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ゲインのお届けする構造材 木を輝かせること

木の案内舎ゲインのゴトウです。
 今朝の強烈な冷え込みは、体中がビンビンに引き締まりました。

 それにしてもやたら寒い!エアコンはタイマーでセットしているので、目覚めるときはある程度の温度になっているはずなのに・・・んん?

 暖気が噴出していない・・・室外機は作動しているのですが、・・・つまりは故障っちゅうことです。あんまり寒いので、布団の中にもぐりなおした途端、次に目が覚めたら、小一時間経過していました。

 てなことで、何もかんも後手を踏んで始まった18日でした。

 福岡県の筑豊地方のど真ん中に位置する嘉麻市に急行。完成写真を撮って来ました。

 その一部を披露します。

 
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 壁の板は、ゲインの杢精(もくせい)F。油性塗料を塗布して仕上げたものですが、杉が強烈に自己主張しています。通常油性塗料を塗っても、ここまで発色する杉はほとんどありません。モノが違うのです。

 全国でいろんな産地からいろんな製品が販売されていますが、ここまでの意匠性を発揮するモノは、まずないと自負しています。見た目の高級感とは異なり、価格も手ごろなので、多くの建築家やユーザーさんに採用されています。

 あなたの住まいの壁を、安物の杉板ではなく、ホンモノの杉壁材“杢精”でリフォームしてみませんか?

 さてゲインの思う構造材とは、前回では低炭素社会を実現するための材木屋の使命という観点から説明しました。

 今回は、品質編です。

 品質を左右する決定的な要因は、何だと思いますか?乾燥?節の量?・・・

 まず良い木を決定するものは、その木の樹齢です。木の強度は樹齢に比例するからです。

 それを見分けるには、その断面から白太の部分が多い木は樹齢が低いと思って間違いありません。

 一部の種類では、白太が多い杉もありますが、芯部分である赤身が多く、より同心円状に育っている木が良材の前提になります。

 樹齢としては、最低でも60年以上でなくてはならないと考えています。ちなみに、市場に一般的に流通している杉の梁材は、40年前後の木が当たり前のように取引されています。梁成が大きくなれば、当然樹齢も上がりますが、それでも白太部分を40%以上入れて製材すると、樹齢をごまかすことになります。

 ゲインでは、推奨基準として、樹齢が70年以上、80年であればOKとしています。

 高いのでは?と思われるかもしれませんが、一般的な市場品と比べて、5~15%高いだけです。30坪ぐらいの家では、価格差はせいぜい10~20万円高くなるだけです。2千万円もかけて建てる家の、最も重要な部分を占める構造材に、これぐらいの投資は、ただみたいなものではないでしょうか?

 次に重要なのは、乾燥度です。

 樹齢が低い木は、たとえ含水率が18%以下であっても、実際の強度はほとんど向上しません。乾燥しているからと、安易に安心すると、見た目だけのまがい物を掴まされることになりますので、要注意ですよ。

 構造材だけに限らず、床や壁材でも白太の多い木では、木の良さを活かした使い方ができません。白太は反り縮みの原因になるだけなく、古くなると毛羽立ってきて、足裏を傷つける可能性が高まってしまうのです。

 ここではこれ以上詳しくは述べませんが、製材所によって、乾燥技術がマチマチなのです。だからゲインでは、柱や梁などの使用目的に応じた製材所を指定しています。

 杉について言えば、宮崎県がその出荷量に比例して、乾燥技術は抜きん出ていますが、白太部分まで乾燥焼けを起していて、白太が見えにくい処理をしている製材所もあります。これも要注意です。

 また梁材の乾燥は得意でも、柱の乾燥はてんでダメというところも多いのです。宮崎県では、ある程度の規模を誇っているM木材というところがあります。ここは梁乾燥はなかなかの腕なのですが、柱になると、焦げ付いたような汚い木肌の柱しか作れません。

 そのため他所から仕入れていたりしているので、想定以上の価格になってしまいます。それをさも自社製品であるかのように宣伝しているのですから、噴飯モノです。

 それで関西や関東にも納品していると自惚れているのですから、呆れてしまいます。まあ、そういった欺瞞を唆す材木屋の方が罪が深いとはいえますけど、・・・。

コンセプトが低いと、こんな世界でうろちょろすることになります。

 木は美しいモノです。自然の豊かさは、機能面だけでなく、木肌の表情の豊かさでもあります。その木肌を、無頓着な乾燥で台無しにしてしまっては、やっている意味なんかナカですよ。

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by MUKUZAIKENKYU | 2009-02-18 15:57 | 木の家 国産材 無垢材

