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9月の花 ヒゴダイ

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 この写真はあるサイトから借用しました。実は私も阿蘇まで行って撮影したのですが、ポンと立つ花は風に揺られることもあって、フォーカスが実に難しいのです。
 私の撮った写真は案の定ピンボケ!でした。

 このヒゴダイは阿蘇の高原に似合う花です。薄紫色の小さな花弁が群れを成して球花を造ります。別名ルリタマアザミとも呼ばれ、なかなか風情のある呼称だと思いました。

 “酒はほろ酔い、花は半開き”という言葉がありますが、このヒゴダイは上部の方から段々と紐が解けるかのように弾けていきます。その細長い花びらは、まるで新体操のテープを彷彿とさせてくれます。

 季節感は失いたくないものです。都市に住んでいると、周りはほとんどがビルでもあるため、狭い天空からは感じることが難しく、また風が吹いてもビル風ばかりであるため、季節の風を嗅ぎ取ることも困難なのです。

 近くの公園に行けば、ある程度は実感できますが、植樹された樹と周りのプランターに収まった草花には四季を感じる数少ない雰囲気があります。

 次回では“感情と想像力”では、トラウマ克服のヒントについて述べてみます。木の家のお話やまたは木についてのご案内は、後数日したら再開する予定です。


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 私たち研究会は、独自の視点と基準から選別した木を提供しています。これでいいということはありません。常に新たに本物を求め、全国にある国産材の中から“本物”と呼べる材をお届けしています。

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メルマガ まぐまぐ 生活情報 『木の家取扱説明書』
by MUKUZAIKENKYU | 2007-09-26 07:15 | 木の家 国産材 無垢材

会氣 北九州市の福祉行政について

 福祉行政の自家撞着

 北九州市は生活保護申請者を切り捨てる行政を行って、多くの困窮者を救うことができないばかりか、死者まで出している始末です。

 現在のK市長は、この反福祉行政を糾弾して新しい市長に就きました。これまでの20数年間は、元建設省出身のSさんだったのですが、北九州市に多くの箱物を導入して市内の景観を一新することになりました。

 これはこれで当時の市から要望されて行ったのですから文句は言えません。ただ残念ながら彼には福祉についての造詣に不足していたことは否めません。そういう意味で彼の引退も時代の要請であったといえるでしょう。

 前回の市長選では元S市長の後継者として候補者が上がったのですが、その方はやはり国交省出身の実力者でしたが、S市長の後継者を自認したために反って自分の首を締めてしまったといえます。

 20数年間の行政には、時代に適応できない灰汁も出てきます。それを改善適応しながら福祉などの弱者救済の施策を実行していたら、おそらく結果は変ったものになっていたのではないかと思います。

 元S市長は、後半では静脈経済を担う方向転換をして、それなりに成果を出してはいたのですが、バブル経済が破綻して以来、北九州市という下請の多い企業群にあって相当数の中小零細企業が追い詰められ、2000年直前からはそれはさらに加速して、見た目とは異なり格差の下敷きになって喘いでいる企業が圧倒的に多い町でもあるのです。

 北九州市は元々石炭の積出港としても発展し、また近隣の元炭鉱従事者も多く、政令指定都市の中では生活保護所帯数は全国でトップでした。そのためその「汚名」をぬぐうことが優先課題になった経緯もあるのです。

 また実際にこれまでの「生活保護」世帯では、本当に保護が必要な世帯もいながら、他では生活保護を受けながらベンツを乗り回している世帯もあり、一般市民からは色眼鏡で見られていることも多かったのです。

 こういった時代と町としての特殊事情が重なって、これまでの福祉行政というより生活保護支援事業は、ある意味時代の変化とは関係なく徹底的に圧縮せざるを得なかったとも言えるのです。

 でも時代はたしかに変わりました。過去の遺物がそのまま残っている地域は市内にはまだたくさんありますが、相手をしっかりと見極めないと、これまで北九州市経済を支えてきた善良な市民まで敵に回すことになります。

