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忙しい!非常に忙しいリッチの世界

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 今朝も、雨上がりの道を45分間ウォーキング。ホテルクラウンパレス八幡の周辺と一宮神社を一回りする格好で楽しんできました。

 事務所に着くや否や、注文と問合せが連発、そして知り合いのK氏より、何やら相談のような、中間報告のような電話が入り、それへの対応コメント。そうこうしている内に、午後からの訪問準備のための、新製品のチラシ印刷がまだ途中であることに気づき、慌てて開始!

 合間を縫って、黄砂で汚れた愛車を磨き上げ、何とか福岡市内の打合せの準備が完了しました。


 昨日のWBC決勝戦では、訪問先全てがテレビに釘付けで、仕事らしい仕事になりませんでした。でも、野球にそれほど強い関心があるわけではない私でも、この試合は、実にすごかった!

 勝利しての喜びというより、韓国との接戦の緊張感から解放されたという安堵感の方が、先に来ました。

 これほど目が離せない試合は、滅多にないでしょう。日本の選手たちの表情が、皆素晴らしかった。世界一という勝利者としての確信に満ちた笑顔は、日本人全体を勇気づけてくれました。


 とはいったものの、昨日の付けが今日に回ってきたかのような忙しさ。当ブログも、19時に着手。ほとんど誰も読まないかもしれませんが、とりあえずの習慣です。


 今月は、どういうわけかアイデアが再び爆発して、新製品のシリーズ化が完成しました。

 昨日も今日も、スケジュールは、リクエストをいただいた建築家の方々と、試作品の検討会で埋まっています。


 やはり本物とは、本物に値する木とは、産地の無垢材をそのまま紹介や販売するだけでは、絶対に実現しないと確信しました。

 各地の選別した個性ある優良材を、自身の知識と技術を総動員して、もうひとつ高い次元の無垢材として生産すること。それが新たな価値を創出することにつながり、本当の意味でホンモノに成る(=止揚される)のですね。

 もっといえば、人の想いが木を通して、ある形に成る。それはコンセプトであり、熱意であり、創意でもある。それらの思想が、試行しながら、少しずつ智慧として蓄積され、ある地点に達すると、木は木であって木ではなく、木でないと同時に木である世界を引き寄せる。

 それはそれを必要とする人々だけでなく、それと出会う人々のほとんどに、感性のインパクトを与えずにおかない。

 哲学は孤高でありながら、同時に普遍的なメッセージとして、いろんな形となって、人間社会に浸透していくものだと思いました。


ホームページ→ http://www.h3.dion.ne.jp/~yamaiti/
by MUKUZAIKENKYU | 2009-03-25 19:13 | 学術 哲学
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