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家・住まいの教養 その15

 やっと復帰できました。

 HPの中に『家を育む土地』という名称のページを作りました。トップページに扉がありますので、そこから入ってください。 http://www.h3.dion.ne.jp/~yamaiti/

 このページは、まだ未完成なのですが、伝えたい内容はほぼ完成しています。
ただ文字ばかりなので、結構集中力が必要です。近い内に、もっと読みやすいように写真等を入れて緩急のリズムを作る予定です。

 さて14までは構造材としてのコンクリートについて簡単に述べました。専門的に語ることも出来ますが、それはこのブログの趣旨ではありませんので、さわりだけで通過します。

 今回は鉄、です。

 鉄は建造物の構造材としては最もコストの掛かる製品です。それは直接売り買いをする場面でのコストという意味ではありません。トラスやH鋼などでは木より安いものもあります。

 鉄と木を同じ体積である現場に納品するまでに掛かる、生産から消費までに掛かるコストのひとつとして、どれくらいの石油を消費するかという比較表があります。

 鉄は木のざっと55倍の量の石油を消耗します。アルミにいたっては約240倍消耗します。

 最近スチールハウスだのアルミ合金何とかとかいう「家」を販売している会社が、次々と倒産しました。当然といえば当然です。化石燃料をざぶざぶ消費するような家に、想いのある人は住むことはないのです。

 金属はそれだけで反響音を生みます。
 一時期「高断熱・高気密」を謳い文句に、実体はペットボトル住宅を勧めるような行政の動きがありました。
 御用学者とメーカーの息のかかった役人が称揚した結果、シックハウス症候群が一気に増えてしまいました。

 高気密は日本の住まいの文化としてふさわしくありません。ごく一部の地域を除いて、高温多湿の気候条件に、日本の家の文化は、敵対するのではなく、人間も含めて適応する道を選びました。

 この視点を抜きに「もっといい家が欲しい」とか、正義の味方ぶった稚拙な本が出回っていますが、裏にある建材メーカーの顔がちらちら見えてきました。

 実際にその家に入ってみると分かりますが、構造材を鉄骨などで造った家は、家全体がよく反響します。物音が物音を通り越して騒音になることが多いようです。

 私たちは家や住まいの構造材には、反響の反対の静けさを求めます。防音ではなく、遮音、あるいは抑音です。

 そして家全体を支えるものですから、熱を伝えないものを求めます。熱を伝える素材では、その素材をどんなに被覆しても、素材同士の組合せで家は出来ているため、熱の伝達を抑えることができないからです。

 そしてもうひとつ、電気を伝えないものとしての素材を求めます。

 その理由は電気を伝える素材では、家の中では当然多くの電気製品を使うため、壁内では多くの配線がなされているため、電気を使用するたびに、その素材は磁化するのです。

 それを反復すると、確実に磁化していき、将来的には立派な磁石になってしまいます。しかも大地の自然の磁場ではなく、人工的な磁場ですので、健康にいいわけがないのです。

 構造材として使われる素材ですので、磁化してしまったら、生活のあらゆる方向から、乱れた磁場を浴びることにつながるのです。そして一旦磁化してしまった素材は、簡単には元に戻れません。

 磁場障害は、まだはっきりと公表されていませんが、確実に拡がっています。
(次に続く)
by MUKUZAIKENKYU | 2006-04-13 15:47
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