木の住まい取扱説明書 木の輝きはリッチの源!
日本の住まいを良くする無垢材研究会 木の案内舎ゲインのゴトウです
空梅雨かと思っていたら、土曜辺りからジワジワと低く垂れ込めた雲が、北九州の空に居座り始めました。
景気がガタガタなので、せめてそんな空気に汚染されないように、心をしっかり健全に保つことは、現状打破の要でしょう。
昨日は、死んだ振りをしながら、ゴルフのミズノオープンを観ていましたが、17歳の石川君が優勝。彼の大胆にして繊細なコース攻略は、驚嘆に値します。経験がモノを言うスポーツなのですが、彼には「選ばれた者」としてのぴか一のセンスを感じました。天晴れ、です。
今月も、残すところ今日を入れて2日間。6月の反省と7月の新たな展望をしっかりと抱き、更に前進あるのみ。
上の写真は、人吉の青井阿蘇神社の境内にある樟。先日も紹介しましたが、本殿の横にある司祭所でしたが、そこの空気は、一種独特の高貴さを漂わせていました。認定困難な高樹齢の樟に挟まれた、簡素な造りの空間は、濃密な流れを保っていました。
福岡に戻ってからは、打合せや納品現場訪問の繰り返しでした。そのため、普段の学習が疎かになってしまった。
7月からの後半戦に備え、しっかりと脳みそに栄養を蓄え、目的を見据えて、行動開始です。
ドイツはシュヴァルツバルトの中心的な存在、樅の木の性能と白の美しさに惚れました。
この木は、日本で当たり前のように流通している植林による人工の木ではありません。森林の中で、育ちすぎた樅の木を、森林保護のために伐採したもの。
苗木でも挿し木でもない、親木から落ちた種子から育った本物の天然の無垢の木です。
間違いなく、生命力にあふれる木といえます。それに目が詰まった柾目の表情には、日本の木にはない独特の緻密さを持った針葉樹です。
クリスマスツリーの木には、人々を癒すだけのちゃんとした理由があるんですね。
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