 最近北九州方式と、多くのメディアで揶揄されていますが、これは現在のK市長が意識的にリークしているのではないかと思います。30年近くほとんど習慣化された保護切捨て行政は、官僚機構の中でシステムとして定着してしまっていると、容易に想像できます。

 だから外部から追及の手を受けることによって、自覚できるように揺さぶっているのだと思います。企業でも、その内部にいると、自分の事を客観的に見るという感性が麻痺しやすいのですから、官庁の中ではなお更でしょう。役人の中から、義を以て立つ人物が現れることを期待します。
by MUKUZAIKENKYU | 2007-09-25 09:42 | コラム 政治・経済・社会

会氣 感情と想像力 その2補足

テーマから見れば、前回では政治の話に傾きすぎました。(反省)
ここから本番です。

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 想像力とは本来自分の意志でコントロールする力です。意志の煥発こそすべてです。

 でも実際にはこの点が最も難しく、また順番が逆に考えられやすい繊細な部分です。なぜならいわゆる想像力は悪い方向には勝手に働いてしまう始末の悪い心の力でもあるからです。

 あるときの気分が実に憂鬱で、何もかも嫌になるような感情に陥っていたとします。それには直接的な原因がないときがあります。つまり自分でも思い当たらずに、その感情の処理に困り果て、ただ時間が過ぎてしまいます。

 自分では気がつかないのですが、そこでは確実に連想という想像力が働いています。想像する光景によって、その反射作用として感情的な反応が生じるのですから、どこかでその原因となるインパクトが自分の心の中に発生しているのです。

 でも自分では分からない、心当たりがない、思い出さない。
 この反応は往々にしてある種のトラウマから引き出されることが多いようです。自分では見たくない光景としての心的障害を伴う記憶が、何かの弾みで甦り、一瞬のうちに心を感情的に支配してしまうのです。

 見たくない、思い出したくないから、気がつかない状態が続くのですが、実はその記憶の連想に引きずり込まれて喘いでいるのです。その状態から脱出するには、時間の経過が最も楽なのですが、またいつ現れるか分かりません。

 そういった心的苦痛を伴う感情は、根本的に解決しないかぎり、必ずといっていいほど、忘れた頃に現れてきます。忘れさせないぞ!と威嚇してきます。このときに使われる想像力はある種の病域にあるため、心と体のエネルギーをとことん消耗させてしまいます。

 そしてあるとき必ずその恐れていた事態が目の前で発生します。不安感が不安を的中させるために働くように、潜在意識に組み込まれたトラウマの想像光景は、これを克服しないかぎり、その人が生きているかぎり永遠に現実に現れて反復するのです。

 これを克服するには、まず自分を苦しめ続ける、目には見えない(隠れている)原因を自分の力で探り当てなくてはなりません。自分の過去の中でも最も顔を背けたくなる記憶は、心の中ではいまだに続いているもうひとつの「現実」なのです。

 この「現実」を終らせることが急務になります。つまりその反復される記憶を心の中から完膚なきまでに一掃しなくてはならないのです。

 快い記憶は、思い出すと気分を良くしてくれます。成功体験は自信を引き出してくれます。愛は思いやり等の慈悲心を育んでくれます。「あの時は良かった」という郷愁ではなく、そういう記憶は心を癒したり高めてくれる宝物になります。

 ところがそれとは関係なく、たとえば今の現状が自分にとって都合が悪く、また不利な条件ばかりが重なると、ついその事実から物事を考えてしまうため、本来の思考の力を条件付けてしまうことになるのです。

 人間は生物ですので、何かの緊急事態に遭遇するとき、それを乗り越えるために最初に行うのが、記憶のデータを検索することです。事態の解決のために役立つと判断できるデータを探し出し、それを根拠にして知識として利用するのですが、それが過去においても克服できていない場合は、否定的な感情的反応としてのみ現れることが多いのです。

