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2010年 01月 22日 ( 1 )

生かすも殺すも、・・・

日本の住まいを良くする無垢材研究会  木の住まい案内舎ゲインのゴトウです


 
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 樅の木の床 平柾無節


 無垢の樅の木の床を、木材用オイル+木蝋ワックスで仕上げました。

 そうすると、それまでただただ白かった木肌が、妖艶ともいえる良い艶のある風合いに変わりました。


 無垢の木を活かすとも殺すも、塗料次第です。

 石油系の溶剤が入った塗料は、健康を害する恐れがあるので、絶対に使わないほうが良いでしょう。

 米国のFDAの認可だから大丈夫なんていってるメーカーがありますが、そんな動機で使用して、これまでどれだけ多くの健康被害者が生まれてきたか、・・・歴史を知る者は、良心にかけて使用しません。


 無垢の木を活かすも殺すも、人次第です。

 木は喋りもしなければ動きもしません。そんな木を、人が住む場所に届けるには、それを施工する方々、その中で生活する方々のために、何をしなければならないか、またしてはならないかを知っておかなくては、責任を全うできません。

 でも実際の業界や流通には、それを妨げる多くの障害が待ち構えているのが現実です。単なる値段の安さだけに走ると、間違いなくユーザーの望んでいるものは手に入らなくなります。

 ユーザーさんが直接購入することができれば、それがベストです。なぜならゲインの想いや無垢の木の説明だけでなく、その後のメンテナンスや手入れの仕方まで、きっちりお伝えできるからです。

 良心的な工務店さんに遭えれば、それも可能ですが、木を知らない、安い価格にしか興味がないといった工務店になると、ゲインのコンセプトを伝えることができなくなります。


 ゲインでは、人にも魂があるように、木にも魂を感じています。木そのものだけでなく、木を支える大地、水、空気、光、それらの自然の結晶が木だと考えています。

 人間も、もちろん自然の最高傑作です。でも単に自然の産物ではなく、奇跡的な存在だと思います。サムシング・グレートが創造した存在だと思います。

 もし人間が、古代の日本人のように謙虚で、ある意味賢ければ、今のような環境破壊は、まずしなかったでしょう。


 ある武道家が、胆力を養うには、古典を学べといっていました。どんなに苦しい鍛錬であっても、最後には胆力がモノを言うといいます。

 でもその胆力は、単なる鍛錬では身につかないそうです。古典という書から、魂を引き継ぐという修練を経なければならない。それで、初めて「文武両道」という。

 文なき武は、ただの粗野。武なき文は、それを生かす場所を知らない。

 このことは、これに限らず、人生や生活、仕事にも、そのまま当て嵌まるようです。


ホームページ→ http://www.h3.dion.ne.jp/~yamaiti/


 
by MUKUZAIKENKYU | 2010-01-22 12:05 | リッチな人生