木の案内舎ゲインが推す国産構造材

 木の案内舎ゲインのゴトウです。

 昨日の朝日新聞を読んで、どうにも脳裏から離れない記事がありました。そこで紹介されていた現代短歌、作者はホームレスの公田耕一さん。

 《(柔らかい 時計)を持ちて 炊き出しの カレーの列に 二時間並ぶ》

 《美しき 星座の下 眠りゆく グレコの唄を 聴くは幻》
 

 選者は佐佐木幸綱と永田和弘の両氏。

 投稿御礼のはがき1選10枚の送り先住所がないため、宙に浮いているとのこと。


 ・・・強烈に印象に残り、作者の眼差しを覗き込みたい衝動に駆られてしまいました。

 なぜなら、木のコンシェルジュ・ゴトウの元の姿は、何を隠そう、シュルレアリストであり、一時はこの世の果てまで行ってしまえと、一瞬であっても、明日の革命を信じた者の一人だからです。

 学校では、経営学部でありながら、ひとりフランス語を通じて、19世紀から20世紀のフランスにおけるシュルレアリスムに、どっぽりと浸かり、寝ても覚めても原書の翻訳に嵌まっていました。

 サルトルとボーヴォワール、実存主義、パリ5月革命、フランシーヌの場合は・・・


 1974年、《シュルレアリスム宣言》が世に出て、50周年記念事業の一環として、関連本がたくさん出版されていました。

 「資本論」と「国家と革命」を書棚の奥にしまいこみ、アンドレ・ブルトン、ルイ・アラゴン、ポール・エリュアール、エルンスト、ダリ・・・の世界に吸い込まれていきました。

 聴く音楽は、まさにグレコ。ステファン・グラッペリのヴィオロンの音色に酔い、革命が徐々に幻と化していく時代に、忸怩たる想いを「これはやはり、我が敗北なのだ」と見切った思い出が甦りました。

 当時知り合った、破天荒で面白い友人にKY君がいます。今でも時々連絡を取っていますが、相変わらず底抜けな明るさで、人生を切り開いているヤツです。

 でもこの公田耕一さんに会えるものなら、「人生は一回こっきり。どんな空の下でも生きる命は同じ。終わるものがあれば、始まるものもある。終わりを見限ることができたなら、始まりを見切ることもできるだろう。始めなければ、終わりは終わらないよ」、と・・・

 
 さてゲインがお届けする、戸建に利用される構造材は、明確なコンセプトの元に供給しています。

 それはまず何よりも低炭素社会を優先するために、産地をネットワークの視点から考えていること。

 構造材は重厚長大で、もっとも運送経費のかかる製品です。この点の低コスト化を積極的に推進することは、国産材を主な商品とする企業の使命のひとつです。

 一部の産地の質が比較的良いという理由で、600kmや1000kmも離れた遠隔地に無理矢理輸送することは、その会社のキャパシティが低いということです。

 小さな国土の日本ですが、杉はその土地や気候に適応するために、250種類以上にも分化しています。関東なら関東、九州なら九州の圏内で、選りすぐりの材とメーカーを発掘することが、ゲインの使命です。

 ごく一部の産地の木を、いろんな地方にごり押しした方が、経費もかからず、クレームなども起きにくいでしょう。でもそれは販売する側の一方的な発想で、本当の意味で日本の木を大切にしているとはいえないでしょう。

 ゲインがユーザーさんから委託されれば、九州は九州圏内で、近畿は近畿圏内で、関東は関東圏内で、ゲインの50年以上の歴史から生まれたネットワークを最大限活かして、直接面談して、良材を供給できるメーカーを選定します。

これがゲインのレゾンデートルです。

 ゲインが考えていることや求めていることは、ゲインだけのものではありません。日本全国、必ず共有できる同志はいるものです。

 良材を手に入れるために、まず人を探す。遠回りのように見えて、実はこれが一番安心の保障付き最短距離なのです。 

 明日は、その他の不可欠の要因について説明します。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-02-17 09:45 | 木の家 国産材 無垢材

本を読む。脳と心を耕す

木の案内舎ゲインのゴトウです。

 今朝も爽やかな目覚めでした。

 冬の光は、まさに玄。一切の無駄をそぎ落として、光そのものに収斂したかのように豁然としていました。太陽の光が春間近を感じさせる、カクテル光線のように厚みを増しつつあるようです。

 でも黄砂には思いやられます。屋根付きの駐車場に泊めたところで、昼日中ではまともに黄砂をかぶり、夕方にはボンネットはうっすらと粉を葺いた状態になっています。

 それが朝露を被ると、クルマはきったない黄色の縞模様だらけ、ガラスは汚れ、このままでは営業するのもツライ・・・

 ざっと洗って、颯爽と出かけよう!