 これもある種の現実に囚われた思考なのです。

 快い記憶でも忌まわしい記憶でも、いずれにせよそれはすでに現実ではない過去の遺物でしかありません。だから記憶に依拠した思考というのは、何も生産しないし、また事態が改革を要するような重要なことになると、全くといっていいほど無力になるのです。

 この記憶に依拠した思考は、繰り返せば繰り返すほど、ひとつの習慣になってしまいます。恵まれた環境にいるごく一部の限られた富裕層では、生まれたときから豊かさというマインドを持つこととそれをどう使うかということまで、習慣として学ぶので、成功は空気を吸うのと同じようにたやすく手にすることが可能だと思います。

 でもこの地球上には、多くの成功者が毎日のように生まれています。富裕層でなくても、また恵まれた環境下でなくても、自分に与えられた環境を克服して立派に成功している人はたくさんいます。

 心のからくりを解き明かして、心の中からその「疫病神」を一掃することは絶対不可欠の要素になります。しかしそれは順番ではありません。一掃して、その後から初めて成功に向かって前進できるというものでもないのです。

 この世にはすべてに対極という存在があります。例えトラウマに病んでいても、それを克服するにはその対極にある存在を以て圧倒しなくてはなりません。それを潜在意識の領域まで浸透させることができた時、これから現れる現実のチャネルが変わり始めるはずです。
by MUKUZAIKENKYU | 2007-09-25 07:10 | 木の家 国産材 無垢材

会氣 感情と想像力 その2

 総裁選の行方を見ていました。

 福田総裁誕生へのシナリオは、まさに調略によって作られていたといっても過言ではないでしょう。

 動機は小泉さんの郵政選挙への振り戻りを阻止するためでした。構造改革といっても、成し遂げられたのは郵政民営化だけです。それ以外の構造「再編」はすべて国民での負担増を前提にしたものばかりです。

 国を救うために国民に犠牲を強いることは、構造改革でも何でもありません。直接税を増やし、保険料は着服、医療費は増やし、社会的弱者は見捨て、地方格差を助長し、さらに消費税増税は時間の問題等々、これは立派な悪政です。

 この動向に鈍感であってはならないと思います。

 パフォーマンスの上手い小泉さんは、見事に論点をずらせて、いわゆる大衆心理をコントロールして、国民の生活を圧迫する政策を次々に実行しました。

 だから今回の総裁選では、自分の政治への揺り戻しになる動向をいち早く叩き潰したともいえます。つまり麻生さんと与謝野さんのラインを悪玉に仕立ててデマを飛ばし、飼いならしたチルドレンたちの軽率な行動を読みきった上で、影から扇動したというわけです。

 この推測は邪推といえば邪推ですが、権謀術数を駆使する政治家の多い自民党内権力闘争にあっては、これぐらいのことは当たり前にやってのけるはずです。

 麻生さんはこれまでは明らかにしてきませんでしたが、心の中では小泉路線を現実的な目線で改善する信念を持った政治家です。福田さんは小泉グループにとって与しやすい人物といえますが、新人事では反小泉グループで脇を固めたようです。

 守旧派による巻き返しは成功しました。

 小泉政治の終焉ともいえますが、やはり小泉さんは自民党内での孤立を大衆操作によるリーダーシップでしのぎきったのですが、残念ながら党内ではほとんどが烏合の衆であるチルドレン以外にはまともな同士や仲間を作り切れなかったのでしょう。

 あまりに強いキャラ立ちのリーダーの下では、しっかりした基盤のある組織ができにくい弊害も発生しやすく、これは企業のみならず政治の世界でも、そこの主役が人間である以上やむをえない傾向なのでしょう。

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 想像力とは本来自分の意志でコントロールする力です。意志の煥発こそすべてです。

 でも実際にはこの点が最も難しく、また順番が逆に考えられやすい繊細な部分です。なぜならいわゆる想像力は悪い方向には勝手に働いてしまう始末の悪い心の力でもあるからです。
(次回へ)

 
by MUKUZAIKENKYU | 2007-09-24 07:40 | 木の家 国産材 無垢材

会氣 感情と想像力

 自民党総裁選は自民党だけの問題ではないのでしょうか?

