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宮城県のある医療法人での不祥事とパニック症候群

 最近の不祥事に関するニュースで、宮城県のある医療法人の理事長に対する職員の退任要求事件がありました。

 その理由は、セクハラや公金の私的流用でしたが、そこの職員が涙ながらに退任要求をしている姿を見て、また当の理事長の会見での言動を見て、これはもっと深い事情があることが透けて見えてきました。

 それはその理事長の普段の生活態度や抗鬱剤のリタリンの大量服用が疑われている事実から、これは理事長の精神崩壊過程での一連の不始末ということが分かります。

 ある看護師の言うように、理事長が理事長室に向かう間に、何度も転び、よだれを流し、言語失調をきたしていたとしたら、これはパニック症候群への対症療法としての抗鬱剤の服用が常習化した結果、精神に異常をきたしているということです。

 看護師や職員が、なぜ理事長の病状について、一言も言及しないのか不思議で仕方ありませんが、私の周囲にいる二三人のパニック症候群の患者と、ほぼ同一の症状のようです。

 おそらく自主的な判断能力は、相当程度低下しているでしょう。もはや自力での回復は不可能でしょう。しかもリタリンのような常習性がある禁止薬物を、普段から大量に服用しているとなると、薬効が切れる頃になると、鬱症状だけでなく、禁断症状も発生するために、ある意味精神の錯乱状態に陥ってしまいます。

 パニック症候群のまずい点は、本人が重度の被害妄想でありながら、その妄想に気がつかないところです。

 だから心配して周囲が忠告したり、助言する者は、彼にとって憎むべき敵にしか見えなくなります。

 今回は医療法人の理事長という立場上、周囲も忠告や医療措置ができず、結果的に専横を許し、そして弾劾せざるを得なかったのだと思います。これはあくまで正常な人間に対する態度ですが、理事長はおそらく自分が何をしているのか、全く理解できず、周囲にいじめられているとしか理解できていないでしょう。

 比較的社会的地位の高い人が、この病気にかかると、周囲から一層孤独を深めやすくなる傾向があります。だから自主的に治癒する機会を逸するのです。本人が元々どんなに素直な人間だったとしても、パニック症候群に陥ると、人間性は180度変節してしまいます。

 これは本人を苦しめ、周囲も苦しめてしまいます。しかもこれなら治るという薬がないため、心の交流療法以外に、有効な方法がありません。

 でも地位が高いと、そこに権威や権力が付帯するため、周囲を遠ざけてしまうことが多いのです。…厄介、ですね。
by MUKUZAIKENKYU | 2008-07-19 12:41 | シックハウス 化学物質過敏症
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