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ちょっとコーヒータイム  教養 その8に入る前に

 日本の住宅産業にツーバイフォー工法が持ち込まれて、かれこれ20年になろうとしています。

 一定程度のシェアを持っていますが、日本の在来軸組み工法の80%には遠く及びません。当然といえば当然です。

 在来軸組み工法の長所:
      国産の材料ですべて賄えること。
      日本の主たる気候(四季・梅雨)に適応していること。
      台風対策(地域によっては積雪対策)を主眼に置いていること。
      増築や改築が容易にできること。
      瓦屋根に適していること。(垂直荷重を逃がす構造)
      横からの応力に対して復元力を持っていること。
      日本各地の特性に応じた材料を調達できること。
      構造用の梁や丸太を化粧用としても部屋内に現しに使えること。


 このように在来軸組み工法は縦横両方向の空間に自由度が高く、その際柱や梁を見せることが可能なため、構造美を楽しめます。更に日本には実に多くの種類の木が建築用として使用可能なため、色、香り、触感、木肌を、一つ一つの木に感じることができます。

 ツーバイフォー(2×4、2×6)住宅では、上記のような特性がありません。

 じゃあ何で一部のビルダーが採用して、一所懸命宣伝しているの?という疑問が生じるでしょう。

 このツーバイフォー住宅が日本の建築業界に持ち込まれた経緯は知っておく必要があると思います。

 日米の貿易摩擦解消のための方策のひとつです。最近やっと報道され始めた米国による「年次改革要望書」という、米国による日本の米国化のためのいろんな分野にわたって行われる要求書が毎年米国から日本に要求されてきました。

 ツーバイフォー住宅もその一環でした。だから一時ある大手ハウスメーカーが主導してこの工法を導入したのです。

 この工法を導入するメリットは、ポチ?!政府からの要望でもありますので、導入企業は制度的に多くのメリットを享受できるのです。これは一部のハウスメーカーにとどまらず、行政側からも推進されてきました。

 「輸入住宅促進協議会」なるものを耳にした方も多くいらっしゃると思います。官の側からの押し付けです。ある都市でもこの協議会を設置して、そこの市長が旗振り役をしています。
 ところがその市長宅と市長の官舎は純和風の数寄屋造りでできています。
 …コメントする気にもなれません。

 最近ツーバイフォー住宅の3階建てが認められましたが、それも「年次改革要望書」に準じたものです。

 日本人が日本人のために考え、作り出したものではないのです。

 米国では伝統的な工法のツーバイフォー工法ですが、米国の降雨量は日本の10分の1以下です。しかも年間を通じて気温差も余りありません。梅雨という季節もありません。台風もほとんど来ません。そういう土地・気候に適した工法なのです。だから使用する素材には無頓着なのです。

 日本では素材の選択をおろそかにすることはできません。

 米国で台風が襲った地域は軒並み家屋が跡形もなく吹っ飛ぶか、二階部分がなくなっている光景を目にしますが、台風には実に虚弱な工法なのです。

 日本では台風で倒壊した家屋はありませんが、それは日本なりに工夫しているからです。それと住宅事情の違いもあります。米国では日本のように家屋が1メーター前後で隣接しているところはほとんどありません。米国のように十分な余地を確保しているのは、その分風をまともに受けることにもなります。

 また日本は平野部が少なく、海がなければ山に囲まれているため、台風を直に受けることが少ないという利点がありますが、米国では平野部が圧倒的に多く山間部も台地状になっているため、台風は上陸した後も、当分の間は風力が落ちないのです。

 ツーバイフォー工法は床工法とも呼ばれています。床の強度を高める工法だからです。だから二階建てのときの一階部分に大きな空間のリビングを設けることが容易にできます。
 この一点がウリで伸びてきたともいえます。

 広いリビングは実に気持ちのいいものです。でも一旦作ってしまったら、二度と改築はできません。間取りの変更も不可能です。

 日本の家は柱を中心に間仕切りを考えて建てられますが、ツーバイフォーでは床そして壁が中心です。柱がありません。柱のようにするために3本の材料を釘で緊結するだけです。
 壁は一体化されていますので、壁を取り払うこともできないのです。

