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2010年 04月 22日 ( 1 )

トータル・プロデュースの胎動

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     木の住まい案内舎ゲインのゴトウです


 2010年度プロジェクト進行中!

 より多くのユーザーさんに利用していただくために、ゲインの社会的使命を果たすために、不足しているモノを完全に補い、すでに整っている世界を、さらに強く高く築き上げなくてはならない。

 と、ひしひしと感じる今日この頃。今週に入って、数名のユーザーさんから照会をいただきました。

 おひとりは東京のH様。もう一人は岐阜のO様、さらに福岡市在住のYさんとMさんから。異口同音で、「ゲインさんが取り扱っている床や壁材が良いのは分かるけど、家全体を、つまり家の骨組みの材料(構造材)まで出してもらえるのでしょうか?」、と。

 「もちろんできますよ。でも、Hさんのご住所は東京で、量のかさむ構造材を運ぶには、それなりの運搬代がかかるので、そういった負担をさせては申し訳ないし、私が出向いて、地元で良い木を出しているところを探索して差し上げましょうか」

 「いや、ゲインさんが愛されている木で建てたいのです。後藤さんが責任を持って探してくれるのはありがたいけど、それまでの経費を考えたら、ゲイン指定の九州の杉を送料をかけて届けてもらった方が間違いないし、安上がりでしょう。・・・」

 東京のH様と岐阜のO様には、送料負担をしていただくのが恐縮なのですが、それならと割り切って、ゲインがしっかり見届けた素晴らしい構造材を提供できるように、九州の産地としっかりタッグを組みなおすことにしました。

 これからの計画なので、実現するまで後半年はかかるでしょう。Yさんとは、近くということもあって、Yさんの要望にあう建築家を紹介することが、最初の仕事になりました。でも聞いてみたら、すでにある工務店に声をかけているとのこと。

 こうなると、けっこう厄介なのです。その工務店さんが、私の知っている建築家と旨くつながれば良いのだけど。これからの課題になりました。

 ・・・実際に、こういった問合せをいただきながら、ゲインとしては構造材には積極的ではありませんでした。ホントは良い産地も良い木も、どこにあるか知っていましたが、まだ道途上で、そのままにしておいたのです。


 でも昨年から段々と多くなるユーザーさんからの「構造材まで対応して!」というリクエストを無視するわけにはいかなくなったのです。自分でも気づかなかった側面を、ユーザーさんや建築家の方々の方が、よく見てくれているんですね。ありがたいことです。

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 ちょうど出荷したばかりで、残った丸太しか撮影できませんでした。木口が黒く見えますが、それは木の灰汁が出ているのです。この灰汁が切れたとき、アヤスギ本来の鮮烈な赤みが甦ります。

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 アヤスギの梁材の残材があったので撮影しました。見事な赤みですね。

 九州では当たり前のことですが、オビアカが一般材として最も多く流通しています。特別品質が良いからというわけでもありません。とにかく成長が早く、量産向きの木のため、結果としてそうなっているといっても良いでしょう。

 ウヰスキーに例えれば、オビアカがサントリー角瓶で、アヤスギはニッカの竹鶴になりますか、・・・

 アヤスギを含めた地域材を小国杉と呼びます。小国杉は、厳密に分けると、アヤスギ、ヤブクグリ、ヤクノシマの3種類になります。

 ヤブクグリは品質の安定性にいまいち不安がありますが、それ以外のアヤスギ、ヤクノシマは、美しく高品質な木が比較的多く取れます。

 ゲインのプロジェクトが、ここから再び胎動し始めました。

 本物の無垢の木によるトータル・プロデュース事業は、確実に前進しています。多くの建築家とユーザーさんから、いろんな形でリクエストされ、これまでジッと案を温めてきました。

 無垢の木トータル・プロデュース ゲイン
by MUKUZAIKENKYU | 2010-04-22 11:26 | 木の家 国産材 無垢材