 看板がやっと完成しました。後は取り付けを残すだけ。二三日後には取り付け作業にかかります。思いのほか、インパクトはかなり強烈です。アルファベットだけの看板だから、果たしてどれだけの方にアピールできるか、若干不安・・・


 昨日は看板政策の傍ら、読書三昧でした。ランチェスター戦略の関連本を2冊、「森の力」新書本を1冊読み上げ、既読の「小さな人生論」2冊を読み返しました。

 本は巷に溢れていますが、今の自分に足らない点を補ってくれるのは、人との縁と良書との縁です。

 明日にでも金持ちになれるとか、眠っているうちに成功するといった、くだらない小手先のノウハウ本は不要です。努力せずに目先の「成功」に現を抜かして、白昼夢におぼれる烏合の衆向け本は、その本を出版するものだけを儲けさせるトリックが仕掛けられています。

 その本のジャンルは問いません。人生論でも、哲学でも、小説でも、ある意味マーケティングノウハウ本でもいいでしょう。自分自身の心の飢えを癒してくれるものであれば、必ず役に立つはずです。

 でも今日と明日を、あるいは将来をショートカットするような、時間の観点を軽視した書物は、害毒はあっても、その人の人生を豊かにすることはないと断言できます。

 ネットはいろんな生活雑般の調べ物の検索には役立ちますが、心の滋養にはまったく役立ちません。それは著者のモチーフやコンセプトが全体として受け止めることができないからです。

 良書はそれを読む人に旅をさせてくれます。その筋書きは、理論的なものであっても、ヴィジョナブルに誘導してくれます。感情を揺さぶります。人生をあるときはフィードバックさせ、またあるときは将来像を鮮明に描ききってくれます。

 そんな本との出会いは、安岡正篤氏の「六中観」のくだり、「意中有人」「腹中有書」を醸成させます。読書中は、まさに「壷中有天」そのまんまです。


 今週から、1月からの懸案がたくさんあります。福岡市に3件、大野城市に1件、北九州市に3件、完成現場の撮影と確認が3件、それにユーザーさんとの勉強会の準備、産地での打合せが1件等々と、これから2週間以内でやり切らなくてはなりません。

 この2週間、体が悲鳴を上げていましたが、ほとんど治ったも同然、快調です。想いは光となって、会う人を照らし、輝きに包むことを信じて、実践あるのみ!


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-02-16 09:41 | 成功と裕福

酒は心の栄養?栄養になる酒の飲み方

 木の案内舎ゲインのゴトウです。

 今朝はいい目覚めでした。まだ腰痛は残っていますが、中村天風氏の教えを実践して、一気に改善させ、明日から万進します。

 午後から天気は崩れるらしいのですが、今朝はほんのり暖かく、柔らかな日差しが、心を癒してくれます。


 実は昨夜は、溜まりに溜まった仕事を片付けようと、夜中までかかると覚悟していたのですが、10時ぐらいに、どういうわけか隣の駐車場に大型観光バスが乗り込んできて、エンジンをかけたまま運転手はいない。

 事務所は低周波の振動でパソコン環境が著しく低下してしまいました。文句を言うにも、肝心の相手がいないのでは、どうにもなりません。

 そうこうしている内に、今度は「暴走族」が前面道路を往復し始めました。パトカーはサイレンを鳴らして追っかけるだけで、振動と騒音のオンパレード、もう事務所におられる状態ではありません。


 近くの繁華街に脱出ショットバーの“凛(りん)”に緊急避難しました。

 頭が混乱して、緊張状態なので、急いで沈静化するために、まずはスコッチを一杯ラガブーリンというキングオブスコッチをダブルで飲みました。あのヨードチンキのような匂いと奥深い味わいは格別です。

 ホッとして、次に所望したのが、カクテルのモヒート(mojitoモジートともいいます)。キューバのカストロ氏がこよなく愛していることでも有名ですが、ラムとミント、少しの甘味が疲れた脳みそを蘇らせてくれます。あんまり美味いので、2杯呑んでしまいました。

 そこのマスターとバーテンのMちゃんの三人で、他愛もない話で盛り上がって、帰途に着きました。・・・やっぱ、美味い酒と楽しい会話は一週間の疲れを払拭するには持って来いですね。

 ああ、思い出しました。昨日はバレンタインデーとかいって、一年でもっとも愚かな日でした。私が“凛”で呑んでいることを聞きつけて、義理チョコがふたつ手元に届けられました(汗)


 さてさて、昨日妨害されて中断した仕事を再開します。

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 読みたい本が3冊溜まっています。1.5冊は今日中に読了できるでしょう。

 今日も、脳みそと心に、沢山栄養を詰め込もうと思います。


昨日の記事の補足:
 本当に一所懸命制作したオリジナル製品は、やはり対面販売が原則です。製品とその関連情報を豊富に持っている責任者が、製品を求める相手に直接販売することは、その想いだけでなく、使用方法や施工方法その他の貴重な情報を伝える不可欠の工程です。

 商社経由で販売すると、その商社は製品そのものの商品知識ではなく、メーカーに販路を提供しているだけなので、ほとんどすべてメーカー任せです。注文した業者が、もし無知ならば、現場は必ずおもちゃ並みの金太郎飴製品しか流通できなくなってしまうものです。

 二束三文の製品なら、とやかく言う必要はないかもしれませんが、高級材と呼ばれる製品では、安易に商社経由の販売を行うと、かえって不要な競合製品の需要を呼び起こすことになりかねません。