 わざわざ街頭演説するなら、総裁選ではなく、総理大臣選として、国民に投票権を持たせなくては、この街頭演説の意味は半減してしまうでしょう。

 たとえ実質的に自民党総裁がそのまま総理大臣にスライドしているとしても、それ自体は結果として成り行きでしかありません。より国民に政治参加を促すためには、自民党を始めとしたすべての政党は、総理大臣の公選制を実現する必要があるでしょう。

 ただ都知事選のようなわけの分からん人物まで誰でも立候補できるシステムではなく、政党政治の収斂の末に生まれる、混乱のない秩序ある公選制を実現しなくてはならないでしょう。

 安倍首相の辞任からこれまでの流れの中で、多くの政治家が動いていますが、この中で最もタチの悪い発言をしたどうにもならないほど愚劣な国会議員がいました。

 「これはクーデターだ」とか「背中から刺した」と真っ先にネガティブキャンペーンを張ったある女性議員がいました。党内に疑心暗鬼を惹き起こして、党勢を内向させてしまった動きはたくさんありましたが、この女性議員は「政治家毒」に犯されているようです。

 傲慢不遜で、根も葉もないことをまことしやかに自慢げに話して、自分のことを実力やコンセプトと関係ないことに糊塗するばかりで、悪性の自己陶酔に陥ってしまっているようです。
 日本の政治が穢れてしまいます。

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 想像力は、連想能力に左右されます。連想はその人の個人的な感情がアクセルともなればブレーキにもなります。ある意味快感原則に気づかないまま想像力を働かせると、地獄の苦しみにのた打ち回ることにもなりかねません。

 人間社会での文化文明の進歩は、すべて優れた想像力に導かれています。ときには悪意の想像力が働き、多くの人間や自然を苦しめるような方向にも動くこともあります。その際たるものが戦争であり、商行為としての人間の健康破壊や自然破壊です。

 想像力は感情的な反応を伴いますが、その感情は個人によって天地の開きがあります。殺人や恨みに快感を感じる人もいるのが人間の社会です。人間の日向の部分に関心を持つのか、陰の部分に関心を持つか、または影を照らすことに関心を持つこともあります。

 感情がブレーキになるような使い方をすると、想像力は有効に働かなくなります。結果的には自分を破壊することになりかねません。

 アクセルとして感情を活用するためには、希望、勇気、自信、喜び、信頼、成功、裕福、安心、繁栄等々に結びつくものでなくてはなりません。自己破壊に向かう感情は、不安、恐怖、嫉み、悔恨、不信、疑惑等々です。これらの感情は動機としての感情でもありますが、結果としての感情でもあります。

 間違いなく言えることですが、ある想像を働かせるときに伴う感情はもっとも正直な反応です。だから必ず現実に現れます。

 不安や心配からは絶対に成功は生まれません。実は不安感から発生する想像力の方がはるかに強力に働くため、成功したいと思いながらも、現実には成功できない環境づくりに精を出すことになります。

 この世を生きていくためにも相対的な認識は必要ですが、人間の当為(一貫性のある無謬な行為)では絶対的な確信がなければ生まれることはありません。

 以前米国から『信念の魔術』という本が出版されましたが、そのことを旨く説明していました。

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by MUKUZAIKENKYU | 2007-09-17 09:52 | 木の家 国産材 無垢材

