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2009年 01月 26日 ( 1 )

みすぼらしい「木の家」と富裕層の好む木の住まい

木の住まい案内舎ゲインのゴトウです

 月曜です。実働の週の始まりです。・・・外は雪から冷雨に変わり、凍えるほど冷たい風が吹いています。

 それでも今朝は意を決してウォーキングを楽しんできました。小雨が降っていたのですが、どういうわけか、私の歩いている周辺はほとんど降っていません。

 毎度のことなので、気にもしていませんでしたが、おかげでほとんど濡れることなく、マイナスイオンに満ち満ちた空気を胸いっぱいに吸い込み、体中に酸素を行き渡らせました。

 呼吸を整えながら、イメージトレーニングの一環として、強烈なアファーメーションを唱えながら歩きます。そうすると、次第にパワーが漲ってきて、速度が加速していきます。これまで誰にも追い越されたことがありません。イェ~!

 でも星空が見たい、夜明け前の暗弓の空を満たすエーテルに触れたい気持ちが、日増しに募っていきます。


〇本日は文章が長くなります。明日の分まで掲載していますっていうか、書いていたら、切りが悪くなっちまいました。すみません。長過ぎて、辛くなったら、適当な箇所で切り上げて、明日に回してください。〇


 ウォーキングを終えて、ゆっくりとコーヒーを飲みながら朝刊を読みます。いろんな折り込み広告が入っていました。

 娯楽や嗜好的な広告は、まとめてゴミ箱に放り込みます。・・・「本物の木の家」というキャッチが目に留まりました。覗いてみると、・・・何じゃこりゃ!

 〇〇〇ハウスや〇〇〇ホームに、いつも宣伝されている内容を、ほとんどそのまま使っていながら、「わが社独自の・・・」と書いている。街のビルダーさん、大手企業の物真似をして、どこに「独自性」が出せるのかな?ユーザーさんを相当なめてかかっているようです。・・・結局、安売りに走るしか能がないでしょう?

 お! 床も壁も無垢の木で造った家の折込チラシがありました。

 『モデルハウス見学会のご案内』 一級建築士の資格を持った大工さんが造った家のようです。

 チラシの写真から、まず外観を見ると、・・・何じゃこりゃ!デザインの意匠性がほとんど感じられません。木工事の生産性を優先した形であることが、直ぐに分かりました。手抜きではないものの、実に簡単なつくりです。

 しかも何で窯業系のサイディングなの?予算の問題かな?でも「本物の木の家」を標榜するなら、外装も無垢の木で造るのは常識中の常識でしょう。

 続いて、自慢げに掲載している内装写真では、たしかにふんだんに無垢の木を使用しています。

 でも部分的には、まあまあの木を使っていますが、全体的にはいかにもみすぼらしい!・・・

 原因は、同じ杉の無垢材を使っていても、辺材である白太部分がやたらに多いのです。これじゃあ後に三年も経ったら、あちこちで目地が透いたり、板自体が歪んできて、施主さんは大変だろうな・・・

 無垢の木を多用した家では、ほんの少しは隙が出たり、反りがでるのは仕方ありません。自然の素材でありますが、職人さんがどんなに神経を使って製品化しても、そこの環境にもよりますが、ごくまれに歪みが出ることもあります。

 でもそれは十分に材料を吟味し、時間をかけて製品化した上でのこと。材料の質が劣ると、どんなにいい腕を持った大工さんでも料理できません。

 床と壁は杉を使っているけど、梁が何で米松なの?もうひとつの写真では、梁に集成材を使っていました。・・・こんな妥協の産物を作るぐらいですから、さぞお安く上がったでしょう。

 大工さんなら、現場の生産性で勝負しなきゃね。材料代の差額で儲けるのは、工事店のすることではありませんよ。そんなことするから、日本の家は海外のそれと比べて高すぎると批判されるのです。

 設計施工と、会社名の後に説明されていました。これもおかしいでしょう?

 設計にこそもっとも時間がかかるし、脳みそもたっぷり汗を流すのです。設計施工という表現は、施主さんのための設計ではなく、施工のための設計を優先しますといってるようなものです。少しは成長進化して欲しいです(悲)

 以前、そういったビルダーが主催する見学会に行ったことがあります。玄関に立つと、思いっ切り杉のいい香りがしていました。やっぱ無垢の木を前面に出した家はいいなあと思いながら、中に入ると、足元が異常に寒い

 ・・・無垢の杉板の床なのに、おかしいと思いながら、床の表面を触ってみました。冷!杉は木の中でもっとも温かい木で、人間の体温を奪うことがないはずです。

 原因は直ぐに分かりました。床板の杉材は十分に乾燥していない材を使っていたのでした。木が乾燥していなかったら、水分が常時蒸散している状態なので、表面気温が低くなるのです。

 このまま乾燥すれば、後半年もしないうちに、あちこちに隙間ができるだろうと、残念な気持ちでモデルハウスを後にしました。

 同じような表現で、「木の家」を造るビルダーはたくさんあります。その分、本当に良い出会いを体験できるユーザーさんは少数派なんでしょう。

 でも木の住まい案内舎ゲインはあきらめません。必ず良い出会いを創造できる。

 ゲインの活動範囲(実際の地場での巡り合いやネットでのご相談から契約、そして家づくりから引渡し後まで)内に限定はされているものの、より良い波動がゆっくりと伝わり、伝播して、その少数派のユーザーさんを救うことはできます。

 多欲、貪欲は「懐の蒸れ」を惹き起こすだけです。ゲインは、自分の立っているところを、ひたすら掘りつづけます。

 私と同じような想いを持った人々が、全国のいろんなところに居ることを知っています。

 彼らとの目に見えない連帯感を大切にしながら、これからも命を燃やし続けます。


ホームページ→ http://www.h3.dion.ne.jp/~yamaiti/

 
by MUKUZAIKENKYU | 2009-01-26 11:40 | 木の家 国産材 無垢材