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連休を前にタイムスケジュールを

木の案内舎ゲインのゴトウです。

 昨日の土曜は、景気の後退を反映しているせいか、まあ電話の少ないこと・・・これは一般部門の話ですが、ゲインのお仕事には暇はありません。

 建築家のリクエストに応えるべく、ヒアリングに数時間かかり、後は資料の検討からまとめ、レポートを原稿20枚分を制作。来週提出の準備を完了しました。

 ウェスタンレッドシダーの不燃木材について、経験知だけではなく、科学的な見地から、その長所と短所を提示します。木のプロとして、知的好奇心にも100%応えられるのでなければなりません。専門家とは名乗るものではなく、実証する存在です。


 専門家といえば、地方自治体の知事職も該当するでしょう。権力も集中するので、強力な立場です。この10年前から、知事職の方が政治家より立場が鮮明であることもあり、その能力の有無が明確に露出します。

 かつての宮城県知事、長野県知事、高知県知事や、今でも都知事や神奈川県知事、宮崎県知事や大阪府知事は、毎日のようにワクワクするような活動をしているといえます。

 知事職が耳目を集めるようになったことは、今後の地方分権のための布石として歓迎しますが、またそれに応えるような人材が選出されてきたと思います。でもね、今度の千葉県知事の誕生は・・・まともじゃありません。

 これはどう考えても、レベルが低すぎます。自民党の支部長が「完全無所属」を唱えて立候補することも、候補者としての資質なしといえます。それを自公が応援している事実。当選後のパフォーマンスも、何これ?語る言葉に内容も重みも無い。

 これまでに誕生してきた知事とは、絶対に一緒にしてはならないでしょう。自公の傀儡といわれても否定はできないと思います。ただ本人には、そこまで自覚も無ければ、それを知るだけの教養があるとは思えません。


 さて世間ではゴールデンウィークということで、長いところでは16連休の会社もあるそうです。私にとっては、もっとも教養と知識を集中的に蓄積するチャンスです。

 そのためアマゾンから10冊取り寄せました。「易経」から「内臓脂肪の取り方」まで、ノウハウ本もありますが、私は すごい人の半生記が大好きです。故人のものもありますが、存命の方の半生記は特に面白い。面白いというより、その人の人生と生活に対する智慧と生き抜いた証を知ることができるので、実に楽しい。

 下にその一部をご紹介します。読んでみると、目からうろこかも、・・・。

 

「易経」一日一言―人生の大則を知る (致知一日一言シリーズ)

致知出版社

 

 

世界一の庭師の仕事術 ‾路上花屋から世界ナンバーワンへ‾

石原和幸 / WAVE出版



 昨日届いたのですが、今日までに1冊読了しました。

 ただ本ばかり読むのでは、芸が無い。読む場所を、この連休中は変えようと思います。中日ぐらいに、九重の高原の中で、ヒゴダイに囲まれて、智慧を貪り、想像力を解放することは、実に気持ち良いものですよ。

 一闔一闢(いっこういっぺき)これを変と謂い、往来窮まらざる、これを通と謂う。
                             (易経より)

 素晴らしい言葉ですね。闔は扉、それを閉じてエネルギーを養うことを、「陰」の「坤」。闢は開くこと、外に向かって積極の魂となって活動することを、「陽」の「乾」。

 日常の休息と活動という陰陽の作用が、変化と成長の源となる・・・
                 (致知出版社 易経一日一言 竹村亜希子編より)


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-26 14:22 | 成功と裕福
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