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いよいよ来週、移転完了します。

 脚、腕、背中、ぜ~んぶ筋肉痛!!

 事務所の設備や備品を、少しずつ移動しています。大物は、碁盤でした。一枚平均約20kgを20回手で運び終えました。翌日は、眠いし、全身が重い。太ももがパンパンになっていました。

 ショールームの床を桐油で塗装しました。膝まづいての作業のため、途中で、腰は痛くなるは、膝が痛くなるは、折からの高温晴天のため、額から汗がぼたぼた流れ落ち、あごが出ました。

 仕上がりは、当然美しい。から松と能登ひばが、桐油で艶やかな光沢を持って、光って見えます。

 外壁はから松の縦張り、オスモのワンコートオンリー ローズウッド色で塗装仕上げ。
 人によっては、焼き鳥屋みたいと思われるかも知れませんが、色合いとしては最も上品で重厚な趣があると思います。

 来週移転完了まで、もう少しです。
 ここまで応援してくれた多くの方々に感謝します。不可思議な縁を感じます。人の意思を超えた、限りなく大きな意志の力を感じます。
 足を引っ張ったり、誹謗する輩もいますが、私は、お天道様の意志を実感しながら、自らに恥じぬよう信念を貫きます。
by MUKUZAIKENKYU | 2005-07-24 12:54 | 日記

新事務所移転計画

 事務所を移転します。
 8月になったら、改めて報告します。今月は、そのためかめっちゃ忙しいのです。

 従来通りの「材木屋」は、特定のお客様だけを対象に維持します。当社の技術やノウハウを認めていただけるお客様、あるいは友情を築くことができるお客様です。
 何でもかんでも、すぐに持って来い!、安くしろ!段取りが悪くて、取替えや返品が多発する「取引先」は、残念ながら、当社のスタンスに合いません。

 今後建築業界では、材木業界と建材業界は、確実に衰退していきます。突出した業者がほとんどいない業界では、皆目くそ鼻くそです。いずれ電話帳から消え去るでしょう。閉鎖的な業界組合の「井戸」の中で、小さなパイを奪い合っているだけですから、最終的にはポリシーを持った10億以上の売上を確保できる体力のある企業だけが数社ほど生き残ることになるでしょう。

 産地やメーカーに、無条件に頼りきった世界であるかぎり、プライスリーダーはもとより、オピニオンリーダーも誕生しません。

 技術はない、知識は経験知のみ、製品の品質は産地・メーカー任せで、文句や値引き要請だけは100人力では、いずれ産地やメーカーからふるいに掛けられることになるでしょう。
 変化も発展性もないところでは、人間は腐れるだけです。取引先の業界に染まっていることも、その一因でしょう。
WIN-WINの関係を築けない商売は、これからの時代では、単なるデジャブです。

材木屋の原点に戻り、「材木屋」を越えた材木屋として、勇気を持って、まい進します。
by MUKUZAIKENKYU | 2005-07-16 11:26 | 日記

やっと到来した梅雨で思うこと

 今年は、空梅雨かと、半ば諦めつつ、でもホントに空梅雨になると、農作物はかなり値上がりするだろうし、何よりも各地で断水が始まり、稲作は決定的なダメージを受けることになる…と、想いを巡らせていました。
 最も降雨が少なかった地域に、今度は集中的に降雨がありました。「降れば、土砂降り」とは、「泣きっ面に蜂」と同意語です。
 良いお湿りになったといいたいのですが、やはり暑い、蒸し風呂に入ったような暑苦しさ、梅雨の晴れ間はサウナ状態です。

 梅雨という季節は、世界中で日本にしかありません。

 なのに梅雨もなければ、降雨も日本の10分の1以下の国の木を輸入する、使用することは、 日本人にとって何のメリットがあるのか?
 日本の木には、高い耐水性を持つ木がたくさんあります。当然です。

 海外にも、耐水性を持つ木はありますが、日本に輸入される主な木は、北米産、北欧産が中心です。松系の木はそれほどでもないのですが、一般にいわれる「米栂」(文字通りのあだ名で、木の性質や特質を表したものではありません。)は、実は米もみ、もみの木の一種です。
 この木が盛んに輸入されて、一時期木造住宅にも、柱や梁に利用されたことがありました。
 結果はどうだったでしょうか?
 シロアリのえさになっただけです。

 水湿に弱い木が、なぜ市場に浸透したのか?単に安かっただけでした。
 何のポリシーもなく、知識や良心もなく、ただ儲けるために輸入された結果、日本の住宅、とりわけ木造住宅は、目を覆いたくなるほど、質が落ちてしまいました。
 こうなることは、材木屋も工務店も皆知っていたはずです。輸入商社は知らないでしょうが、時の専門家は、予測できていたはずです。

 その結果、家は、孫子に渡してゆく財産ではなくなりました。ローンが後10年残っていながら、建て直さなければならないような「安かろう、悪かろう」住宅が蔓延しました。
 この七八年間は下火になっていたのですが、再びロープライス住宅(ローコスト住宅ではありません)が流行り始めています。

 住まい手は、油断せず、しっかりとした選択眼を持たなければ、30年前の繰り返しを演じることになります。
by MUKUZAIKENKYU | 2005-07-06 08:35 | 木 無垢材 自然