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日本人の美しいコミュニティはどこにいった?

 木の案内舎ゲインでは、日本の木を利用することを通して、疲弊した山村を復興し、日本人の誇りに満ちたコミュニティを創造することを目指しています。

 二世代三世代が一つ屋根の下で暮らし、長者の智慧と若者の活力が融合すれば、どんなことも克服できるのではないでしょうか?


 厚生年金の「積み立て不足」が500兆円。だからこのまま行けば、年金給付率は40年後には30%まで凋落するそうです。

 小泉時代から導入された米国式福祉制度が、日本独特のコミュニティを益々破壊しています。それは単に米国式が悪いからではありません。社会制度の在り方を知らない一部の族議員と厚生官僚が、法制化した内容は、日本人の心を殺しています。

 義のない邪な世界は、国民から預かった保険料や年金を、グリンピア事業で数千億円を浪費、さらに投資運用ではほぼ100%失敗して、数十兆円の損失をしました。にも拘らず、誰もお咎めなし。

 ・・・常識を持っている者から見れば、これが会社なら、こんな経営をしている会社には一時もおられないはずです。


 積み立て不足は結果であって、その原因は厚生省と社会保険庁の破廉恥経営です。その挙句、資金不足だからと、自省の予算は目一杯取っておいて、福祉への予算を平気で削る。今回の福祉制度は、全くの改悪そのものと断言できます。

 私にも、いずれ来る老後は、現状からの延長線で見えてくる日本の姿からは存在しません。日本の行政には、許認可制度で、利得を貪っておいて、ご老人を敬い、大切にする世界がありません。また介護など福祉従事者への敬意が見受けられません。これが、“義”のない世界というのです。


 あなたは、老人ホーム(ケアサービス)を訪ねたことがありますか?

 いろんな方がいるので、個別対応をしながらなので、一概には言えませんが、皆老人になると、幼稚園並みに幼児退行するのでしょうか?健全な老人には、耐え難いと思います。


 日本のインフラを壊したのは、間違いなく一部の政治家と官僚です。彼らには、別口の保険制度があるため、死ぬまで厚遇生活を満喫できる仕組みがあるため、国民の生活と福祉現場には無頓着といわざるを得ません。

 でも今更責任を追及したところで、現実と将来が直ぐに変わるわけではありません。自分の将来を守るためには、新たな制度を構築して、自力でまかなうしかないでしょう。既存の政治や行政には依存せずに、が大事な視点でしょう。

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by MUKUZAIKENKYU | 2009-05-31 14:39 | コラム 政治・経済・社会

一燈照隅 万燈照国

木の(住まい)案内舎ゲインのゴトウです。


 もう梅雨が目前に迫っている感じの空。雲が低く厚くなっています。

 昨日、行きつけのO整形外科に受診に行きました。先月、突然の激痛に見舞われて以来、ほぼ50日が経過しました。医師に指示されたとおり、3週間のスパンを開けて行ったのですが、結論からいうと、原因は不明のままだが、一応治癒したとの判断でした。

 いまだに残るしこりや歩くとガクッと脱力する症状は、治癒途上の症状で、悪化の兆候ではないということでした。・・・いつ再発するか分かりませんが、あえて不安感を引き摺らずに、前向きに考え直して前進するしかありません。

 ということで、今朝は早朝ウォーキングを再開。若干脱力や重さは残るものの、「脚よ、動け」と言い聞かせながら決行しました。・・・やっぱり気持ちが良いものです。体中に酸素が行き渡ったようで、全身からやる気が漲ってきました。

 5月半ばぐらいから、イマイチ乗りが悪く、気分も健やかさに欠けていたのですが、やはり私は歩きが大好きなんですね。

 一気に、これまでの時間の損失分を取り返すべく、1日16時間労働を2ヶ月間、休日なしで仕事に専念します。実際、やることは山積しているのです。表面的な仕事も、相当量溜まっていますが、それ以上に誰にも知られず、孤独の中で行う仕事は3か月分溜まっています。

 人に知らせる仕事は、ゲインのオリジナル製品が、単なる企業の枠を超え、日本の木の産地を、より豊かに引き上げる可能性を持っていることを、より広く知っていただくことです。

 こういった活動は、ゲイン独自のものではありません。全国のいろんなところで、類似的に実践されています。彼らの活動が成功することを祈りながら、私は私のやるべきことに専念するだけです。似非団体や会社もありますが、彼らを批判するより、まず自らの足元を照らすことができなければ意味がありません。

 『一燈照隅、万燈照国』 

 そしてもうひとつ。それは孤独の内で、己自身を鍛え上げる作業です。心を養う仕事です。「性格は世の激流から作られ、才能は静けさの中で造られる」とはゲーテの言葉ですが、心を養うとは、ひたすら学問することです。