 そこでは製品のきちんとした研究比較をすることなく、なんとなく同等品で、値段が安い製品からミートされると、後は宣伝力と営業人員数で勝敗が決まってしまいます。

 かりに商社経由で販売するとしても、その地域単位で専任の営業マンが必要不可欠になります。それができないメーカーや発売元は、すべて対面販売、直接販売を鉄則にすべきなのです。

 まあ、適当で中途半端な製品でも、コンセプトがしっかり確立できていなくても、無知なメディアを旨く利用すれば、それなりに格好良く見えて、人も集まるから、10年後20年後を射程に入れて経営できる会社がほとんどいないという皮肉な現実もありますけどね、・・・。

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by MUKUZAIKENKYU | 2009-02-15 09:47 | 成功と裕福

レッドシダー現場から、…私たちのレゾンデートル 

木の住まい案内舎ゲインのゴトウです。

 昨日の強風と黄砂が一段落したようです。落ち着いた曇天、気持ち悪いほど暖かい朝です。

 腰痛も少しずつ改善してきて、あと一週間ぐらい我慢かな・・・


 今朝、福岡県の東部にある行橋市のF外科に、最後の納品を完了しました。

 westen Redceder(俗称:米杉)の外壁(boardwall)材です。よろい張りといって、ドイツ下見張りとかベベル張りともいいますが、レッドシダーの色合ときめ細かい杢目は、高級材としての期待に十分応えてくれます。

 Redceder材は、ゲインのもうひとつの十八番です。元々国産無垢材に特化しているのがゲインなのですが、木そのものが好きな私としては、ここは供給量とシステムが安心できる産地としてカナダとドイツは別格なのです。

 レッドシダーは、日本では「米杉」と呼ばれていますが、どこのバカが命名したのか知りませんが、変節商売根性の無知から生まれた非常識そのものの名前といって過言ではありません。

 レッドシダー、直訳すれば「赤桧」。性質からいうと、「カナダネズコ」といわなければなりません。「米杉」は、秋田杉の蓄積量が不足したため、その代用品としてレッドシダーを輸入。そのままではまずいので、いかにも目細(めごま)の杉であるかのように「偽装命名」したものです。

 その当時から、いわゆる材木業界ってのは品格のない業種だったのでしょう。それに輪をかけて、現代の材木屋のほとんどが、「米杉」を、本当に「アメリカ産の杉」と思い込んでいます。そんなんだから工務店からもバカにされるのです。

 ゲインでは、レッドシダーについては、横浜に本社があるC社の製品をフロントに出しています。製品の品質と供給体制、コストパフォーマンスが、他の業者より二歩も三歩も抜きん出ているからです。

 不燃材としてのC社のレッドシダー製品は、国内で比較できる相手はいません。

 ただね、営業体制が追いついていない。つまり現場対応ひとつとっても、その販売地域や指定物件での、綿密な打合せやフォローがまったく不可能なのです。商社にも卸しているせいか、現場は工務店か材木屋任せになっているのが現状です。

 実際に、既製品以外の製品では、地場の材木屋よりはるかに高額になってしまいます。またレッドシダーならではの「色合わせ」という特別な注文があるのですが、ここではまったく対応できません。

 ここをしっかりカバーできる同様の他業者が進出してきたら、ひとたまりもないでしょう。


 これまでの時代は、物を届けるビジネスから、品質や産地を差別化したビジネスに移行してきましたが、そういった小手先の差別化戦略は、多くの業者が模倣しているために、確実に陳腐化しつつあります。

 そこにある陥穽は、どんな良品でも、ニセモノでも、それを説明して届けるのは人間以外にないという事実を見落としている点です。

 そこで活動している人間が、商品の品質を左右させるのです。人間がいい加減であれば、まぐれで良材を供給できても、システムとして対応できることは絶対にありません。

 人間を無視して物を売ることは、一時的な売上向上には結びつきますが、信頼という土壌を蓄積することがありません。要所要所には、そのモノ=商品を守り、活かす人間が不可欠なのです。

 それを軽視すると、必ず足元から腐れてくるものです。 「懐の蒸れ」なのです。

 またそうなるためには、情報とノウハウの蓄積が不可欠ですが、それには毎日の実践とクレームという未熟点を改善していって、初めて獲得できる地平です。それらを行うのは、素材でも製品でもありません。人間が行い、実現するのです。

 この当たり前であって、多くの人々が見落としているために、一言添えれば済むだけのちょっとしたクレームやまた一見なんでもないように見えて、本当は重大な問題点等も、まったく見分けが利かなくなってしまうのです。

 この世界はまさにプロならではの世界ではあります。だからユーザーさんや建築家には分かりにくく見えにくい点なのですが、それこそがその会社のコンセプトであり、ポリシーとして、第一義に掲げなければならない旗なのではないでしょうか?