会氣  政治 哲学 芸術 木の住まい案内人

今日は木の話はお休みです。

 昂る(たかぶる)魂の在り方、堅く表現すれば存在論、あるいはraison d'etre(レゾンデートル)について吐露したくなりました。

 これを自己満足・自己完結に終わることのないように、慎重に辿りたいと思っています。


 タイトルに会氣とあります。本日はこのことについて述べていきます。

 会とは、和弓では的のど真ん中に矢を射抜いたときに表現する言葉です。氣は宇宙に遍満するエネルギー、あるいは意志を持ったエネルギーとしてのスピリットを表します。

 氣は、自分自身であり、同時に宇宙そのものでもある。

 その氣を以て、意中を射抜くとはおかしな表現ですが、氣には振動・波動の違いがあります。人間の放つ氣の振動はもっとも強烈です。

 自然の悠久の動きは絶対的な法則としての波動に順じています。しかし人間の持つ氣としての波動は、良くも悪くも極めて強い影響力を発揮しています。

 “思うこと”あるいは“想うこと”は、そのまま強力なエネルギーを放つことです。

 それは感情を伴いますが、嫉みや憎しみ、不安や憂鬱は、それと同じ波長を持つ存在を引き寄せます。それは物であったり、事であったり、環境としての現実は、何の関連性もなく生まれるのではなく、必ず呼応した結果として現れるということです。

 讃美、喜び、充実、満足は、同様に環境としての同じ様相を持つ現実を呼応させます。

 しかもそれは想った瞬間からすべての呼応するものを、まだ目には見えない状態として引き寄せ始めるという事実を知っていると、物事に対する考え方が変わります。

 だから結果としての現実はありません。つねに現実は生まれているからです。結果はすでに過去の遺物でしかありません。それは厳密にいうと現実ではないということになります。現実は意識的な状況以上に無意識の意志として生み出されていると考えることが自然になります。

 だから良くも悪くも、自分が抱く感情を伴って、そのときそのときに、意志として選択した「結果」が眼前に生み出されているのです。

 人間が想うことは、連想することでもあります。連想がなければ、想いは筋道の通った現実の様相を持つことができません。
 でも連想することは必ずしも現実的に考えることではありません。

 白昼夢とは、連想を伴うこともありますが、むしろ心の動機としっかりと結びつかないままの、換言すれば想いとは関係のない心の灰汁のようなものです。

 心の動機と連想が結びつくと、人は行動を起こし、現実を変えるために働きかけることになります。だから現実的に考えることはむしろ非生産的な記憶の焼き直しに終始することの方が圧倒的に多くなってしまうのです。

 想像力はまさにひとつの力です。現実的に考えるのではなく、夢に現実味を持たせる力です。

 この世の進化はすべて、当時には考えもしなかったとか、非常識と思われるような発明や発見によって実現しているという事実を考えるとき、結果としての今の現実から解放された状態で想う時もっとも貴重なものが生まれる素地ができるのだといえます。

 会氣とは、いつでもどこでも実現している現実です。だから自分の会氣を意識的に作動させない限り、他者によって動かされることになるのです。
by MUKUZAIKENKYU | 2007-09-16 18:41 | 木の家 国産材 無垢材

木の家の基本 “木”を知ること

九州の杉 メアサ

 このメアサという品種の杉は九州の古来種です。別名アオスギとも呼ばれています。

 九州の中南部に集中しています。この杉は成長が遅く、必然的に目が詰まった材が取れます。また化粧用の柱としても利用されるグレードの高い木で、赤身と白太のコントラストが美しいものが多く、個人的にも好きな品種です。

 このメアサは、通常の杉の辺材が白太であるのに対して、若干淡黄色をしていて、色身が柔らかい木です。それに伐採時点で残された樹幹を見ると分かりますが、年輪が蛇行しているのが分かります。

 この蛇行年輪が、製品化したときに杢目が大きく変化していて、面白い風合いを楽しめます。結構自然環境に強い木ですので、樹脂も多く、経年変化が楽しめるのですが、根曲がり材が多く製品化には手間がかかります。

 このメアサに似た品種で、ホンスギがありますが、この木は九州の中北部に多く、メアサ系の杉をより通直にしたような感じがします。

 このホンスギは、九州圏内で採れる杉の中では性質と姿ともに最も優れていると思います。この杉にお目にかかれることは少なく、たまに日田杉や八女杉の中に混入していることがあります。

