豊洲市場問題は、小池都知事の誕生なくしては語れない
小池さんは、知事選前から、都政の闇の部分を知っていたのでしょうね
もしこれが自民公明が支持した「増田」さんや
突然野党が慌てて統一候補とした「鳥越」さんでは
絶対に日の目を見なかったでしょう
この十数年間で、やっと都民はまともな判断をしたといえます
豊洲の地下空間を、誰が指示したのか、明らかにすることは
都庁の担当者を尋問するか、あるいは設計事務所に問合せれば
簡単に判明する問題です
にも拘わらず、都庁は「確認中」という回答しか出さない
設計事務所は「守秘義務」を楯に、回答を拒否している
人物や部署を特定できないということは、そこに問題が潜んでいるということです
ある意味、すでにあぶり出しができているということです
豊洲の地下空間を、一度も視察していないのは自民党都議団だけです
そしてそこに都庁の行政を影からコントロールしている権力の存在があります
政治というのは、金と権力を求めると、
必然的に本来の政治活動(地域行政と福祉、環境整備)には無関心になります
無関心という意識が蔓延すればするほど
都庁は判断停止という風土が充満して
それを利用して、権力を行使して、あらゆる不正や不義がはびこるようになるものです
小池さんは、この病源を知ったからこそ、あえて自民党に予め伝えることなく
除名覚悟で、単独で旗を挙げたのだと思います
小池さんを、都民は元より、国民も皆で応援しましょう