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シンクロニシティ、この世に偶然は無い

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 つい最近まで、朝は幾分寒く、昼間もそれほど気温が上がらなかった日々でした。でもこの二三日で、一気に気温が上昇、クルマがサウナ状態で、・・・あまり小刻みに気温が変化すると、どうも体の疲れが取れにくく、夕方になるとドヘっ。

 どんな体調であっても、お仕事は快復を待ってはくれません。昨日は祭日ながら、福岡市内の現場を訪ねてきました。ゲインが、今年から販売を開始したブレーマーオイルと木蝋ワックスで仕上げた床を点検に行きました。

 今日は言わずと知れた月末、支払と集金が集中します。それに懸案物件の床材のサンプルを提出するために、合間を縫っての、小倉南区のK建築設計さんと打合せに行ってきました。

 今回は保育園の床として、できるだけ軟らかいものというリクエスト、でも軟らかいと傷はつきやすくなるもので、そこの兼ね合いが難しい。そのため道産のとど松と徳島の杉を提案しました。木の木目は、子どもたちの情操教育に貢献します。

 木目は脳細胞を刺激して、脳を活性化する作用を持っています。また独特の香りが、さらに気持ちを新鮮にしてくれます。

 杉床は、空気層が多いため、それ自体で断熱効果があります。もちろん無垢の木の特徴である調湿性能が、抜群に生きるため、子どもたちから発散する水分や臭いを、同時に吸着してくれます。夏涼しくて、冬温かい、移りゆく四季を快適に感じられます。

 ブレーマーオイルは植物成分で作られた自然塗料です。一切の石油系溶剤を使っていないため、安心です。溶剤は、通常自然原料だけでは乾きが遅かったり、塗り面積が伸びにくいために、それを解消するために利用されます。

 そのため塗料が完全に乾燥するまでは、ゆっくりと揮発します。それは床から30cm辺りの高さに滞留するため、乳児やペット、畳の上での就寝習慣のある人には、その物質をまともに呼吸してしまいます。だから細心の注意が必要になります。

 ゲインでは、これまでいろんな塗料を使用し、また検証してきました。なんせ塗料が悪いと、折角の無垢の木の特徴や性能を活かすことができなくなってしまうからです。それぞれの木に応じた、またユーザーさんの好みに対応した、適切な塗料を提供することは、まともな材木屋なら避けて通るわけには行きません。

 
 でも面白いものです。ある地域で、一旦引き合いや打合せが始まると、待ち構えていたかのように、その周辺の地域から、ほとんど同時にお仕事が決まっていくのです。

 一地域に仕事が集中することは、もっとも効率的です。移動時間が少なくなると、実際の会議や打合せに、十分な時間がかけられるようになります。

 偶然というには、あまりに旨くいくのです。一地域に、連続する注文。これらは何か私が引き寄せているのか、何かに引き寄せられているのか、どっちにしても、これまで抱き続けてきたある想いが結実しているのです。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-30 18:56 | 木の家 国産材 無垢材

季節の春とゲインの春がシンクロニシティ

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 今朝も清冽な大気は、地上のあらゆるところから生命溢れる氣を湧出させています。この10年間不順な季節循環でしたが、今年はほぼ順調な感じがします。油断はできませんが、・・・。

 先週末から各方面から問合せが殺到しています。小倉南区のI建築工房さんのご指名をいただいて、早速図面から積算を完了させました。下関のクリニックに納める不燃木材なのですが、この分野、ゲインの得意技のひとつです。


 ゲインでは、オリジナル製品の分野では不燃木材も取り扱っています。でも不燃木材と一概にいっても、実に多くの製品が市場に出回っています。樹種、性能、認可内容、既製品と特注品等々、建築家のリクエストにベストマッチする製品を提案することも、ゲインの大切な仕事のひとつでもあります。

 ただこの不燃木材は、認可制度の下で監理されているため、メーカーによってキャパに相当な差が生じます。今回は米国製の輸入不燃木材、米国の方が日本よりはるかに厳しい認定基準を設けているためか、米国認可はほとんどフリーパスになるようです。

 日本には、日本独自の樹種があります。日本の気候土壌に適応した木を素材に不燃化すれば、本当の不燃木材といえます。

 今回のウェスタン・レッド・シダー(俗称 米杉)は、寒冷地で成長する樹で、抗菌や耐腐朽性に優れた木です。ただ米国の木に共通する性向として、樹脂分が少ない。日本の木の耐久性は樹脂に負うものが多いのですが、この木は含有成分だけが取り柄です。