 どこかの地域で、このホンスギを本格的に植林すれば、将来非常に優れたブランドになると確信できます。

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by MUKUZAIKENKYU | 2007-09-15 07:02 | 木の家 国産材 無垢材

木の家の基本 “木”を知ること

安倍さんが去って起こるかもしれない難問:

 北朝鮮による日本人拉致問題は日本人の名誉にかけて断固として解決しなければなりませんが、安倍さんはもっとも先鋭な態度を貫いてきました。

 北朝鮮は「安倍さん以外とならいつでも対話を開始する」といってはいますが、この動きは北朝鮮ならではの揺さぶり策動です。最も都合の悪い相手をはずして、自国にとって有利にことを運ぶために、交渉相手の内部分裂を誘い出すための常套手段です。

 果たしてどこまで彼の意志を継承できる人物が総理になるのでしょうか?

 安倍さんが二言目には言っていた「戦後レジームからの脱却」は、自己完結型の自己満足的表現であったため、誰も理解できませんでした。

 レジームの内容を日本語として具体的に述べることさえできれば、もう少しは支持率は維持できたかもしれません。レジームは一般的には体制と訳されますが、これではあまりに抽象的過ぎます。

 ましてや国民のほとんどには耳慣れない言葉であり、単なるエリートの戯言のように聞こえて、反発を買う原因になりかねません。

 だから憲法問題を含めて、戦後のすべての体制を対象にしてしまったため、いよいよ不可解にならざるを得ないのです。極論すれば戦後の民主主義社会をどこに脱却させようとしているのか、ついに分かりませんでした。
 あえて「美しい日本」というのであれば、その美意識は空虚に流れてしまうでしょう。

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 九州の杉 飫肥杉

 飫肥杉は種類が多く、一般的にはオビアカと呼ばれている種類が飫肥杉の代名詞になっています。実際の流通では、少量ずつ混入しています。よく見ると微妙に異なりますが、どれがどれと峻別するのはかなり困難でしょう。

 ざっといえば、ヒキ、トサアカ、クロ、タノアカ、ハアラ、アラカワ等々。名称からも分かるように、土佐杉系が混在しているようです。

 ここのオビアカは、シロアリに強いことで有名です。これは飫肥杉の特徴である油脂の多さが原因のひとつになっていると思います。

 以前は飫肥杉の一般的な印象は、芯材が黒く、油分が多すぎて、乾燥しにくいため、建築用の木としては暴れや強度不足を理由に敬遠されていました。これはクロとかトサグロと呼ばれる種類が二級品として市場に出回っていたため偏見の種になっていたと思います。

 本当はこのオビアカは、さすが杉の出荷量日本一の県産材として、全国に胸を張って出荷できる製品だと思います。飫肥杉特有の羽節が見られ、美しさには若干欠けるかも知れませんが、経年変化ではゆっくりと樹脂分が表面ににじみ出てきて、やがてあめ色に変化して、艶やかな色合を出します。

 飫肥杉とはいえませんが、メアサという種類の杉があります。次回はこの説明をして見たいと思います。

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by MUKUZAIKENKYU | 2007-09-14 07:00 | 木の家 国産材 無垢材

木の家の基本 “木”を知ること

安倍首相の功罪

※午後になって病状悪化により入院という報道が流れていました。また「コメント」欄には“惻隠”という言葉を使われる方からアドバイスが入っていましたので、部分的に訂正しました。普通“誹謗・中傷”の類は相手にしませんが、“惻隠”の意味を分かって使用されているものと判断し、敬意を表してタイムラグから修正しました。

 ただ思うに、お名前を出しているのであえて答えていますが、もうちょっと客観的な表現をしていただきい。感情的な表現はネット上では不毛です。

 “惻隠”という言葉は、単なる同情以上の意味があることを理解して使われているのか、逆に質問したいところです。でないと、折角のお名前(ペンネームですか?)が泣きますよ。