 最近鉄骨プレハブのメーカーが集成材の梁を応用した家を売り出しています。あまり旨くいかないのでしょう。今度は2×4(2×6)を打ち出してきました。

 おそらくメーカーの社長も、ツーバイフォーを売りにしている地域ビルダーと同様に、本当の家づくりという視点からかけ離れた別の視点から取り扱い始めたのだと思います。

 別の視点?当然、金儲けに決まってます。
 人には売っても、自分ならこんな家には住まないと、ある工務店の社長が言っているのを思い出しました。

 在来軸組み工法の長所をご紹介しましたが、このままでは公平ではありませんので、ツーバイフォー工法の長所も挙げておきます。ご参考にされてください。

ツーバイフォー工法の長所:
            床や壁をすべて同一の種類とサイズの木で組み立てることができる
            床や壁を一体化するのでユニットの剛性を向上できる
            大きな面積の間取りが簡単にできる
            日本の大工のような職人技が不要なため人件費を抑えられる
            柱や梁を加工するための切込場が要らない

 両方の工法について簡単に説明しましたが、敢えて短所は開示しません。長所とは人間もそうですが、過ぎたるは及ばざるが如し、です。その裏面がすべて短所になります。

 でも短所とは言っても、人それぞれの感性や思惑、利害があります。それは千差万別です。だから私たちが短所といっても、ある人にとっては長所になり、その逆の場合もあります。

 ただこれだけはしっかり憶えて置いてください。

 在来軸組み工法では国産の材料から輸入材まで応用ができます。実際日本の木造住宅の梁には米国産の「米松」という素材が圧倒的に使用されています。

 しかしながらツーバイフォー工法では米国産の材料しか使用されません。この排他的な工法が果たして日本国内で何をしたがっているのか、よく見極める必要があると思います。
 安易にこの工法に飛びつくことは、日本人としてもっとも大切なあるものの致命的な亡失につながるのではないのでしょうか?

 
by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-26 10:06

家・住まいの教養について その7

 前回基礎のポイントについて述べました。

 基礎は家が建ってしまうと、普段全く目にすることがなくなりますが、家を支える最も重要な部分ですので、しっかりとその工程を確認しておいた方がいいと思います。

 地盤改良から割栗石(ぐり)からバラス、填圧、基礎の掘り方、配筋作業、型枠作業、コンクリート流し込み、養生(期間)、天場均し等々、多くの工程を経て基礎は完成します。

 腕の悪い業者が作業をすると、基礎の天場の不陸(凸凹)が出ます。これではその上に敷く土台を水平に置くことができません。

 最近猫土台(基礎パッキンとも呼びます)仕様の家が増えていますが、単に等間隔に配置していっても、この不陸は解消できません。

 この不陸がないか、もしあればそれを解消して水平を確保しているか、しっかり確認しましょう。ここの手を抜くと、後々家自体が傾く原因になります。

 基礎と床下環境の問題に入ります。

 家の床から基礎の間には、欧米型の住宅と異なり、日本では床下の換気を目的に適当な空間が設けられます。 
 これは日本独特の工夫なのです。高温多湿の気候、とりわけ梅雨時期での湿気対策は、日本で家を建てる場合、絶対にクリアしなければならない条件です。

 輸入住宅の一部の業者は、米国式にべた基礎のすぐ上にツーバイ材を床代わりに敷いたり、空間を設けても配管スペース並の10センチ余りしか空間を確保しないところがあります。

 日本の気候下で、こんな施工をすると、家は湿気のために瞬く間に傷んでしまいます。

 ただでさえシロアリに弱い米国のツーバイ材は、湿気に対しても脆弱な木です。たとえ人工乾燥を施していても、環境としての湿気対策を怠ると、やがて湿気のために腐朽菌などが繁殖して、最悪の場合はシロアリを呼んでしまいます。

 日本で家を造るときには、高倉式とまでいかなくても、十分な換気スペースを確保することは当然の認識になっていなければならないのです。

 輸入住宅や奇を衒った工法を宣伝しているビルダーには、こういった常識的なことも分かっていないところがあります。十分注意しましょう。

 (次に続く)
by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-24 18:28

家・住まいの教養について その6

 教養のイロハのイとして5回にわたり、家が建つ大地の正常化について述べてきました。

 どんなにお金をかけて立派な家を造っても、その家が建つ土地の状態が悪ければ、家は長持ちしないばかりでなく、そこに住む家族にも悪影響を及ぼすことをお伝えしてきました。

 耐震や免震の対策を家屋の構造だけで済ますことは本来できないことなのです。

 テレビや新聞で大小のメーカーが宣伝している地震対策の家は、ほとんどが中途半端なのです。これまでの長い間メーカーが宣伝してきた家の工法や仕様は、ユーザーの耳障りがいいものではありますが、ほとんどすべてが一面的です。