 それを除けば、他の特徴としては、軽くて作業性が高い、そして脆いところです。大木が多いため、木目が緻密で、美しいのですが、木目に沿って簡単に裂くことができます。換言すれば、輸送中の傷みが多いため、歩留まりが良いとはいえません。

 私は個人的には好きな木のひとつではあるものの、行き過ぎた信用はよろしくないでしょう。日本の材木屋の過半数は、まともに木を知らない。だからこのウェスタン・レッド・シダーを「アメリカの杉」と勘違いして、高所作業用の足場板として供給して、転落事故を惹き起こしたことがありました。

 知らない、周囲が使っているから大丈夫、法律で認可されているから安全、安いから売りやすい等々の発想からは、誤謬と混乱を発生させることはあっても、本当の意味での適材適所を実現することは絶対に不可能です。

 材木屋はブローカーであってはならないのです。ブローカーのような商いをすると、間違いなく質的劣化を起こし、建築界の中でとことん低い地位に甘んじなければならなくなります。理由?安売りするしか能がないからです。


 今、安岡正篤氏の著作を再読しています。「易経」を、恐る恐る読み始めたからです。以前挑戦して、挫折してしまったため、今度こそはスピードは遅くても、じっくり取組もうと決意しました。

 氏の著作のひとつに『人生の大則』があります。そのプロローグは、ある意味その本のモチーフが凝縮されています。

 この世界の全ては「大和(だいわ)」から成り立っている。「大和」とは、大いなる調和を表します。

 陽の原理は、発現・分化・発展を本領とし、陰の原理は、統一調和・全体性・永遠性を本領としている。

 現代は陽の原理である分化を本領とする西洋的思考=主知主義に偏している。主知主義に偏した結果の多くの弊害を解決するためには、東洋的陰原理を以て主知主義を止揚するしかないとしています。

 精神分析学では、古典としてフロイトとユングが取り沙汰されることが多いのですが、後者のユングは、マンダラなどを通じて、東洋的な思想に影響されたせいか、「父なるもの」と「母なるもの」を図式的に陽と陰に分け、集合的無意識の論拠にしています。

 ただユングの場合は、そのメッセージが比較的脆弱であったためか、後継者による解釈から、その業績が「社会への適応・不適応」というレベルで、現代に普及してしまいました。

 このふたつの大きな潮流は、独自に発展しましたが、東洋的思想とは主知主義的に理解するものではありません。価値観が根本から異なるのですから、その価値体系に自らを嵌め込むことなくして、これを理解することは不可能でしょう。

 日本の木、米国の木、それぞれに美しさや性能がありますが、私たちは日本人です。日本人のアイデンティティを離れて思考することは、人心の混乱と荒廃を招き寄せてしまいます。

 木の案内舎ゲインは、その微妙な観点をはずすことはありません。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-28 09:24 | 木の家 国産材 無垢材

陰陽は日常のメリハリを築くことから

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 再び未明から雨が降り始めました。雨が降るのはいいのですが、ちと寒い・・・最近毛布一枚での就寝だったのですが、布団を一枚重ねました。気温が15度に行かないので、今日は暖房日です。

 青森では花見の最中に降雪、積雪・・・寒の戻りにしては、やや激しい揺り戻しのようですが、花見と雪見が同時にできると考えれば、まあ何と恵まれた地域でしょうか。桃色のブロッサムが、白い雪をかぶり、想像上ですが、日本的風情に満ちた景色が眼に浮かびます。


 昨日は数年ぶりにユニクロで買い物をしました。仕事ばかりしていると、いつの間にか普段着が少なくなってしまいます。ビジネス着ばかりでは、生活にメリハリがなくなってしまいます。しかし若干メタボの体つきの私が着れる服は、どこにあるのかと・・・

 まずは近くの2L以上の大型サイズ専門店に行きました。それとなく物色したところ、そこでは、私のサイズはオコチャマ級でした。ウエストが100cm前後から始まるため、どれもこれも私には大き過ぎ。・・・来店客もそれなりでした。外見から軽く体重100kgを超えて見える男がゾロゾロ・・・