 惻隠には羞恥と是非の心を切り離しては存在しません。議論すべきはきちんと議論しましょう。

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 昨日の午後から大概の憶測推測報道が氾濫しています。どれもこれもほとんど正しい反応のようですが、なぜ?どうして?今の時点で辞任するのか?を、具体的に追及している言動があまり見つかりません。この点に絞って考えてみます。

 これまでの安倍内閣を振り返って、ま、実に政治以前のレベルの低い人間がよくこうも集まったものだという印象ばかりでした。国内の政治や行政改革の実績について実感できるものはほとんどありませんでした。一年弱の政治では、自身が組閣した内閣の不祥事処理に追われるばかりが目立ち、私たちの生活に直接アピールするものがありませんでした。

 月曜に行った所信表明では、小泉さんによって大打撃をこうむった社会的弱者や中小零細企業、そして地方行政に光を当て、救済することを述べました。
 多くの国民が期待する一言ではありました。

 私の独断推測:でもそれは取りも直さず自分を推挙してくれた小泉前首相に対する叛旗あるいは宗旨替えと、小泉さんは受け取ったのではないでしょうか?その直後から安倍さんを切り捨てる行動に出たのではないでしょうか? 

 これはあくまで私の邪推の域を超えませんが、この時点で安倍さんは自分のブレーンを完全に失ったため、命運尽きたと判断したのではないかと思います。
 でなければ、内外野から批判が続出することが分かっていながら、これほど非常識なタイミングで辞めることはないと思います。

 安倍さんは非常に恵まれた環境から政治家になりました。拉致被害者の救済については尽力した方ですが、根は真面目な一本気な方ですので、所信表明での言動には重みがあることも十分知っているはずです。先の選挙では小泉もどきの発言が命取りになりましたが、今回は辞めるのなら、なぜ所信表明まで行ったのか理解に苦しむところです。

 この時点で職を辞することは、先の国際会議での、また所信表明での言動は、思慮に欠けると批判されても仕方がないと思います。言動と行動、時系列から論理的な流れが前後してしまうと、間が抜けているといわれてしまいます。

 病気が悪化したのは同情しますが、であれば、早々に集団指導体制を築き上げ、もっと早くに辞めるべきであったと思います。今の自民党は混乱の修羅場と化しています。

 政治が止まることがこの間何度あったでしょうか?そのたびに喜ぶのは一部の怠慢官僚ばかりで、国民にとって一利もありません。

 またしても小泉チルドレンが徒党を組んで再出馬を要請する動きに出ていますが、彼らは国会内でどんな存在だと思っているのでしょうか?

 でもいつも思うことですが、いわゆる小泉チルドレンと呼ばれるニワカ「国会議員」(彼らは政治家ではありません)らには、つくづく情けないほどバカ者ばかりが揃っていて、こんな連中が国政を行うのには一種の恐怖感さえ感じてしまいます。

 小泉さんは、ご自身で「政治家は使い捨てだ」と言明しています。郵政民営化を実現するためにカズとして選挙に利用しただけであって、彼らの力量を頼んでピックアップしたのではないという事実を押えておかなければならないでしょう。

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 九州の杉

 まずは小国杉系、です。

 九州中北部を中心に植林されている杉で、主な名称としてヤブクグリとアヤスギがあります。地勢上日田杉と重複する部分がありますが、あえて峻別すれば小国杉の特徴はこの二種類に収斂されるでしょう。

 しかしヤブクグリはむしろ日田一帯に集中しているため、より特徴を求めるならばアヤスギになるでしょう。アヤスギはアカバとも呼ばれています。

 このアヤスギの特徴は厳しい環境下でもしっかり生長する杉で、根の張り方がいいため、幹が通直で、芯材が比較的赤身が強いため、良材が多く取れます。熊本では阿蘇以北の小国地域が中心地です。

 またアヤスギは樹脂分も多く、抗菌抗蟻性が高いので、住宅の柱だけでなく、梁や土台にも使えます。

 ヤブクグリは弾力性がある木ですが、根曲がりが多いため、偏芯材があります。全体的には芯材は赤身が多いのですが、ときにええっ?とびっくりするような黒太材が混ざることもあるので要注意です。狭隘な谷地にあるヤブクグリには芯黒材がたくさん発生するようです。