 学問とは、研究室にこもって、何かを試行するばかりではありません。それも似たような世界ですが、真の学問は、人間の運命を変えていくといいます。ひとつ、ことに徹して、とことん専念すれば、その学びから、その人の人相は良くなり、当然運も良くなるといいます。

 街を歩いて、また人と出会って、いろんなところで見る顔は、たしかにそれを物語っています。人相の良い人は、気魄と包容力に満ちた人が多く、悪い人は、皆一様にボロが出ています。どんなに隠しても、その眼から、醜い裏の顔があることが透けて見えてきます。

 10数年前から、いわゆる成功本ブームが沸き起こりましたが、それは米国流のDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)が、大衆レベルで紹介され始めて以来、今に至っています。

 ここにもホンモノとニセモノが入り混じって、読者を混乱させる要因になっていますが、日本には元々素晴らしい教えがありました。しかしそれが日本の公的な教育では全く紹介されてこなかったため、また紹介されても精神論に終始したため、生活や人生の場面で生かされることがほとんどありませんでした。

 ゲインでは、出会う全てのユーザーさんが、本当に心から満足できるリッチな生活を実現していただくために、国産の無垢の木を通して、最高のパフォーマンスを目指しています。

 そのために多くの人に知っていただく活動は欠かせませんが、それ以上に実際に合って、それからのお付き合いを通して腑に落としていただくプロセスは、思いやりを伴った質の世界を構築していなくては成立しません。

 注文をいただくまでの信頼は、誰でもできることですが、本当の信頼は、その後からしか生まれません。そんなのは当たり前なのですが、周囲を見渡すと、それを実践している会社は数えるほどしかいませんでした。ここまで心が廃れた会社が多いとは・・・経営者の知的レベルもさることながら、慢心という病気に気がつかないとねえ、・・・。

 成功ってのは、技術やノウハウではないのですね、要は心を養い、鍛え錬り、作りあげることからしか実現できないと、想いが至りました。

 『易経』や『人間学』という、日本には素晴らしい教養の素地がたくさんあるのにもったいない話です。ゲインの基本的な目的は、東洋の奥深い思想を以て、木を紹介し、九州の山々に活気を復活させることです。

 
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by MUKUZAIKENKYU | 2009-05-30 18:13 | リッチな人生

梅雨間近、友遠方より来る

木の(住まい)案内舎ゲインのゴトウです。


 6月を前に、曇天続き。そろそろ梅雨がやってくる季節です。

 ちゃんと考え抜かれた『木の家』にお住まいの方は、快適な生活を送ることができるでしょう。ホンモノ木の家と既製品住宅の決定的な格差が実証されるときです。

 ホンモノ木の家では、特別なエアコンを必要としません。雨が降っていても、部屋の中はサラッとしています。床のべたつきは皆無。空気がゆっくり回転しているのが実感できます。

 既製品住宅は、ベニヤ板にUV塗装のカラーフロアのため、空気より重いプラスイオンだらけのゴミが、べったり付着して、通常の掃除では拭取れません。

 壁は石油が原料の塩ビクロスでは、調湿ができないために、やっぱりベタベタ。除湿機が吸い取る湿気は、室内の上部を漂っている湿気を帯びたチリだけなので、床に近いところは湿気が滞っています。除湿機は床の近くの湿気を吸い取らなければ、実際何の役にも立ちません。

 コストを必要以上に落としすぎた家では、「安かろう悪かろう」が、そのまま実現されます。こういった家や住まいでは、機械設備に頼ることを前提にしているため、ランニングコストがやたらにかかります。メンテナンスのサイクルも、ホンモノ木の家の2倍はします。

 「安物買いの銭失い」にならないようにしましょう。

 
 一昨日、昼過ぎに、東京の悪友Kから突然電話が入ってきました。「今、札幌にいるんだけだ、今晩予定空いてる?」・・・「札幌?何で、今夜よ?」「2時過ぎの便に乗って、5時前には福岡入りするから大丈夫だよ」、と。

 彼は学生時代、まあ一緒にいろんな悪ふざけをした仲。〇〇研究会を立ち上げ、都心の女子大回遊を重ねました。その彼も、今ではナイス?グレーのミドルガイです。

 数年ぶりに会うので、スケジュールを調整して、夜の8時前に、近くのK駅で合流することにしました。

 北九州の自慢となる食品は、B級グルメ物が多いのですが、魚に関しては、「安くて、美味い」(もっと美味いものを食べたければ、ちょっとお金を足せば、いくらでも手に入ります)。

 雨がそぼ降る中、その町の黒崎宿という海鮮料理屋に行きました。友人のKは、美味い美味いと、軽く平らげました。タイラギの刺身、ふたつに割った雲丹ミソ、一本釣りされた鯖の胡麻和え、超でかい岩牡蠣、その他諸々、最後にオコゼの刺身で仕上がり。