 ゲインは、コスト優先の仕事はしません。

 やろうと思えば、ゲインのネットワークから不可能なことはまずないですが、ともに分かち合うこともできない咽を潤す程度の水を手に入れるために、谷底まで降りるようなことはしたくありません。結果的に自社も含めて、ユーザーさんまで苦しめることになることを知っているからです。

 こだわるということは、産地にべったりすることではありません。ひとつの理念の下に、ともに在ること、ともに向上すること、ともに分け合うこと、それらを毎日の実践の中から導き出すことだと、ゲインでは考えています。

 この世界で変化しないものはひとつとしてありません。向上するものがあれば、腐朽するものもあります。いい緊張感を失えば、あっという間に朽ちるのが、人間とその周囲の関係です。

 人間は、自然のような循環する豊かさを持っていない代わりに、感情と創造の中に、関係のすべてを通じて、あらゆる豊かさを実現できる地上で唯一の生物です。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-02-14 09:59 | 成功と裕福

人を治すのが鍼灸師。大地を治すのは誰?

木の住まい案内舎ゲインのゴトウです。
 
 昨日は鍼灸院に治療に行ったものの、患部の痛みは消えたものの、別の部位が強烈に痛み始めて、慌てて再度鍼灸院に駆け込みました。

 画鋲のような鍼を、新たに痛む患部に数箇所刺して(挿して?)貰いました。そうすると、みるみる痛みが引き始め、まだ痛みは残っていますが、ある程度歩けるようになりました。

 分かっちゃいるけど、やっぱ体は最大唯一の資本ですね。

 突然襲ってくる痛みは、顔を一瞬のうちに歪めてしまいます。予測できないため、もしお客さんとの打ち合わせ中に発生すると、相手に不安感を与えてしまうため、敢えて外回りを中断しています。

 クルマの運転も、長時間すると、確実に腰辺りが重くなってきます。ゆっくり時間を取って睡眠したこともあってか、今朝は快適な起床ができました。そんなことで、モーニングセミナーは欠席しました。


 でもでも、鍼ってのは不思議な治療方法ですね、コンマ以下の細さの鍼を経穴(つぼ)に挿すことで、体が文字通り甦ってくるのですから。

 針治療は人間の体が対象ですが、これとまったく同じ要領で行うのが、炭素埋設です。

 地磁気の強弱を測って、経穴と思われる任意の点(場所)に、高温で焼成した炭の粉を埋設するのが炭素埋設ですが、これはその地上環境を治癒することが目的です。

 地球の歴史から見れば、まさに瞬き並みの歴史しかない人間の歴史は、如何にして地球資源を簒奪し、環境を劣化促進させてきたかの歴史でもあります。

 産業革命以来、多くの戦争のたびに機械技術の飛躍的な進化と有限資源の取り合いが行われ、人間の活動する地域を中心に、地上は元より、大気も海も、どんどん汚染され、自然磁気が壊乱されています。

 本来安定した磁気の中で、自然のあらゆる生物が豊かな営為を繰り返していたのが、そのために不活性な地域があちこちに発生しています。

 不活性な場所とは、ケガレチ(穢れ地)といって、地磁気が安定しないだけでなく、電位が弱い場所を指すようです。そこでは植物だけでなく、すべての生物の生長が虚弱で、機械はすぐに錆びたり、故障が多く発生するようです。人ならば、結果として、いつも健康状態が優れない、気がみだれているため、いつも人間関係が険悪ということです。

 元々は活性地域と不活性地域は、陰陽のような関係で隣りあわせで存在する仕組みになっていますが、人間の知恵で、それをコントロールできるようにしたのが、炭素埋設のようです。これを“イヤシロ化”と呼びます。

 この方法を実現するには、ある程度の見識と経験を要するようです。またこれは薬のように直ぐに効果が確認できるものではなく、漢方薬のようにゆっくりと変化改善するために、その効用を知らない一部の業者は、マユツバあるいは神秘主義的な表現で誤魔化しているところもあります。

 こりゃ鍼灸院の良し悪しと類似してるようですね。

 人間の病は、ある程度コントロールできますし、治療の方法がたくさん確立されていますが、地球の肌である大地は、やりっ放しの掘り起こし放題の状態です。大地のあちこちが重篤に病んでいても、何ら不思議ではありません。

 都市部では、人工の集積以上に、人為的なケガレチ化が深刻化していて、犯罪や事故、病気、不幸状態が、街全体のストレスとして圧倒的に多いことも、その証になるのではないでしょうか?

 一見自然に囲まれて、空気の美味しい場所であっても、今では山奥に産業廃棄物処理場や化学工場が立地されていることが多いので、油断は禁物です。

 人間の病を治癒するのが鍼灸師ならば、地球の大地環境改善のために、大地の鍼灸師というべきか、地域環境測定士とかイヤシロ施工士とかの専門職が必要不可欠な職種になるのではないかと思っています。

 今回の久しぶりの腰痛から得た連想でした。けっこうホンキですよ(笑)


