この事務所から5分のところに問題のホテルがあります

構造計算偽造事件で問題になっているホテルが、当会の事務所からほんの近くにあります


A設計事務所とK建設そのままの構図で出来たビジネスホテルです。
“アルクイン黒崎”は確か10階以上のホテルです。

このホテルが出来たとき、私たちはその工期が異常に早かったのを憶えています。
そのホテルを横目に見ながら、私たちはあらぬ会話をしていました。

「あのホテル、やけに早く出来上がったなあ」

「最近急成長中のゼネコンが建てたらしいよ」

「へええ、でもあの建物なら、最低でも8ヶ月から1年近くは掛かるはずだけど、不思議だねえ。」

「何でも新しい施工方法でやっているから、後期が滅茶早くできると言ってたね。」

「でもなあ、コンクリートの耐久性が出るまでの乾燥時間や基礎から内装までの時間を考えると、どうしても最低8ヶ月は掛かるはずだけどねえ。」

「何か魔法でも使ってるんだろ。」

「魔法?仮に使うとすれば、基礎は薄いは、柱や梁がみんな一回り小さいんじゃないのかねえ?一番期間のかかるところを手抜きすれば、3ヶ月ぐらいは早くできるしな。コンクリがまだ乾燥しないうちに、スラブを乗せたとかな。」

「そんなことしたら、倒壊するぜ。ひょっとしたら張りぼてで造ってんじゃないの?」

「審査機関があるから、それをパスするということは、やっぱまともに建ったということなのかな?」

「審査機関も、天下りの連中ばかりだしな。馴れ合ってるんじゃないのかね。」


 そんな会話をしたことを憶えています。
 やってくれました。ただでさえこの黒崎という街は、どんどんひなびていっている最中です。

 大きなものとして、最初はトポス(ダイエー系)の撤退、長崎屋の破綻、ダイエーの撤退、黒崎そごうの破綻、コムシティの破綻、そして長崎屋の跡地に建ったアルクイン黒崎の営業停止。泣きっ面に蜂とはこのことでしょう。一連のこのことは、すべてこの10年間で起きたことです。

 何をやってもうまくいかないこの街、黒崎。企業城下町でありながら、企業自体は元気を取り戻しつつあるのに、街は依然としてというよりますます寂れていくばかりです。
 この間久しぶりに商店街を歩いたら、全体の3分の1は閉店している状態でした。
 ここまで低迷しているのかと愕然としました。

 私たち研究会には、この街を活性化させる秘密のアイデアがあります。
 でもお金がないので出来ません。またこの街はあまり活性化させたいとも思いません。
 残念ながら、小倉の繁華街が一連の暴力団の事件のために酔客が激減したように、ここも風紀が良いとはいえないところがあります。

 当ブログの趣旨とはあまり関係のない話でした。
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by MUKUZAIKENKYU | 2005-11-30 18:43 | コラム 政治・経済・社会
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