 上には上がいるものというのが適切な表現なのか分かりませんが、まだ20歳代から40未満の男性が、一所懸命自分に合う服を物色していました。そこでは私は細身そのもの、サイズ落ちで、買う物はありませんでした。

でもそんなサイズの人間たちばかりが集まる場所とは、一種異様な雰囲気です。人類の多様さを思い知りました。

 そこで意を決して、近くのユニクロへ。まあ多いこと、駐車場に入るまで、10台待ち。何とか駐車でき、店内に入ると、活気に溢れています。まさに老若男女が集っています。わたしのようなオッサンには関係ないと思っていたのですが、人数は圧倒的に少ないけど、私ぐらいの男性が、とりあえずいました。

 でもどういうわけか、駐車中の車内に、オッサンが一人手持ち無沙汰に待っている姿が目立ちました。・・・多分私と同じ思いで、入るのに躊躇っているのでしょう。・・・見る前に、跳べ・・・なのにと思いつつも、テレビの宣伝見てれば、確かにオッサンは対象外のような印象は免れません。

 実際には、沢山のお客さんの20%は、間違いなくオバタリアンが占めています。しかもかなり真剣な眼差しで、商品を物色しています。ユニクロに在るから見栄えがするものの、普段なら寂れた商店街にある「洋品店」に飾っているような商品の周辺に群がっていました。

 店がどうであれ、引き寄せられる商品にはマッチしています。またこの格安さが、言わせません。最初に行った店で買っていれば、全部で2万円以上にはなっていたところが、同じ内容で、ユニクロでは9000円未満で済みました。しかも見た目も、品質も、何ら劣るところがありません。

 これから一人オッサンの買い物客を取り込めば、もっと業績が伸びるでしょう。私は団塊の世代ではありませんが、彼らの世代はそこそこの地位とお金は持っているはずです。それに娘さんとデート代わりのお買い物となれば、ユニクロにとってはウハウハでしょう。


 物事焦ると、折角得られるはずの知識や情報を取り逃がしがちになります。思い込みは、やはり良くない。

 貧すれば鈍する。経済的な貧でもそうですが、心の貧とは、まさに焦り、恐れ、油断、孤独、無感情の様相です。貧状態では、チャンスを逃すと、それが習慣になってしまいます。これが貧乏神憑依状態です。

 これから脱出するには、まず何よりも「自分が知らないということを知ること」、そして「知る勇気を持つこと」、「知るためには行動を起こす以外にないこと」を自覚する道はないということでしょう。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-27 09:56 | 成功と裕福

連休を前にタイムスケジュールを

木の案内舎ゲインのゴトウです。

 昨日の土曜は、景気の後退を反映しているせいか、まあ電話の少ないこと・・・これは一般部門の話ですが、ゲインのお仕事には暇はありません。

 建築家のリクエストに応えるべく、ヒアリングに数時間かかり、後は資料の検討からまとめ、レポートを原稿20枚分を制作。来週提出の準備を完了しました。

 ウェスタンレッドシダーの不燃木材について、経験知だけではなく、科学的な見地から、その長所と短所を提示します。木のプロとして、知的好奇心にも100%応えられるのでなければなりません。専門家とは名乗るものではなく、実証する存在です。


 専門家といえば、地方自治体の知事職も該当するでしょう。権力も集中するので、強力な立場です。この10年前から、知事職の方が政治家より立場が鮮明であることもあり、その能力の有無が明確に露出します。

 かつての宮城県知事、長野県知事、高知県知事や、今でも都知事や神奈川県知事、宮崎県知事や大阪府知事は、毎日のようにワクワクするような活動をしているといえます。

 知事職が耳目を集めるようになったことは、今後の地方分権のための布石として歓迎しますが、またそれに応えるような人材が選出されてきたと思います。でもね、今度の千葉県知事の誕生は・・・まともじゃありません。

 これはどう考えても、レベルが低すぎます。自民党の支部長が「完全無所属」を唱えて立候補することも、候補者としての資質なしといえます。それを自公が応援している事実。当選後のパフォーマンスも、何これ?語る言葉に内容も重みも無い。

 これまでに誕生してきた知事とは、絶対に一緒にしてはならないでしょう。自公の傀儡といわれても否定はできないと思います。ただ本人には、そこまで自覚も無ければ、それを知るだけの教養があるとは思えません。