 土地の次は基礎です。

 今日では一戸建ての住宅の基礎は、べた基礎・布基礎が常識になりました。基礎同士を床一面をべた基礎にすることで連結して、基礎の不陸(凸凹)を解消し、家を基礎全体で支えるためです。

 そして地盤から上がってくる湿気を防止することにもなります。

 そのために基礎を作る際に必ず施さなければならない仕様があります。

 そこの地盤と家の重量に応じた適切な厚さの基礎でなくてはなりません。

 基礎に使用されるコンクリートはそれ自体では単に重いだけで強度が出ません。そのためにその内部に十分な強度を持たせるための鉄筋を配置するのです。水平面と垂直面すべてに行き渡り、それらすべてが相互に緊結されていなくてはなりません。

 犬走りもなくてはなりません。犬走りとは、基礎の立ち上がり面から外に向かって数十センチの巾で水平に伸びている外部基礎のことです。

 見かけは単に外部に出ているだけのようですが、実は基礎の地中への不要なめり込みを防止する機能を果たす大切な部分です。また基礎全体の傾きをも同時に予防します。

 そのためたとえ土地が狭いからといって、犬走りを狭くすると、その分傾きを予防する効果が低減してしまうのです。

 当然のことですが、その犬走りにも鉄筋が他の基礎部分と同じように配置(配筋)されていなくてはなりません。ここに鉄筋が配置されていない家は、外部から見るとすぐに分かります。布基礎と犬走りの境界近くに必ずといっていいほど亀裂が入るからです。

 亀裂が入るだけならまだしも、犬走りが崩壊している家屋も時々見かけます。鉄筋が入っていない証です。犬走りはお供えの餅ではありません。基礎を支える大切な腕のような機能です。

(続きます)

 次回は基礎と床下環境について
by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-22 09:06

家・住まいの教養 その5

 炭素埋設は、ケガレチでは欠かせません。イヤシロチで炭埋を行うと、その土地は遥かに清浄化されます。

 考え方にもよりますが、イヤシロチは永遠に不滅というわけではないからです。元々イヤシロチだったが、周辺の土地が人工化やそれに伴う汚染等でケガレチ化されるケースも多いからです。

 前々回にも述べましたが、この100年間で地上の磁場は50分の1まで去勢されてしまいました。ということはそれだけケガレチが増加したともいえるのです。

 土地は人為的な区画や所有地の境界線を字図などで見ることは出来ますが、実際にはすべての土地はつながっています。だからここはイヤシロチだからといって安心していると、ケガレチの悪影響を継続的に受けることになります。

 ケガレチ化するのは何も土地からだけではありません。空中からも影響を受けます。電波塔や高圧線、変電所の増設などで、電磁波や低周波によってそこの地磁気は変調します。

 その影響からイヤシロチを守るためにも炭埋はバリアの役割を果たすのです。

 最近友人に連れて行ってもらった近くの寺院は、ただでさえイヤシロチなのに、本堂や境内、周辺の駐車場にまで大量の炭埋を行った結果、きわめて強力な氣を放っていました。

 炭埋に使用する炭は、備長炭や竹炭ですが、問題はその質です。

 炭を作るとき、その用途に応じて燃焼温度が異なります。炭埋用の炭は、防湿や防臭用のそれとは異なり遥かに高い温度で作られます。その結果その炭は高伝導体に変化します。焼き方によっては超伝導体にまでなるということです。

 もしイヤシロチ化を目的に炭を求めるなら、必ず品質証明を取りましょう。値段は炭埋用の方が高いのですが、ネットなどで市販されているものを安易に信じると痛い目に合います。

 国産の炭は海外のものと比べてかなり高い。人件費と希少性が原因ですが、本当は国内で作る炭の方が安心です。また国内でのメーカーは大量生産をするだけの規模がないため、どうしてもコストが高くつくからです。

 政府や行政がまともな神経を持っているならば、地球温暖化防止を視野に入れて、そして国内の森林を循環型資源とCO2吸収固定化の武器として保護育成するならば、荒廃した山野で手付かずのまま竹林が延び放題になっている場所を抑え管理するならば、国内の需要に十分対応できるはずなのです。

 国内の竹林を炭埋用に積極的に利用すれば、みるみる森林がよみがえるのです。竹は根が張らないため、山の保水力を去勢します。山崩れや下流域の洪水を予防するためには、川上の竹林は駆逐しなければなりません。

