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木の家の基本 “木”を知らずに何を建てるのだろう?

本日はとりあえず内閣の更新日ということです。

 これまで何とも不可解な顔ぶれの内閣でしたが、おそらく揺り戻し現象としての個性的重鎮組閣になることでしょう。目的は次の総選挙対策の陣営作りです。それ以外に動機はないでしょう。

 政治政策とその立法が主たる活動の政治家ですが、選挙対策は党利党略が最優先されるようになっています。国民の生活を離れた政策はやがて官僚主義社会を強化させ、政治家は省庁や官僚に飼い馴らされていきます。

 国家の経営と国民生活は、一部特権階級とその子分たちの利益を優先すると、自分たちの豊満な生活から、この世の圧倒的多数の労働者の生活の実態を忘れ、自分たちの自腹は肥やし、反対に彼らから「税金」という名の下で、国家の経営資金を強制的に収奪するようになります。

 その中には「福利厚生費」という名で、特定の省庁が自分の懐に入れることはあっても、国民生活のための福利厚生費が含まれていることはほとんどありません。

 こういった問題点をクリアしてこそ待望される政治家なのですが、果たして新内閣の顔ぶれはどうなるでしょか?超が付く鈍感リーダーの下です。旗を振るのは猫に鈴をつけるより難しいかもしれません。

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 以前にも述べましたが、杉は九州から本州北端まで自生林や植林地帯で覆われています。260種類以上という豊富な樹生を持った木です。

 ピンからキリまで実にバラエティーに富んだ木なので、その用途は土木材から高級銘木まで多岐にわたります。

 樹脂の豊富なものでは、建築に使用すれば、時間を経るにつれて、内部の油分がゆっくりと表面ににじみ出てきて、独特の艶を帯びていきます。とりわけ芯の赤身部分の経年変化は光を柔らかく反射してワックス以上の輝きを生みます。

 杉の杢目では柾目の赤身で目が詰まったものでは、ヒノキよりはるかに高価になります。

 杉の柔らかさ、手触り、香り、杢目、性能は、もっとも身近な木でありながら奥の深さを感じざるを得ません。

 ただ樹齢の浅い木や白太ばかりの杉では、そういう効果を期待するのは無理があります。

 “地産地消”で、最も利用される木は杉とヒノキですが、樹齢も含めて、建築に適した杉であるかどうか予め確かめる必要があるでしょう。
 そうでないと、“地産地消”という名で得をするユーザーもいますが、何も知らずにババを引かされる消費者も自動的に生まれてしまいます。

 本物の木をお届けするもののひとりとして、こういった“地産自縛”に変質してしまって、多くの善良な住まい手に損をさせてはならないと思います。

 私たち研究会は、独自の視点と基準から選別した木を提供しています。これでいいということはありません。常に新たに本物を求め、全国を巡り、また日進月歩で品質向上を怠ることなくまい進しています。

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by MUKUZAIKENKYU | 2007-08-27 09:36 | 木の家 国産材 無垢材
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