 さて世間ではゴールデンウィークということで、長いところでは16連休の会社もあるそうです。私にとっては、もっとも教養と知識を集中的に蓄積するチャンスです。

 そのためアマゾンから10冊取り寄せました。「易経」から「内臓脂肪の取り方」まで、ノウハウ本もありますが、私は すごい人の半生記が大好きです。故人のものもありますが、存命の方の半生記は特に面白い。面白いというより、その人の人生と生活に対する智慧と生き抜いた証を知ることができるので、実に楽しい。

 下にその一部をご紹介します。読んでみると、目からうろこかも、・・・。

 

「易経」一日一言―人生の大則を知る (致知一日一言シリーズ)

致知出版社

 

 

世界一の庭師の仕事術 ‾路上花屋から世界ナンバーワンへ‾

石原和幸 / WAVE出版



 昨日届いたのですが、今日までに1冊読了しました。

 ただ本ばかり読むのでは、芸が無い。読む場所を、この連休中は変えようと思います。中日ぐらいに、九重の高原の中で、ヒゴダイに囲まれて、智慧を貪り、想像力を解放することは、実に気持ち良いものですよ。

 一闔一闢(いっこういっぺき)これを変と謂い、往来窮まらざる、これを通と謂う。
                             (易経より)

 素晴らしい言葉ですね。闔は扉、それを閉じてエネルギーを養うことを、「陰」の「坤」。闢は開くこと、外に向かって積極の魂となって活動することを、「陽」の「乾」。

 日常の休息と活動という陰陽の作用が、変化と成長の源となる・・・
                 (致知出版社 易経一日一言 竹村亜希子編より)


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-26 14:22 | 成功と裕福

生き方を学ぶなら、古典を読むにかぎる

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 昨夜から降り続いていた雨も、やっと上がりつつあります。お蔭で、黄砂で汚れた愛車はきれいさっぱりと甦りました。

 買い換えたばかりのカーナビ、ゴリラの扱い方にも、やっと慣れ、9年前に買ったカロッツェリアの方が精度では勝りますが、使い勝手ははるかに快適です。

 ただ挿入されているデータには記載落しが目立ちます。技術的にはパイオニアの方が間違いなく優れていますが、経営再建中の会社の悲哀か、技術に反映するためのマーケティング不足は否めません。ユーザーのニーズに細やかに対応し切れていません。

 昨日はただひたすらスケジュールを消化するだけで、一日が終わってしまいました。まあ、こんなときもあるでしょう。ブログの更新も、儘ならないまま。書き込んでも、来客の対応などに追われていると、気がつけばタイムアウト(涙)・・・3回もやり直しました。

 でも素晴らしいこともありました。再び指定をいただき、問合せが入り始めました。来週一杯で積算を完了させて、後は落札するゼネコンさんを待つだけです。


 「松明(たいまつ)は自分で持て」

 他社が製造あるいは販売している売れ筋の商品を取り扱うために、そこの代理店や特約店になることは、商取引の常道ですが、その仕入元の会社の販売方針に左右されざるを得ません。その会社が、たとえ人後にもとるようなことをやっていても、正すこともできないことがあるものです。

 企業のコンセプトには、その高さと同時に実際の一体性がなくては意味を持ちません。そういう意味では、たとえどんなに良い商品を供給している発売元の会社と提携していても、提携であって、本当の自社商品とはいえません。

 ある日突然、その発売元が豹変したり、劣化しても、正すことは容易ではありませんし、逆に対立すると、いつ梯子を外されるかもしれません。こんな状態では、自社の将来的な展望を描くことができません。

 それに間違いなく「ぼられる」。価格の設定権がないために、発売元の言いなりになるしかないのです。会社発展の元のひとつとなるのは、適切な利益の確保と妥当な販売価格を決められることです。

 代理店や特約店の立場に甘んじていては、結局量を追う商売を追求することにならざるを得ないのが現実なのです。

 だから本気で自社のコンセプトを堅持して、同時に上質の商品をきっちりと提供することが肝要。是が非とも、自力で開発した正真正銘のオリジナル製品を以て勝負する以外にありません。

 ゲインは日本全国の産地の無垢材を提供している会社です。でもそこの産地の生産者とは、人間同士のつながり以外に決め手はありません。少しずつでも、市場を開拓して、より多くの製品を流通させなくてはなりませんが、その最も大切な動機が“誠意”なのです。