 炭埋を積極的に推進すると、一石二鳥でも三鳥でもなる効果が期待できるのです。

 家を建てるときには、是非このことを考えて欲しいと思います。

 では次に「基礎」の項目について述べます。
by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-20 13:56

住まいの教養 その4

 前回は、家や住まいの建つ土地の環境について述べました。

 多くの人工物のために、地球上の磁場は100年前と比べて50分の1まで低下していると述べました。そのため地上の磁場はいつも不安定で、生物の生命状態に深刻な影響を与えつつあります。

 こういう状態の土地を氣が枯れた土地として氣枯れた=ケガレタ(穢れた)土地=ケガレチと呼びます。

 これは土地の状態であって、地盤の強弱とは直接関係がありません。地盤がどんなにしっかりしていても穢れた土地はあります。

 別の言い方をすれば、どんなに立派な家でもケガレチに建てると、その家は物質的にも精神的にも栄えることがありません。

 RCの家ではコンクリートの乾燥が進まず、家全体がいつまでも湿気でじめじめしています。内部結露があちこちに発生して、屋内にある食物はすぐに腐れてしまいます。人やペットは健康状態が優れません。

 木造住宅では構造材の木の傷みが早くなります。曲がらないはずの木が曲がったり、シロアリなどの虫がつきやすくなります。人やペットの生物は健康状態が崩れやすくなります。

 もちろん木造住宅の方がRC住宅よりは遥かに健康に適していますので、生物は長生きできますが、繁栄という点から見ると、どうしてもブレーキがかかるでしょう。

 土地の磁場が正常化された状態を“イヤシロチ(弥盛地)”と呼びます。正常化とは、大地本来の強さに磁場が強化されていることです。

 その効果はケガレチのそれと正反対になります。

 マイナスイオンが常時発生している状態になります。そして血液が浄化されます。食物の保存性が一気に高まるため省エネルギーを促進することになります。

 庭木や観葉植物の生命力が高まるため、いつも若々しく成長し、みずみずしくなります。

 湿気による災いを予防し、防臭や防虫効果が高まります。構造材などの木は長持ちするため家の耐用年数が遥かに伸びます。

 当たり前のように書いていますが、事実だから当たり前のように書いているのです。

 ネット上でいろんなサイトが炭や埋炭を販売していますが、本当に理解して販売しているサイトは僅かしかありません。よく見極めてください。

 炭にもいろんな種類があります。質が異なるのです。炭の効用はいろいろ紹介されているので、ここでは述べる必要はないと思います。

 効用とは目的に応じた働きを指します。だから炭であれば、何にでも使えるわけではないのです。ここら辺が多くの消費者がコロッと騙されるところです。

 適切な炭素を地中に埋設すると、自動的にその土地はイヤシロチ化していくのです。

 一般的な暖を取るためや湿気を取るための炭では効果は期待できないのです。

 金儲けに目がくらんだサイトや工務店の勧める炭素埋設には十分注意しなければなりません。もちろんしっかりとした考えを持って炭素埋設を実行している工務店や販売店もありますが、ほとんどが片手落ちなのです。

 このブログで、この項目を“家・住まいの教養”という点に限定している理由がここにあるのです。
by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-19 17:08

家の教養について その3

 家は空中に築くことはできません。

 マンションのような住まいでも、2階以上のところに住んでいても、全体としての建築物は地上に築かれています。

 家は土地の上に建っていることから考えなくてはなりません。意外ともっともおろそかにされる点です。

 どんなに耐震や免震構造の家を建てても、地盤が弱ければ、何の役にも立ちません。多くのハウスメーカーやビルダーは結構無頓着に家を建てています。

 家を建てる前に、建築予定地の地盤をしっかり調査確認することが、家の教養のイロハのイです。

 岩盤の上や十分に締まった土地であることを確認しましょう。

 新興の宅地などは、里山を削った場所が多いため、家が建てられるように盛り土をして平坦な場所を造ります。そのときの土地の状態はフカフカです。

 だからいろんな方法で土地を締めます。ある程度均し終えると、後は自然の四季に任せます。「雨降って地固まる」を実行します。

 傾斜地が多いため、排水をしながら土地を締めていきますが、しっかりした地盤でない場合、どんなに排水しても土地は締まりません。

 そこにたくさんの家が建つから、また建っているからといって安心するのは間違いの下になる可能性があります。
 だって業者以外は誰も知らないケースも多いからです。みんな知らずに(知らされずに)、後は群集心理に任せて、その土地をつい買ってしまうのです。