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-02-13 10:58 | 成功と裕福

日本の木のマーケティングの功罪

木の住まい案内舎ゲインのゴトウです。

 今週の後半に突入しました。木の住まいコンシェルジュは、杢精とあかつるぎ、シュヴァルツを背中に、接近戦を展開中です。

 とはいえ、まずは腰痛を治さなければ・・・鍼灸医院に行ってから、様子を見て・・・

 仕方ナカです。体はひとつ、おろそかにしては、致命傷になりかねません。ここは焦る気持ちを宥めて、我慢して、治療に専念するしかナカです。


 本日は、これまでの10年間を通じて、沸々と思ってきたことが、より鮮明になりましたので、御説明したいと思います。いろんな角度から検証ができそうな内容だと思います。


 日本のいろんな産地の木を紹介して、販売するだけなら、誰でもできます。建築は元々地場産業ですので、地場の木を活かすことが、本来の使命といえるでしょう。

 テレビやメディアで、広範に宣伝している商材には、地域に対する想いが根本から欠落しています。CO2発生を抑えるためには、輸送費のかからない発想が必要になるでしょう。

 マーケティングの一手段として、北極でホッカロンを、熱帯地域で氷を販売するのは、需要の掘り起こしですが、なければないで困らないものです。

 それまでそんな「便利」なものを使わなくても、十分に豊かな生活をしてこれたのですから、マーケティング手法として、見込み客に「利便性」と「欠乏感」を植えつけることで、それまでの生活様式を壊すことが、販売の成功になるという皮肉な「侵略」なのです。米国がもっとも得意とするやり方です。

 日本では、それまで地域性の強かった、流通にも乗らない商材としての「産地の木」を、ニーズではないウォンツを掘り起こして、全国に流動化させることが、新たな商機となるでしょう。

 でもこれは商機であって、その地域に対する伝統や地域そのものに貢献することはありません。それは確かに規制(既成?)の市場に、新鮮な風穴を開けるという意味で、貢献度は高いと思います。

 北海道圏内でしか流通していなかったモノを、九州に持ち込み、流通させること。その逆もまた然り。九州のものを東北や関東に、東北のものを関西や九州に持ち込めば、それだけで価値が生まれる。

 換言すれば、そこで知られていないモノを紹介するのは、当初は心理的障害が高いため、即座に結果は出ません。でも一旦利用されると、一気に動き始めるものです。紹介する者は、自分しか知らないからと、情報を独占しながら販売を優位に展開できる仕組みになっているから、切り取り放題が可能になるのです。


 10年ほど前に、Kというマーケッターが、当時米国内で流行っていたマーケティングのノウハウを日本に持ち込み成功しました。その内訳は、本を訳して、部分的に小出しにして、提供することで、人参を追いかける馬のごとく、多くの顧客を集客して、大成功しました。

タイミングも幸いしました。98年当時は、金融庁主導によって、金融機関による融資先への貸し渋りや貸し剥がしという前代未聞の“貸し倒し”が横行した時期でもあります。

 だからそれは特別なノウハウを持っていたのではありません。翻訳と小出し、情報源の秘匿、そして本の出版だけで、思い通りに集客を果たしたのです。

 情報と流通を制するものが、市場を制するのです。・・・一時期は、ね。

 でもここに大きな落とし穴があります。

 伝統と地域性を無視すれば、当初は物珍しくて持て囃されますが、いずれ反レバレッジが働きます。侵略されたその伝統は、生まれ変わるために革新します。地域は安心とコミュニティを取り戻す行動を起こします。

 余計なものに侵略されたその地域と伝統は、自らのアイデンティティを取り戻すために、止揚されたカッコウで甦ります。文化として根付かせる丁寧な活動を時間をかけてやらなければ、必ず覆されるようになっているのです。

 その地域のために、日本の木のために、信念を持って、本当に貢献してきたのか?そこで関わるすべての人々との信頼関係を醸成する努力と固い絆を築き上げてきたのか?

 商売はうまくても、人間関係をまともに構築できないのでは、腹の中が透けて見えてくるというものですね。

 そのとき“利”に走っていたのか、それとも“義”を貫いてきたのかが、白日の下に晒されることになるのです。

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by MUKUZAIKENKYU | 2009-02-12 09:25 | 成功と裕福

不景気など、どこ吹く風よ。わが道を行く

木の住まい案内舎ゲインのゴトウです。

 昨日は予定を変更して、急遽鍼灸院に飛び込みました。整形外科に通院していたのですが、やることはリハビリとして電気治療とストレッチのみ。そのときは確かに痛みは軽減されるのですが、翌日は元の木阿弥。

 わが奥様に勧められて鍼灸医院に行きました。そこでは面白い診断をしていました。耳に針を当てて、どこが患部か探り当て、その重症度まで判断できるということです。

 古傷など、伝えていないことまで、かなりの確率で診断できるのには驚かされました。それから治療にかかりました。

 年齢に比べて、かなり若い体質をしていますねといわれ、嬉しいことを言ってくれるじゃんと思いきや、でも腰は長く患っているのは分かりきっていましたが、左肩から首筋にかけてと、右脳の記憶野にちょっと引っかかるものが・・・といわれ、気になり始めました。

