家の教養について その3

 家は空中に築くことはできません。

 マンションのような住まいでも、2階以上のところに住んでいても、全体としての建築物は地上に築かれています。

 家は土地の上に建っていることから考えなくてはなりません。意外ともっともおろそかにされる点です。

 どんなに耐震や免震構造の家を建てても、地盤が弱ければ、何の役にも立ちません。多くのハウスメーカーやビルダーは結構無頓着に家を建てています。

 家を建てる前に、建築予定地の地盤をしっかり調査確認することが、家の教養のイロハのイです。

 岩盤の上や十分に締まった土地であることを確認しましょう。

 新興の宅地などは、里山を削った場所が多いため、家が建てられるように盛り土をして平坦な場所を造ります。そのときの土地の状態はフカフカです。

 だからいろんな方法で土地を締めます。ある程度均し終えると、後は自然の四季に任せます。「雨降って地固まる」を実行します。

 傾斜地が多いため、排水をしながら土地を締めていきますが、しっかりした地盤でない場合、どんなに排水しても土地は締まりません。

 そこにたくさんの家が建つから、また建っているからといって安心するのは間違いの下になる可能性があります。
 だって業者以外は誰も知らないケースも多いからです。みんな知らずに(知らされずに)、後は群集心理に任せて、その土地をつい買ってしまうのです。

 しっかりした地盤の上に家を建てる。絶対にこだわるべき第一の教養です。

 地盤が良いに越したことはありません。もし良くなければ避けた方が無難です。でもどうしてもその土地しかない場合は、必ず地盤改良をしなければなりません。人為的な改良のため、自然本来の強さは出ませんが、強度と安定さを確保するためには何が何でも実行するべきです。

 そして次にその土地の環境です。

 周辺の状態を知る必要があります。それは単に近隣との付き合いを考えることも大切ですが、人付き合いよりその土地そのものの環境を知る必要があります。

 それが“場”です。

 目に見えないけど、最も重要な点です。それはそこに住む、そして住み続けるための基本的な条件です。

 家の建築予定地だけでなく、その周囲も含めて“場”の状態がよければ理想的ですが、そういうところはあまりありません。

 “場”とは磁場でもあります。地球上にあるものは、どこにいても地球の磁場から逃れられません。

 それだけならまだいいのですが、人為的な「磁場」は確実に強化され、遍満化しています。そのためこの100年間で地球の磁場は元々の強さから50分の1まで低下したとも言われています。人工的な建設が進行して、それに伴って上下水道が整備され、地下にも人為的な構造物が敷設されます。

 電線や道路も整備されます。
 そして携帯電話の普及に伴い多くのアンテナが街中はもとより田舎や山奥までも建設されています。人の生活がある限り、送電のための高圧線はどんどん延伸されていきます。

 今やどこにいても、目には見えませんが、ありとあらゆる電磁波が空中を飛び交っているのです。

 人間はこの電磁波に影響されないわけがありません。

 土地の磁場が乱れ、自然のものは日増しにその氣を枯れさせています。食物の保存が利かない、植物がすぐ枯れる、生物の成長が悪い、病気がちになる、事故が多い、どう作っても食べ物がまずい、早死にが多い等々。氣が枯れる、ケガレつつあるのです。

続きます。
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by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-16 18:05
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