 それにアヤスギと比べて、根の張りが弱い。根の張りに時間がかからないため、比較的成長が早く、その分年輪の緻密さを欠くことになります。

 九州では最も多く流通している杉といえます。でも多く流通しているから良い木とは限りませんので、慎重に選んだ方がいいでしょう。

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 次回は飫肥杉について説明していきます。
 「九州の木で家を建てる」ことを標榜している業者や団体は、私が知っているかぎり20社近くありますが、その中のある材木屋と工務店(ビルダー)と話す機会がありました。

 私たちにとっては当たり前の知識として、杉の種類について問い合わせたところ、誰一人として答えられる人がいませんでした。仕方がないので製材所に訊ねたところ、そこの二代目の社長さんは近くのゴルフ場には詳しかったのですが、木については何も知りませんでした。

 こんな体たらくで、地域の活性化や林業の活性化、ましてや地域の材を使いましょうと宣伝しているのですから、良い木が育つ理由がありません。「地産地消」もいいけど、三流品を掴まされては消費者はたまったものではありません。

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by MUKUZAIKENKYU | 2007-09-13 09:58 | 木の家 国産材 無垢材

木の家の基本 “木”を知らずに何を建てるのだろう?

最近は警察の不祥事がまた増えてきました。

 でもその中身たるや、より低劣で下品になりつつあるようです。以前は交通事故の現場検証をいい加減に行い、でたらめな報告を上げて、被害者の不利になるような怠慢が見られましたが、最近報道されていることは、痴漢、ストーカー、セクハラ、パワハラのオンパレードの様相を呈しています。

 綱紀や士気といった次元ではなく、元々警察業務に不適格な者だったのではないかと思われる人間がいるということです。たしかにどこにでも同じようなことは発生しています。

 公務員でありながら、国民の金を横領したり、市民が窮状を訴えても知らん顔をしたりと、民間企業であれば、即刻懲戒免職と告訴されるようなことばかりです。

 彼らにとって見れば、民間企業と違って、お客様という存在がいません。民間企業は自社の製品を適正な値段が買ってくださるお客様がいなければ、たちまち倒産してしまいます。

 倒産やいわゆる出世や失脚がないためか、そしてどのように働いても一律にしか評価されないためなのか、彼らの仕事は眼前の仕事がすべてで、生身の相手がいない。想像力を必要としない仕事であるため、結果的に実に非生産的なことが蔓延しやすいようです。

 だからでしょうか、犯罪のレベルも、恥ずかしくなるような矮小で卑劣な内容が多くなるのかもしれません。

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 九州の杉

 九州は杉の出荷量では上位3位を占めた杉王国です。

 95年から杉は利回りがゼロになり、その後はマイナスを更新し続けています。だから九州の杉の産地がとりわけ疲弊するのは自明の理です。

 でもそういった経済的な事情とは別に、九州の杉には素晴らしい種類の木が多いことも事実です。そのことについて数回にわたってご紹介していきたいと思います。

 まず九州圏内で、生産地として最も有名なのは、飫肥杉、小国杉、日田杉の3種類が上げられると思います。他にも侮りがたいものとして、八女杉があります。
 綾杉という種類もありますが、これは産地を指していませんが、固定のファンを持つ独特の木です。

 これらの木は各産地でいろいろ品種改良され、より建築に適した材として育てられています。

 宮崎では海外に輸出しています。大分にとっては、結構なお客さんは静岡県です。天竜杉の産地なのですが、一般材は大分県産材が多く利用されているようです。熊本は独特の経済圏を持っていて、長年杉材だけの建築文化が確立され、瞠目に値する手作業による建築技術を築き上げていると思います。

 次回からひとつひとつ検証していきます。
by MUKUZAIKENKYU | 2007-09-11 12:12 | 木の家 国産材 無垢材