 その“誠意”が成長すると、「どうすれば、製造元にもっと良い製品を作ってもらえるか」「どうやったら、もっとお客さんのために役立つことができるか」という終わることのないテーマに取組むことになります。それは具体的な商品だけでなく、知識や技術、想い、ノウハウという人間の地力を磨くことにつながります。

 見た目の量の多さや見栄えの良さでうまくいくことはあります。でも社内内部の本当のコンセンサスが確立できていないために、いずれ瓦解する運命を避けることはできません。

 逆に、成長のスピードを、自分自身のコンセプトとキャパに照らし合わせながらコントロールすること、そして見た目は遅くても、一段一段を丁寧に昇っていくことができれば、最初はどんなに小さな会社でも、やがて磐石の礎を築き上げ、宇宙を貫くほどの将来を引き寄せることができるのです。

 この世は、入り口も出口も、人との関係で成立しています。だから人に必要なモノ、関係作りに必要なものを持つ者だけが、スピードの差はあるものの、真の富貴を手に入れることができるのだと思います。

 
 「立志の功は、恥を知るを以て要と為す」(志を立てて実績をあげるには、恥を知ることが肝要である)

 「立ち向かう、人のこころは、鏡なり おのが姿を、移してやみん」(黒住宗忠)                             (言志四録 川上正光訳注より)


 人の上に立つ者は、それに応じた高い倫理観を持たなくてはなりません。

 企業家であり、経営者でありながら、自社との取引先を社内で誹謗して、部下に聞かせ、その部下の悪口を、取引先にもらすような人物がいるものです。このスタンドプレイは、いずれ双方から軽蔑される運命にあります。人を侮っているからです。黙っていても、勝手に空中分解します。

 器の小さな人間が、人の上に立つことほど不幸なことはありません。

 小才は溺れ、中才は泳ぎ、大才は渉る

 誰のお蔭で、この世に生を持てたのか。誰のお蔭で、ここまで来れたのか。生きて、生かされて、初めて在る命。それが分かれば、一日も、一刻も疎かにはできないし、人との縁こそが感謝の源で、報恩の心が人を造ることが、自ずと見えてくるはずです。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-25 10:21 | 木の家 国産材 無垢材

今日一日は24時間では足りません(汗)

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 ほんわりとした曇り空の朝、何かしら腰が痛いような、重いような・・・本日は近くのO整形外科に、診察結果を確認して、今後の治療方針を伺いにいく日です。


 定例のモーニングセミナーは、とりあえず診断結果がはっきりするまでは、しばらくの間欠席です。


 2週間前、原因不明の脚痛に襲われ、鎮痛薬でだましだまし今日まで何とか持たせました。薬を服用しているかぎりは大丈夫ではありますが、残念ながら左脚の違和感はまったく変わりません。さてドゲン結果が出るか、全快に向けて前進あるのみ、・・・。


 自宅の周囲は、駐車場が不足しているせいか、路上駐車がやたら多い。今日は他人の駐車場の前に平気で停めている不届き者がいました。注意されなければ、どんどん増長するようで、自制心とか遠慮とか羞恥心が希薄な輩が増えているようです。おばちゃん、若い男子が多いようです。


 昨日は、床暖房対応の無垢の床材について、ある設計事務所さんから、ご相談を受けました。


 「床暖房に適している無垢材は?」 「広葉樹の方が良いのか?」 「施工上、どんなところに中止すべきか教えて欲しい」 「塗料はクリアでも大丈夫か?」等々、いろんな質問を受けましたが、「床暖房をして、もっとも美しくて、長持ちする無垢材は?」・・・



 すべてクリアしました。納得されて、喜んで帰られました。



 んん?!・・・(焦)・・・  まだ午前8時なのに、来客が・・・



 (ここで来客が、3人連続で来られ、時間がなくなる。もはや余裕なし、整形外科に行き、最終的な診断をしてもらい、午後からは友人のY君と、司法書士事務所へ。それが終わったら、今度はすぐに小倉南区の超優良企業・Y工務店さんを訪問。図面打合せをします。)



 今日はここいらで一旦中断です。


 私を待っている人がいます。熱意・誠意の権化と化して、お仕事を完遂してまいります。



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by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-24 15:10 | リッチな人生

前進あるのみ。信念の力は勇気を発明する

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 朝が益々早く、さらに爽やかになっていますね。朝の5時半にもなると、薄明ではなく、すでに赤い東の空に、西の蒼穹の中にいます。

