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心の在り方はマンダラの意志

木の(住まい)案内舎ゲインのゴトウです。


 若干の薄曇空、淡い蒼空が、何かしら気持ちを清々しく高めてくれます。日に日に体調が復活して、やる気が漲ってきます。

 ・・・でも、ウォーキングの後は、しばし重い脚をマッサージしなければ、次の行動に移ることができません。もうちょっとの間辛抱するしかありません。

 一旦決めたら、最後までやり通せ!

 うまくいかなきゃ工夫しろ!

 私は、まるで読経のように「ありがとう」「感謝報恩」を繰り返し唱えながら歩いています。近くに人がいないときは、ある程度大きな声で唱えます。

 いつも通りに大声で唱えながら歩いていたら、曲がり角で、犬を連れたおばさんとバッタリ出くわし、逃げるように避けられました。おばさんから見たら、このおっさん危ねえ!と思われたでしょう、・・・。私も、その人の立場だったら、間違いなくそう思います。

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 はぜの実が育っています。夏辺りには、色づいてくるでしょう。冬前には赤く染まって、鳥の持久食になります。


 ゲインの活動は、御用聞き営業ではないため、じっくり話し込むことになります。一日必死で走り回っても、せいぜい3件がいいとこです。因みに、昨日は野暮用も多くて、1件しか回れませんでした。

 でも興味深いいい話を拝聴することができました。九州の産地のひとつ、熊本県の球磨村の活動は、ごく辺鄙な場所ではありますが、なかなか面白い。

 ゲインでは、各地の活動をもっと大きな1本の流れにコーディネートしたいと考えています。一過性のイベントや長くても数年単位の活動がほとんどなので、認知度があまり上がらず、産地の想いがユーザーに浸透するに至らない結果、挙句宣伝予算をどぶに捨てることになる。

 優良な無垢の木の認知度を上げるには、知ってもらうことも必要ですが、それ以上に九州という地域規模で行動した方が良いでしょう。産地見学や良材見本市を行うためには、地域の単発花火ではなく、烽火のように九州各地でローテーション展開すると、より大きな流れを作ることができます。

 ゲインでは、全国の無垢の木をご紹介していますが、生まれも育ちも九州のゲイン、九州に五万とある針葉樹と広葉樹を、もっと優先的に使っていただきたいのが本音です。 九州圏内での木の移動は、低炭素社会と不要コストカットに直結します。

 ゲインでは、これまで内装材として、東北の赤松やクリを使ってきましたが、セレンディピティから、九州に巨大な産地があることを発見しました。赤松もクリも、すべて九州内でまかなえるようになりました。栂の木も、もうすぐ九州発の供給ができそうです。


 国産材の利用が伸び悩んで、山村が廃れつつあります。これを打開するために、多くは行政に頼ろうとしていますが、ほとんど役に立っていないのが現状です。原因は、縦割り行政の範囲内でしか機能しないからです。

 悩みは理性では解決できません。くだらない習慣や癖を取り除くには、霊性の発現しかありません。利用率の減少を解決するには、既成の秩序に頼らず、思いっきり大きなアイデアと理念を掲げることから始まります。

 マンダラ的に発想すると、見えなかったものが見えてきて、関係ないと思われていたもの同士が爆発的に結合します。具体的に?それは秘密です。


ホームページ→ http://www.h3.dion.ne.jp/~yamaiti/
by MUKUZAIKENKYU | 2009-06-02 10:20 | 木の家 国産材 無垢材
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