まれています


空気の清浄化や殺菌成分を放散するという意味では

杉もヒノキも変わりません


どこが違うのかというと

香りの違いです


それぞれの木に含まれている精油成分であるテルペンの違いでもあります

これは個性の違いでもあり、性能の違いではありません


メーカーとしては、自社が取扱っている木がイチバンという想いが強いのは分かりますが、

ゲインとしてはどれかひとつに肩入れすることはありません



無垢の木の製品の善し悪しを決めるのは

樹齢と乾燥方法のふたつに収斂されます


乾燥方法では天然乾燥と人工乾燥がありますが

前者が天候や気候に左右され、期間が3ヶ月以上掛かります

後者は機械的に強制的な乾燥を促進するため、乾燥時間が短縮されます


木には水分と精油成分が含まれていますが、

乾燥によって、それらが除去されます

水分が蒸発するだけでなく、精油成分も揮発します


水分の含有量は、木の製品としての精度に直接影響します

そのため色んな乾燥技術が開発されてきました


もうひとつの樹齢が関係するというのは

樹齢によって、つまり成長するに従って、その木に含まれる精油成分の量が比例するからです


だから高樹齢で、目が詰まり、よりデリケートな乾燥を行うことが

高品質製品の大前提になるわけです


ただゲインでは、国産材を優先的に紹介することもポリシーのひつでもあります

輸入材をいくら紹介しても、国内の経済的な循環が生まれることがありません

輸入材を使えば使うほど、海外にお金が流出してしまいます


ただでさえ限界集落や将来消滅が予測される町村で危機が叫ばれている昨今です

国産材を優先的に使うことで、お金が国内を循環して

貧富の差を軽減し、木の産地により多くの経済的還元が実現することによって

この危機を少しは止められると思います


この二つの点について、後日改めて掘り下げて考えたいと思います



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by MUKUZAIKENKYU | 2015-07-21 15:24 | 木 無垢材 自然
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