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 相変わらず左脚は違和感だらけで、筋肉がピクピク痙攣しています。鎮痛薬が効いている間は歩行できますが、切れると急激に脚が重くなります。ここは慎重にせねばならんようです。

 昨日は、ゲインの正面作戦展開、つまり取扱商品の紹介というより、ゲインのコンセプトとポリシー丸出しのお仕事でした。

 ゲインの商品は、コンセプトと信念の在り処に直結するものばかりです。ある意味、直結しないものは販売しません。

 ゲインがその趣旨を曲げたり、意に反することをやってしまうと、それは産地を追い詰めることになることを知っているからです。

 どんなに良い製品であっても、代理店やユーザーさんとの約束を反故にすると、ゲインを経由しては頼みたくない、買いたくないという流れができる恐れがあります。そうなると、ゲインに委託している産地に注文が行かなくなるからです。

 本来これはといえる上質の製品を供給してくれる産地を紹介して、そこの製品を普及することが使命のひとつなのに、逆にその障害になってしまっては、もはや存在意義そのものがなくなってしまいます。

 だから私たちは、製品の紹介だけではなく、丁寧な工程を経て、建築家やユーザーさんに対して、販売の縦糸に信頼という横糸で紡いでいくことに、絶対に手を抜かないのです。

 ある発売元の会社は、当初はまじめに対応していたものの、ちょっと受け始めると、図に乗りすぎたのか、代理店の担当地区に無断で直販を仕掛けたり、クレームには「無視」で、代理店やユーザーさんに迷惑をかけて、信頼を失墜させてしまいました。・・・こうなっては、取り返しがつかない。

 私たちの世界は、良くも悪くも鏡の世界です。やるべきことややってはいけないことは、周囲をしっかり分析できれば、そのまま示唆に富んだ世界です。

 昨日は北九州市内の若松区と八幡西区の建築家を訪ねました。ひとつは床材の「あかつるぎ」の製品説明(採用決定)に、もう一方はブレーマーオイルと木蝋ワックスの実地検証(ほぼ採用決定)。ブレーマー製品は、今年の2月から販売を開始したのですが、予約を含めて、すでに10件以上の物件に採用決定。

 有り難い。この流れには、ある見えない力が働いています。それは人間の持つ想像力が本物であるときにだけ創り出すひとつの形です。氣に、意志の力が働くことで、人間同士の直観的な信頼関係が醸成されるのです。

 さてさて本日も、いまだに痛む脚痛を他人事のように扱いながらも、近間を回ります。小倉南区と門司区、北九州は福岡と比べると、可哀相なくらいパッとしません。でも山椒は小粒で・・・という建築家は、数は少ないけれど、います。その方々との出会いに感謝の念を込めながら集中します。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-23 09:53 | 木の家 国産材 無垢材

贅沢は好まない。だが上質であることにこだわる

 木の案内舎ゲインのゴトウです。

 今朝から、イマイチ体調がすぐれず、行動が緩慢でした。原因は?・・・分かっています。

 昨日友人と呑みに出かけ、久しぶりとあって、ちょっと呑み過ぎてしまった。お蔭で、二日酔いの目覚めでした。起床は6時過ぎだったのですが、如何せん酒が抜けていない。昼前まで、顔面が真っ赤でした。

 一刻も早く正気を取り戻さねばと、大量の水を飲みました。でも体のだるさが抜けず、折角の午前中をフイにしてしまった。

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余市の広告写真より

 見ているかぎりは美味そうなウイスキー、バカラのベルーガグラスに注がれたニッカの「余市」は、この上なくスムースでフルーティでした。でも適正な量を守らなくてはねえ・・・

 今はいつ行っても、繁華街はドツボ・・・私たちが行った店も、それなりに楽しいところではありますが、やはり不況の影響なのか、客は数えるほどしか入ってきませんでした。そのため店のスタッフが取り巻き、キープしたばかりの新品が、帰る時には空っぽでした。(悲)


 昨日はある実験を実行してみました。

 それは友人のY氏から譲ってもらった結界シールの効能を確かめることでした。

 その影響下の全ての物質の固有振動数を高めることで、物性を変化させてしまいます。

 水等の液体は、あっという間にサラサラに!超軟水状態に変化します。ウイスキーの特有の咽越しが、突然抵抗がなくなります。雑味も同時に消失するため、個性としてのフレーバーさが吹っ飛んでしまいました。

