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2009年 06月 28日 ( 1 )

天然林の無垢の木、自然乾燥に勝るものなし

木の住まい取扱説明書 木の輝きはリッチの源!

日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです


 今日はゆっくりと起床。夜中に降った雨のせいか、蒸し暑さは半端ではなく、クーラーを入れていても、湿気がまとわりつきます。

 昨日は、今月の締めくくりの準備に追われ、明日からの二日間は事務仕事に集中、・・・と言いたいのだが、実は下関に行く用事ができました。

 南区の建築家Iさんのご指定を受けて、レッドシダーの外壁板を納品するための打合せです。明日から、再びかなり忙しい一週間になりそうです。

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 上の写真は天然のクリを製材して、天日で乾燥させているところです。

 背景の山々が、青く見えますね。これは人体に良いフィトンチッドが、森林に充満しているのです。


 クリは日本全国どこでも自生しています。太平洋戦争までは、クリの産地としては中国地方と九州が中心でしたが、戦後復興の鉄道用枕木として、無節操に伐採されたために、中国地方はクリがなくなり、その代わりにたくさんの杉と桧が植林されました。

 今は、東北の岩手が有名です。ここのクリは、食用のために植林された人工林が中心です。

 そのためか、天然のクリと比べて、全然艶がない。比較的真っ直ぐな栗の木が多いので、建築用としてはおとなしい材になって重宝されるのですが、広葉樹らしいダイナミックさには、どうしても欠けるようです。

 それに乾燥させるために、人工乾燥の処理をすると、樹脂が抜けて、更に艶がなくなってしまう。

 人間は経済的な要求に応えるために、自然の本物の良さを犠牲にしていることに、もういい加減気づくべきです。

 最近は、スローライフという言葉が注目されていますが、それは自然のリズムを大切にすることからしか始まりません。天然の無垢の木は、植林などの人工的な無垢の木と比べて、比較にならないほどの生命力を持っています。

 人工乾燥の在り方、プレカット工場優先の商流は、私たちを、自然からより遠ざけ、滑稽な「ナチュラリスト」や「自然」を謳う似非ビルダーを増やしているようです。


ホームページ→ http://www.h3.dion.ne.jp/~yamaiti/



 
by MUKUZAIKENKYU | 2009-06-28 21:07 | 木 無垢材 自然