家の教養という分野

 教養面=家作りの基本をしっかり踏襲している家。奇を衒わない、伝統とオリジナルを融合統一した家。素材をしっかりと吟味している家。

 家の教養について その2

 家づくりの大前提とは何でしょうか?
 単に木を使うとか、シックハウス対策だとか、耐震・免震だとか、ほとんどのメーカーや工務店が一生懸命に宣伝をしています。でもようく考えてみましょう。本当に想いを持って家を考えれば、こういうのってただの目先対策でしかないんじゃないの?

 あまりに同じような触れ込みの宣伝が多くて、住まい手は辟易しているのではないでしょうか?そして肝心要の本当の家の選び方は、誰も教えてくれない。

 しっかりした本物の構造材としての木ひとつ探すのは結構大変なのです。材木屋は木が専門の会社だから、材木屋に訊く?

 そう考えると、一見正しそうに思えますが、実は最初から間違っているのです。

 まともに材木のことを勉強して、木の適材適所などをきちんと教えることができるところは、はっきりいってほとんどありません。残念な現象ですが、事実です。
 多くても20%以下です。私たちは10%もないと思っていますが、・・・。

 木の家の前に、家自体の問題があります。家は物置小屋でもなければ、工場でもありません。集会所でもなければ、店舗でもないはずです。
 最近は店舗設計を小じゃれた雰囲気にデザインした「家」が増えつつあります。

 私たちが考える家とは、まずそこには人が住むということ。複数の人と複数の世代が、そこに住みつづけるということ。そして周囲の環境とマッチしながら、その環境にいい影響を与えるのでなければならないと考えています。

 「健康住宅」とか「健康増進住宅」とか、盛んに宣伝しているビルダーやメーカーがいますが、私たちが見たところ、1件を除いて、見事に駄目でした。

 彼らは無垢の木をふんだんに使用することや、換気設備を充実?させただけの家ばかりでした。床暖房をして、床が冷えないから、健康に良いといっている業者もありました。
 冗談じゃあありませんよ!設備がなければ、その家は一体何になるの?これを二目と見られぬ厚化粧といいます。

 本質的なことは、目に見えないところにあるのです。(次回に続く)
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by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-09 19:14
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