 この結界シールは、ワインやウイスキーなどの醸造と樽の個性を売りにしている飲料には使わない方がいいようです。でも口当たりは、最高級の部類に入ります。・・・だから呑み過ぎる、トホホ。

 この製品は、もっと建設的な使い方をしなくては意味がない。たとえば予め断熱処理をして炊飯器の下に敷いておけば、間違いなくホクホクのご飯ができるでしょう。味噌にチャージすれば、極上の柔らかな生きたミソに変身するはずです。


 この結界シール、固体は変化を確認することは困難ですが、液体やゾル状態の半液体には、瞠目に値する変化をもたらします。

 だから・・・ゲインの推薦塗料“ブレーマーオイル”類は、ゲインだけにしかない製品に変化します。

 具体的には、伸びが断然良くなることです。このオイルは、1リットル当たり、平均15㎡の面積に塗装できますが、結界チャージを施すと、軽く20㎡を上回ります。

 また木に対する浸透度が格段に向上するため、より深く定着します。また放置していても、ほとんど劣化することがなくなります。

 こだわり系の塗料を販売している店舗は沢山あり、またブレーマー製品を良心的に利用している方も沢山いますが、ゲインを介したブレーマー製品は、品質において、間違いなく特上になります。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-22 15:54 | 木の家 国産材 無垢材

福岡・北九州往復は毎日の決まりごと

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 昨夜の雨も、未明には上がり、気持ちの良い朝を迎えました。考えていた通り、日の光がストレートに届きます。外では、百舌鳥に始まり、不如帰、鶯、それに雀の囀る声が、楽しげに聞こえてきます。

 近くの空では、鳶が悠々と空を滑っています。・・・しかし残飯漁りのカラスの群れが、そんな気分を害してしまう。カラスどもが来ると、小鳥はどこかに消え去ってしまいます。後は傍若無人に、ゴミをネット越しに突き、道路に引っ張り出して汚しまくります。

 カラスはえぐいほど知能的な鳥の一種です。しかも徒党を組んでしか行動しません。一羽であっても、結構攻撃的です。それを見ていると、まるでハイエナそのものです。空のハイエナです。この鳥は益鳥なのか害鳥なのか?


 昨日は福岡市東区のT邸現場に到着するや否や、雨が降り始めました。天気予報、100%的中です。

 近くに駐車場がないため、仕方なく路上駐車しました。それから現場を訪ね、進行状況を確認して、無垢材の張り具合を検証後、設計事務所のSさんと施工業者のYさんらと打合せを兼ねた話し合いに入りました。

 ところが5分ほど経つと、外で「ゴトウさん、集金がきんしゃったよ」・・・?「集金?」慌てて外に出てみると、そこには放置自動車規制の係員が、私の車の後ろに立っています。集金かあ、ステッカー張りが役割の規制車は、たしかに集金専門です。

 何とか難を逃れましたが、こげんとこで駐車を取り締まるなら、ちゃんとした駐車場の案内板ぐらい設置せんかといいたくなります。止むを得ないから駐車しているのだから、取り締まる前にインフラば整えるんがスジっちゅうもんやろ(怒)

 何はともあれ打合せを再開できました。建築家のSさんから聞いていた内容とは、かなり異なっていました。壁には塗装し直しのために、ロハスコートというシックハウス対策の無公害水性塗料を採用していただいたのですが、・・・

 現状の壁は、昔々流行った仕様で、ピーリング突き板にクリア処理をした製品でした。・・・この製品では、水性塗料は合いません。塗っても弾いてしまうでしょう。知っていれば、勧めることはなかった。

 瞬間的に思ったのは、4ミリ厚のシナベニヤを増し張りして、それをニス系の塗料で仕上げることでした。白系なら、ジェラックニス。その他のカラーならワニスが良い。それなら室内空気を汚染することがないため、健康被害の恐れがありません。

 床材には植物精油で作ったオイルと木蝋ワックスを使用することになっていますが、どういうわけか現場では、私も塗装工事をすることになっていました。えええ!?そんな話はしたことも聞いたこともナカですよ。ドゲンなっとうとう?

 壁や天井もやりかえることになっていたようで、んんん・・・こりゃ予算が合わんやろ(苦)

 ・・・事態は、こりゃ一度しっかりと設計事務所さんと話バせにゃオオゴトするバイ!