 小一時間ほどで治療は終了、木曜に2度目の治療予定。今は痛いだろうけど、あなたのはそれほど重症ではないから、2週間以内に完治するだろうといわれました。

 事務所に戻って、小倉のS金属本社にて折衝事案をこなしました。製鉄関連は、自動車産業がドツボなために、減産は余儀なくされていて、それに応じて発注量も減るということです。予め予測できていたことなので、それに対応する形で話し合いが進みました。


 事務所に戻る途上、T建築研究所に寄りました。そこのTさんと話しているうちに、確信することがありました。

 たしかに景気は一気に冷え込んでいるけど、需要と供給の内容をしっかり分析すれば、景気が悪い部分はあっても、すべてが不景気に覆われているわけではないと分かりました。

 ゲインと懇意な建築家も、昨年よりは確かに減ってはいるが、喰っていけないほど激減しているわけではないし、ゲインとしても、今年は1月5日から25日までに、連続受注。今春から秋までに5件以上の物件が生まれました。

 腰痛を治し次第、第2次営業展開が待っています。そこでも間違いなく多くの指定採用が決定するでしょう。ゲインは一般的な景気にはあまり左右されません。不景気と呼ばれる時期には、逆に突出することが多いのです。相対的なことなので、当たり前っちゃ当たり前!

 ゲインには亀の甲羅主義という発想があります。ゲインのコンセプトが壊れるような無理な受注活動はしません。アヴァンからアプレまで、そこで交わる建築家、施工工務店、利用者であるユーザーさんそれぞれに応じた対応をキチンとすることが最重要です。

 だから相性がとても大事なのです。お互いに中身のある、気持ちのいい時間を共有していなければ、信頼関係は醸成できないと考えているからです。

 多欲・貪欲は「懐の蒸れ」を惹き起こします。そんな企業を沢山見てきました。その結果がどうなったかも知っています。

 景気がどうなろうとも、ゲインには関係ありません。でもそのままでいいということはありません。自分の価値を高めるために、いつも発明や発見には貪欲に挑んでいます。


 ・・・再び腰痛が・・・今度は場所が移動しました。左脚の付け根辺りが強烈に疼いてきました。・・・何でかあ!まじめに治さんとおおごとするバイ(苦汗)


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-02-11 11:25 | 不況克服

ゲインの本能的なこだわり 

木の住まい案内舎ゲインのゴトウです。

 腰痛が治りつつあると喜んでいたのもつかの間、今朝ぶり返しました。疼痛というのでしょうか、上半身の体重がまるで重石のように腰に来ます。

 わが奥様は、「今日の予定は延ばせるものは延ばして、一番に鍼に行ったほうがいいよ」と、アドバイスしてくれるのですが、早めに仕事を片付けて、それから鍼に行こうと思っている私です。

 何でぶり返したのか?多分看板制作で、中腰の姿勢が長かったためでしょう。腰の痛みは脳みそを直撃します。思わず「ううっ」と呻いてしまいます。

 かつてもこんな痛みは何度も経験してきました。だから克服法は知っています。何はともあれ、明日は日本国内は祭日なので、ここは一所懸命にやるしかありません。


 ホームページでも、これでもかといわんばかりに、ゲインは何ゆえか“義”にこだわりを持っています。ゲインの事業の要です。事業と“義”とは、一見関係ないように思えるかもしれませんが、コンセプトのモチーフとして、絶対に譲れない要なのです。

 ここではいわゆる業界のことについては、あえて申し上げません。もう散々伝えてきましたので、マイナス志向になるのは嫌気が差します。書けば書くほど、マイナスの坩堝に嵌まってしまうので、チェンジです。

 オバマ米新大統領の言う“change”は、通常使うチェンジではなく、renovationあるいはrevolutionに近い意味で使われていると思います。

 ゲインも、そういう意味で“change”の真っ最中です。刷新、です。

 今朝も三笠フーズの事件がクローズアップされていました。関西の方には悪いのですが、船場吉兆を含んで、この大阪の業者に代表される、偽装を軸に大儲けをする商売方法は、関西では誰もがやっているかのような印象が残るのです。

 マスコミが挑発的な報道を繰り返しするために、そんな印象が出来上がってしまったのかもしれません。でもゲインでも、ある関西の業者と提携していて、結果的に煮え湯を飲まされた経験があります。だから単に洗脳による偏見でもない、事実から生まれた確証でもあるのです。

 だから一層“義”を掲げているのかもしれません。・・・でもそればかりではない、何か本能的に、無条件な軸の意識が反射的に揚がってきます。

 私が、若くてやんちゃなときも、社員との関係形成にしても、友人でも、全ての人間関係、商取引にしても、無条件に“義”を前提にしています。だからゲインの不動の制度の土台なのです。

 もちろん偏狭な義ではありません。この世は義理と人情です。人を許すこと、人の弱さを認めてあげること、多少の間違いは誰にでもあることと受け止めるのも、人として人の社会に生きるためには、実際に必要な心だと思っています。

 “利”を優先すれば、まず約束は法律上問題(バレなければ)がなければ反故にしても平気という発想が底流になります。自分の利益が最優先するのが、利を追うことです。理ではありません。そのために人間関係を作るので、本当の信頼関係が生まれようがありません。

