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通行止めと約束止め

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     住まいの木案内舎ゲインのゴトウです



 やっぱり昨日は大変でした。・・・案の定、都市高速は通行止めに、・・・。

 しかも注文していた商品は、予定時間になっても届かない。

 予定の打合せを繰り下げるわけにもいかず、北九州市を、文字通り東奔西走の一日でした。帰り着いたのは、夜の7時を軽く回っていました。

 都市高速は、氾濫の危険がある紫川の先から、山だらけの門司区一体までの部分止めだったのが幸いしました。西半分をフル利用して、何とか用件全てをこなすことができました。

 夕方5時過ぎには開通するだろうと思っていた高速は、ついに終日通行止めのままでした。門司区から、小倉の足立インターまでの移動が、通常15分あれば着くのに、45分もかかってしまった。


 今朝は、まだ小雨ながら、雨は降り続いています。一瞬土砂降りになったのですが、小康状態になったのを見切って、ウォーキングを敢行。・・・近くの河川の水量も、昨日の半分ぐらいに収まっていました。


 さてさて昨日の現場Sでは、建築家のSさんから、新たなリクエストをいただき、メーカーさんに早速手配。

 すると、不思議なことに、そのメーカーさんが販売している商品ばかりの問合せと注文が、連続して舞い込んできました。

 その商品名とは、“水性ナチュラルホワイト”に“木蝋ワックス”、おっとそれだけではありません。ついでに“下地用オイル”に“ベンガラ”と、・・・ぜ~んぶ、塗料でした。

 あの~、ゲインのメイン商品は、“無垢の木”なんだけどおお、…。


 しかもS現場では、ある約束が反故にされていたことが判明して、怒りとショックを抱えながらの一日になってしまった。

 この案件では、建築家のSさんと、今年の1月から3ヶ月間かけて材料の吟味と選択をしました。何度も打合せをした結果、やっとある形になりました。

 そこから入札となり、施工主の工務店が決まります。落札した工務店には、ゲインを代表して挨拶に伺い、それまでの経緯を説明。そこの担当者のIさんも、時機が来たら注文するという約束を取り付けました。

 メーカーさんにも、経緯を説明しておきました。

 そろそろ納品する時期になるのに、まだ連絡が入りません。おかしいと思い、担当者に連絡を取るも、「大丈夫。もうちょっと待って。後で連絡します。」という返事でした。

 それから1週間も経ったでしょうか、他の用事で、その現場に行くと、なな何と、当社が納品することに決まっていた製品が、そこにあるではないですか!・・・


 建築家に確認したら、なんかそこの工務店の協力会社が、相当横車を押して、「安くしますから納品させて」と、担当者を拝み倒したということです。Sさんは、「担当者から、後藤さんに連絡ひとつなかったんですか?・・・それはひどい」

 メーカーさんにも問い合わせたら、「最後の最後まで現場名を言わないもんだから、・・・分かっていたら、絶対出荷しなかったんだけど」という返事。

 「材木っていう業界は、荒んでますねえ。ドロボウの住処みたいなところバイ」

 材木屋を名乗っている会社の90%が、いわゆる材木ブローカーという材木業界。

 その材料に辿り着くまでに、ゲインがどれだけ智慧を絞り、建築家と話し合ってきたか、どれだけの労力が注ぎ込まれてきたか。そこにかかった経費を、全てどぶに捨てる羽目になるとはね。

 こんな苦労を知りもしない、材木屋を名乗る材木ブローカーは、他人が一所懸命に下ごしらえして作った料理を、一滴の汗もかかずに掠め取ることがナリワイです。

 その工務店さんに、約束は守るという当たり前の良心があれば、こんなブローカーを相手にすることもなかったと思います。

 けしからんこともたくさんありますが、こんな小さい(ホントは大きい。予定の受注高に、もろに響きました)ことにかかずるより、もっと正しい良心と正義に充ちた世界は、いくらでもあります。

 決して迷ったとは思いませんが、こんなことはまれにあるもんです。だって業界の90%が、ドロボウのようなブローカーだから、出くわさない方が珍しいでしょう。


 今日はすごい出逢いが予定されています。建築家の中の建築家と呼ばれている方に会える日です。

 昨日のことは、ある意味、そのための灰汁落しだったのかも知れませんね。


住まいの木案内舎ゲイン
by MUKUZAIKENKYU | 2010-07-15 10:21 | マーケティング