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自然の法則と運命の法則

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 昼間は暖かくて、春を実感できるのですが、朝夕は放射冷却のせいか、まだまだ結構寒い日々が続いています。

 今朝は、気持ちがいいため、寝坊してしまいました。朝の30分の遅刻は、どうにも取り戻せません。今日は早朝ウォーキングをあきらめ、昼食後ウォーキングに変更です。桜並木の下を歩き、足元に咲くチューリップ畑の中を歩く予定です。

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 菜の花は五部咲きですが、今週末には私たちの心を温めてくれるでしょう。


 季節の移ろいは移ろいではなく、本当は更新の姿です。ある人物が、成功したければ、自然の法則を知ることだ。自然には一切の無駄がなく、すべてが宇宙の智慧に満ちているといっていました。

 安岡正篤氏は、「運命の法則を掴むと、それに支配されないようになる。自主性が高まり、創造性に到達する。つまり自分で自分の「命」を生み、運んでゆけるようになる。」と、示唆に富む言葉を残されています。

 自然は生成と消滅の循環の中に、絶えず「新」を生みつづけています。でもそれは交替あるいは更新という形態による「新」の誕生です。だから無から生まれたものではなく、意味の脱皮=進化なのだと思います。

 人間の人生や社会も、それぞれのスピードや要素は異なりますが、「進化」し続けています。

 地上に生きるすべての生物は、地上に目をやるかぎりは、常にある競争の中にいます。植物も動物も、自身の繁栄と競争に打ち勝つ力を身につけ、闘い、敗れれば死滅し、勝てばより増殖します。

 でも増殖しすぎると、繁栄の陰から、腐敗と劣化が進行して、ある日自滅することがあります。そして他の生命が、そこから新たに生まれてきます。

 人間とその社会も、全く同じようにできているようですが、その「法則」を掴むと、忽然と世界が変わってきます。無数の生命のひとつではなく、確固とした「生命」の確立は、正義への信念を自分のものにすることから始まるようです。

 かつて勤皇の志士と呼ばれた人々が活躍した時代がありました。彼らは、自ら命を捨てる覚悟を持って行動し、時代を刷新しました。逆に言うと、命を捨てる覚悟があれば、如何なる抵抗や障害も乗り越えることができるだけでなく、社会と歴史をも変える=造化することができるということです。

 自壊しつつある人間や社会は、世界中に生まれ、この日本でも、どこにでも見受けられるようになりました。商業的には、人を利用することで私利私欲を満たそうとする者や約束したことは簡単に反故にする、嘘をついて相手を陥れる等々。

 でもそうやって、そのときそのときの小さな繁栄に浮かれ、人を侮る者や会社は、間違いなく罰を受けるようになっています。

 その反対に、いかなる境遇にもくじけず、自分自身の信念を確信を込めて行動し続けることは、そのときは誰も見向きもしないかも知れません。でもそれはやがて大きな力となって、あるタイミングでホンモノとして形となります。

 正義にはスピード感はありませんが、時代を動かす力があるからです。それが分かっていれば、人間はホンモノの智慧と見識、胆力と寛容力を体得することができるはずです。

 今日も、そのような素晴らしい出会いが待っています。見えないけど、人間の意志を超えて働く力は、本当は人間の意志の力から生まれていることが分かる瞬間でもあります。

 私の人生、頭のてっぺんから足のつま先まで、どこまで行っても、“熱意”“誠意”そして“創意”以外はありません。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-03-30 10:58 | 成功と裕福
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