 たとえば、ゲイン商品の商標権を、Aという業者が、ゲインの商品に感動して、是非うちで取り扱わせてくれと、1億円が購入したいとオファーしてきたとします。その後商品のことを聞きつけたBという業者が、こりゃ儲けの種になると思って、2億円で買いたいと言って来たとします。

 ゲインでは、当然A社と取引をします。ゲインの商品をハートで受け止めて、認めてくれているからに他なりません。それからの更なる商品開発を射程に入れているので、長い付き合いを前提にしているからです。これが“理”のある“義”だと思うのです。

 “利”を以て人を制し、“利”を以て業を行うことは、人間として実に汚らしい、醜悪でしかありません。


 私は北九州の若松で生を受けました。今の若松では見る影もありませんが、火野葦平の“花と竜”の土地柄です。

 当時から「川筋気質」という言葉があります。「義理」と「人情」、測りに掛けりゃ・・・です。これはどちらかというと、筑豊地方の人間文化と理解していました。だから北九州そのものとは関係ないと思っていました。

 でもよくよく考えてみれば、小倉は「無法松の一生」の土地柄。多くの労働者同士の連帯感や「想い」の強い朴訥な土地柄は、見た目は変っても、市民の心には連綿と受け継がれているのが実感できます。

 私は福岡での生活が長いこともあり、福岡の気質が大好きです。同じ北部九州、玄界灘を共有しているためか、北九州と一脈通じるところがあります。どちらもプライドの高い土地柄ですが、その点では福岡の方が勝っているようです。北九州は人口が凹んでますし・・・

 さてさて、両市合わせて250万人、周辺を合わせると、350万人の人々が生活する地域は、九州の玄関口として、またポリシーの要としても、大変重要な文化圏でもあります。

 下劣な我利我利亡者も徘徊していますが、より良く人生と企業を構築して、人同士の美しいつながりをわが財産にしたいと思います。アイデンティティとは、意識的に作り上げるものです。流されるものではありません。


ホームページ→ http://www.h3.dion.ne.jp/~yamaiti/
by MUKUZAIKENKYU | 2009-02-10 09:38 | 成功と裕福

節目の月の新規看板は、ゲインの自己変革の証


 木の住まい案内舎ゲインのゴトウです。

 昨日から本格的に開始した看板製作は、概ね順調??・・・というか、初っ端の作業で、悲しい勘違いがありました。

 しかも一気にやろうと、途中のチェックを一回飛ばしてしまったために、傷口が深くなってしまった。

 また一からやり直しかと嘆息。やる気のボルテージが思い切り落ち込んでしまい、しばし事務所の天井を眺めていたら、そこにわが奥様が・・・「どうね、進んどう?」と来訪・・・作業がほとんど進んでいないのを見て、「折角の休みに、何しよったん?全然進んでないやん!」と、言葉のマシンガンが炸裂。

 ただでさえ落ち込んでいるときに、畳み掛けて言うことはなかろうもん!人の傷口に塩を塗りこむようなことバして、・・・

 一通りことの経過を説明して、「おまえも、手伝わんか?」というと、二つ返事で「任せとき~!」と、有り難い応援が入りました。

 一旦書き上げた下書きを消すのはもったいないと、それをそのまま再現できるようにアイデアを出し合い、近くの文具屋で必要な道具を購入。その後は、奥様に任せました。・・・私は単純作業が苦手でして・・・

 奥様による修復作業が完了したときは、すでに午後7時。・・・何かしとかんと、今日一日がホントに無駄になると、意を決して塗装を開始。2枚あるのですが、乾燥させるための時間が要るので、とりあえず1枚だけは完了させました。

 今日はもう1枚の塗装を仕上げます。それが終わったら、後は自然に乾燥するのをゆっくり待ちます。


 さて月曜は、外回りの一日目です。今日は北九州市内の建築家を訪ねます。すでにいろんな案件をいただいているので、ゲインとしてのアッパー提案とデモ用サンプルを提示します。

 昨年までは、日本全国の産地の素材と同時に、それに手を加えた製品を一二点をデモンストレーションしていたのですが、それらの活動はすべて今年実を結ぶことになっています。

 今年はさらに手を加えた四次元製品ともいうべき“Schwarz(シュヴァルツ)”が生まれました。

 建築家やユーザーさんの個別要請に応えるのは、ゲインでは当たり前のことです。そんなことを強調するのでは、ローテクに言葉を乗せただけのまやかしに陥ります。

 その木を見て、より高次元な使用法があると、想像力というパワーを、その木を通して実現することは、ゲインとしての最大の喜びでもあります。

 それが実現できたかというと、まだまだですが、それに一歩でも近づくために日々精進することは、商売をする者が、とかく陥りがちな、無節操な利に走る考え(3流商売の雑草、裏の顔は貧乏神)を根絶やしにする特効薬になるのです。

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by MUKUZAIKENKYU | 2009-02-09 10:25 | 成功と裕福