 大工さんのYさんも、事態を呑み込み、すぐにSさんと別の場所でじっくり話し合いをすることになりました。私は、円満に行くことを祈りながら、現場を後にしました。

 帰途は、段々と強まる雨の中でした。心はすでに次の見積物件の資料が予定通りに入信しているか、気になっていました。事務所に連絡したところ、まだ見積は着ていないとのこと。・・・この分じゃ、今日中にSクラブさんには届けられないだろうなと、若干諦め気味になりました。

 事務所に着いて確認したところ、やはり未達・・・

 てなわけで、今日は朝からバンバン仕事が煮詰まっています。今日は北九州市内、若松区から門司港へ、そして小倉南区に、3件訪ねることになっています。その前に、この見積書を完成させて、届けなければなりません。・・・何が何でもやり抜かなければなりません。

 強烈な浮造り杉の杢精、杢魂、あかつるぎ、そしてジャポニカパネルの打合せが待っています。おっと忘れていました。木材用オイルと木蝋ワックスの説明会を開催することになっています。

 まだ脚はどうにもなりませんが、やる気だけはバリバリです。春の氣を全身に漲らせて、一所懸命全うします。


ホームページ→ http://www.h3.dion.ne.jp/~yamaiti/
by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-21 09:22 | 木の家 国産材 無垢材

イヤシロチを訪ねて、意識が引き上げられたかも…

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 曇り空の週の始まりです。天気予報では、昼から雨が降るということ。多少は降った方がいいでしょう。雨が上がった後の緑は新鮮な色に溢れます。

 まだまだ違和感が残る左脚を、何とかごまかしながら、今日から新たな気持ちで1週間をやりぬきます。早速福岡市の東区に行かなくてなりません。本当は先週の土曜に向かう予定でしたが、突然大工さんが二日間現場を休むことになり、予定中止。

 今日改めて向かうことになりました。そのため今日はかなりタイトな一日になりそうです。午後からは、あるスタジオの床工事と塗装工事の見積を提出しなくてはならないからです。でも肝心の床材の見積が未到着、1週間前から要求しているのに・・・のんびりし過ぎバイ(怒)

 予定が押しに押しています。一業者の怠慢が、全ての段取りを狂わせる。他の準備は先週のうちに完了してるというのに、困ったモンです。


 昨日は一気に気温が上がったせいか、陽気に釣られて、近くの福知山の麓を散策しました。まだまともには歩けない体なので、せめて空気のきれいな場所でと、クルマで約30分の道程の先にあるダム湖の点検用道路に行きました。

 
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 ほとんど誰も来ない場所ですが、空気は澄んでいて、眺めもかなり良い。下界の空気がスカスカに乾いているのに比べて、ここはちょうどいい湿度なのか、空気の濃度がかなり高く感じられます。友人のY氏にいわせると、ここはイヤシロチだそうな、・・・

 たしかにグッとせり出した山々の尾根が重なり合って、立っている場所は、その交点に当ります。だからか、意識が鮮明になり、疲れがみるみる解放されていくことが実感できました。


ゲインのオリジナル製品である杢精とあかつるぎ、そしてシュヴァルツは、殊のほか好調です。

 決して万人受けするような製品ではないのですが、出会った建築家の皆様からは、圧倒的に支持されています。有り難いことです。個性をそのまま形にした製品は、建築家のデザイン脳を刺激して、構想力を高めるとのこと。

 縁のない方もいます。その方たちの傾向は、無難路線で、「地産地消」にこだわりすぎて、自由な選択肢を自ら規制してしまっているようです。それはそれでひとつのあり方です。

 ユーザーである施主の方の希望や意識は、どうしても皮相になりやすいし、雑誌の受け売りが多くなることは仕方がないことです。でもね、建築家の役割とは、80%の既製品から選択することではなく、20%のオリジナリティから「組合せて」、ユーザーのためのオンリーワンを提案できることではないのかな?

 コンセプトが高ければ高いほど、人はより自由であることを必要とします。自由を実現するには、抵抗や障害を自分の意志で乗り越えなくてはなりません。既成の秩序やありふれたステロタイプな商品の中からは、構想の及ぶ範囲は知れています。

 やはり熱意には智慧に裏打ちされた勇気が必要不可欠です。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-04-20 10:29 | 成功と裕福