 しっかりした地盤の上に家を建てる。絶対にこだわるべき第一の教養です。

 地盤が良いに越したことはありません。もし良くなければ避けた方が無難です。でもどうしてもその土地しかない場合は、必ず地盤改良をしなければなりません。人為的な改良のため、自然本来の強さは出ませんが、強度と安定さを確保するためには何が何でも実行するべきです。

 そして次にその土地の環境です。

 周辺の状態を知る必要があります。それは単に近隣との付き合いを考えることも大切ですが、人付き合いよりその土地そのものの環境を知る必要があります。

 それが“場”です。

 目に見えないけど、最も重要な点です。それはそこに住む、そして住み続けるための基本的な条件です。

 家の建築予定地だけでなく、その周囲も含めて“場”の状態がよければ理想的ですが、そういうところはあまりありません。

 “場”とは磁場でもあります。地球上にあるものは、どこにいても地球の磁場から逃れられません。

 それだけならまだいいのですが、人為的な「磁場」は確実に強化され、遍満化しています。そのためこの100年間で地球の磁場は元々の強さから50分の1まで低下したとも言われています。人工的な建設が進行して、それに伴って上下水道が整備され、地下にも人為的な構造物が敷設されます。

 電線や道路も整備されます。
 そして携帯電話の普及に伴い多くのアンテナが街中はもとより田舎や山奥までも建設されています。人の生活がある限り、送電のための高圧線はどんどん延伸されていきます。

 今やどこにいても、目には見えませんが、ありとあらゆる電磁波が空中を飛び交っているのです。

 人間はこの電磁波に影響されないわけがありません。

 土地の磁場が乱れ、自然のものは日増しにその氣を枯れさせています。食物の保存が利かない、植物がすぐ枯れる、生物の成長が悪い、病気がちになる、事故が多い、どう作っても食べ物がまずい、早死にが多い等々。氣が枯れる、ケガレつつあるのです。

続きます。
by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-16 18:05

家の教養という分野

 教養面=家作りの基本をしっかり踏襲している家。奇を衒わない、伝統とオリジナルを融合統一した家。素材をしっかりと吟味している家。

 家の教養について その2

 家づくりの大前提とは何でしょうか?
 単に木を使うとか、シックハウス対策だとか、耐震・免震だとか、ほとんどのメーカーや工務店が一生懸命に宣伝をしています。でもようく考えてみましょう。本当に想いを持って家を考えれば、こういうのってただの目先対策でしかないんじゃないの?

 あまりに同じような触れ込みの宣伝が多くて、住まい手は辟易しているのではないでしょうか?そして肝心要の本当の家の選び方は、誰も教えてくれない。

 しっかりした本物の構造材としての木ひとつ探すのは結構大変なのです。材木屋は木が専門の会社だから、材木屋に訊く?

 そう考えると、一見正しそうに思えますが、実は最初から間違っているのです。

 まともに材木のことを勉強して、木の適材適所などをきちんと教えることができるところは、はっきりいってほとんどありません。残念な現象ですが、事実です。
 多くても20%以下です。私たちは10%もないと思っていますが、・・・。

 木の家の前に、家自体の問題があります。家は物置小屋でもなければ、工場でもありません。集会所でもなければ、店舗でもないはずです。
 最近は店舗設計を小じゃれた雰囲気にデザインした「家」が増えつつあります。

 私たちが考える家とは、まずそこには人が住むということ。複数の人と複数の世代が、そこに住みつづけるということ。そして周囲の環境とマッチしながら、その環境にいい影響を与えるのでなければならないと考えています。

 「健康住宅」とか「健康増進住宅」とか、盛んに宣伝しているビルダーやメーカーがいますが、私たちが見たところ、1件を除いて、見事に駄目でした。

 彼らは無垢の木をふんだんに使用することや、換気設備を充実?させただけの家ばかりでした。床暖房をして、床が冷えないから、健康に良いといっている業者もありました。
 冗談じゃあありませんよ!設備がなければ、その家は一体何になるの?これを二目と見られぬ厚化粧といいます。

 本質的なことは、目に見えないところにあるのです。(次回に続く)
by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-09 19:14

家の教養という分野

 教養面=家作りの基本をしっかり踏襲している家。奇を衒わない、伝統とオリジナルを融合統一した家。素材をしっかりと吟味している家。

 家の教養は、人の教養と同じく、その後の格を決定付けるもっとも大事な部分です。

 教養のない人は、どうしても思慮に欠ける傾向が強くなります。さらに感情のレベルが低くなりがちです。だから世界観や価値観が狭隘になってしまいます。

 感情面では短絡的に同化したり、その反対に拒絶の態度を取り、中庸という肝心な態度ができません。粗野な傾向は、支配-服従といった主従関係に利用されるとき、暴力に変質します。

 家の教養は、上記の内容を必ず持っていなくてはならないでしょう。如何に質の高い、そして多くの教養を持つかで、家の品格が決まるからです。

 品格に欠ける家は財産価値のない家です。法律的な価値基準ではなく、人がどう評価するかです。たとえ中古住宅でも、こういう家に住みたかったと言わせることが出来れば家の価値は下がりません。

 それは気配りが行き届いた家です。単なる機能性や性能評価ではなく、人がそこに住み続けたいと思わせる配慮が、家の構造から間取り、内装材の質と配置にわたって満たされていることが肝心です。とりわけ見えないところに想いが行き渡っていることは大切なことです。

 ここで妥協したり手を抜くと、ろくな家は出来ません。

 家の安定性や耐久性、住み心地、ひいては家族の団欒や繁栄に関わってくるからです。
by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-08 11:14

トータルパーソンがあるならトータルハウスもあり!

 トータルパーソンとは、人生に必要不可欠な要素を全体的にバランスよく満たした状態の人のことを指します。

 あるノウハウでは、それは6分野に分別されていて、健康面、精神面、社会面、経済面、家庭面、教養面のそれぞれにおけるアイデンティティを確立するためにそれぞれの目標を設定し、優先順位を追って、逐次達成して、最終的にはトータルパーソンとして自己実現を果たすというものです。

トータルハウジング。ハウジングという言葉ははっきりいって好きではありません。日本語的な語感としてパッとしません。(○○ハウジングという会社の方がいらっしゃったらごめんなさい。)

HOUSE=家  HOME=家庭・本拠地 HOUSING=住宅供給

 トータルハウスとは何でしょうか?
(トータルハウスという言葉は理想的な状態としての家のことを意味しますが、世間にある「トータルハウス」という名の会社とは何の関係もありません。)


 上記の6分野がそのまま当てはまります。

 健康面=住まい手の健康にいい。不健康にならない。病気になる原因を除去する。

 精神面=住むということは住みつづけること。住まい手と建築家の想いが生きる、倫理観のある家。設計思想の高い家。

 社会面=家族だけでなく、多くの人が集いたくなる家。友人や知人の訪問が絶えないオープンな家。周囲の環境に良い影響を与える家。

 経済面=住みつづけるということはメンテナンスをすることにつながります。メンテナンスが出来るだけ必要のない家。仮にメンテナンスが必要になっても費用の掛からない家。
 さらに普段の生活の中でも、光熱水道費が極力低減できる家。

 家庭面=家族全員のそれぞれの立場と要望に応じた家の造りと間取り。疲れない、癒される家。一家の団欒を前提にした家。

 教養面=家作りの基本をしっかり踏襲している家。奇を衒わない、伝統とオリジナルを融合統一した家。素材をしっかりと吟味している家。

 これらのそれぞれの要素をきっちり満たしている家が本当の意味でいい家といえます。

 この中の分野のひとつでも欠けるといい家は出来ません。そして一つ一つの分野で本ができるほどの条件やノウハウがあります。

 例えば教養面だけでも、それを充実させるならば、家を建てる場所の地盤が磐石であることが要求されます。
 どんなに耐震とか免震といっても、地盤が軟弱だと軽い地震が来ただけで異常に揺れるだけでなく、傾いてしまうからです。

 そして最初から(完璧はないとしても)完璧を目指すのでなければ、中途半端な妥協の産物でしかないありふれた家が建てられることになります。

 いろんな工法が盛んに喧伝されていますが、そういう工法が出てきてまだ20年も経っていないのです。本当に正しい工法なのか、誰も実証していませんし、おそらくできないと思います。

 家は実証です。新?工法を合理化するための実証データや試験結果などもありますが、そういう宣伝をしているメーカーやそれを安易に信じてしまう人は、肝心なことを忘れています。

 その家の中に人が住むということ、住みつづけるということです。それは機能や性能を実証したからといって、家を守って、人を守らずが圧倒的に多いものです。

 家は人の五感を通して住みつづけることに応えることができなくては、どんな機能があっても性能が一見良くても、何の答えにもなっていないのです。

次回からひとつひとつ押えていこうと思います。

http://www.h3.dion.ne.jp/~yamaiti/
by MUKUZAIKENKYU | 2006-02-04 17:36 | ビジネス