 ほろ酔い加減で、目指した二次会は、メンバーズAにて。10時過ぎに入ったのですが、水曜というのに、座れる席は、たった今店を出たお客さんのスペースしか空いていませんでした。

 ここから悪友Kの真骨頂です。なんせ彼は元々は某有名商社のM、今はその子会社の常勤取締役として、全国の支店の監理をしている立場です。

 国際情報に通じているため、マネーレバレッジや投資について、たくさんのヒントをもらいました。仕事柄、接客に銀座を使っているためか、〇〇〇の裏事情も、話題豊富。私たちに付いたスタッフの女性も、耳をダンボにして聞き入っていました。

 結局、最終の特急で博多に帰る予定が、スルー・・・。日も明けて、鈍行の南福岡行きに乗って、ホテルに向かいました。・・・ちゃんと帰り着いたのだろうか?明日は熊本に行って、帰京するということでした。


 やはり代わり映えしない日常の世界に埋没するのは、いつの間にか視野が狭くなってしまう。たまには外の環境から、自分や会社を見直す機会を持つことは必要不可欠ですね。

 翌朝は、一気に今の私を振り返り、大変重要な気付きを得ることができました。ありがとう、K君。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-05-29 09:37 | リッチな人生

九州の山は木の宝庫ですぞ

木の案内舎ゲインのゴトウです。


 昨日は気合一発!しっかりと打合せを2件こなしました。・・・と言いたいところなのだが、1件空振り。どうもタイミングが合わない。私の念力が足りないのかな、こんなところで愚図愚図してるヒマはないのだが、・・・。

 早速ゲインの新製品あかつるぎライト(30ミリ厚 浮造り杉床 赤白 節有)の紹介に、北九州市内の3件の建築家を訪ねました。

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 この質感で、何と1平方メートル当りの単価が〇千円。「こりゃ安いねえ。でも、ゲインさんのあかつるぎ15っちゅう床材は、厚さが15㎜なのに、同じ単価やけど、どうして?」と、判で押したような質問が来ました。

 「あかつるぎ15は、赤味勝ちで、選別した製品なので、今回のあかつるぎライトより、上質なんですよ。」と答えると、「このライトでも、かなり良い線いっとるっちゃナカネ?」と。

 今回のあかつるぎライトは、赤白混合とはいえ、やはり産地の職人さんのこだわりから、白太ばかりの木は、どうしても避けてしまうのです。職人の良心が許さんとです。

 同じ四国の木でも、ホント製材所のポリシー次第で、良材もあれば、ポンコツもあります。このライトは、一般的に出回っている、いわゆる源平という白太の多い木に該当するのですが、実際には赤味勝ちレベルなのです。

 目指すものは、あくまでホンモノ。若干妥協した木でも、市場品とは比較にならない高品質の無垢の床材なのです。


 さてさて、昨日は素晴らしい出会いをいただきました。ゲインでは、高品質の無垢材を、できるだけ九州の山々から供給することを第一義の使命と、いろんな産地を訪ねてきました。

 この5年間、クリ材や赤松、栂(つが)などを探してきたのですが、残念ながら九州圏内では見つかりませんでした。

 ところが縁とは不思議なものです。10日ほど前、あるスタジオの床工事をお願いすることになっているI大工さんと打合せをしていたのですが、たまたまついでに出た話で、「内の実家の直ぐ近くに、クリを製材しとうとこがあるバイ」、と。

 「何?なし、それバ、はよ言わんとね」・・・それから昨日、そこのサンプルをI大工さんが持ってきてくれました。凝視すること、約3分間、・・・ドンピシャでした。短尺材も利用するため、フィンガージョイントの無垢板でしたが、色合といい、乾燥具合といい、全く問題なし。

 その後は、製材所のSさんの話を直接聞きたいと思い、電話をして、30分近く喋ったでしょうか、そこから出てきた情報は、もう最高です。私が必死で探していた赤松も栂もやっているということではないですか。

 関西のある材木屋が、自社ブランドとして出している栂の床材があります。そこの産地は四国になっていました。私は、経験上、栂の産地は四国よりも九州バイと確信していたのですが、そこの会社の話では、もう四国でしか取れないということだったので、諦めていたところでした。


 ところが、やっぱりあったのです。私の経験上の知識は間違いなかったと確信しました。製品としての品質は、まだ見届けていませんが、産地は四国ではなく、九州だったのです。その四国の製材所も、定期的に買い付けに来ているということでした。

 つい思ってしまいました。「なしか、関西の人間は、自分の利益のためなら、どんな相手に対しても、平気な顔をして嘘をつくヤツが多いんやろ(嘆息)」・・・もちろんそんな人間ばかりでないことは百も承知しています。でも、つい条件反射的に思ってしまいます。関西の人、ごめんなさいね。


 杉ひとつ取っても、そこで販売しているから、その産地の木とは限らない。これは市場と流通の関係上、当たり前のことです。でも、他の産地から取ってきた木を、いかにも地元の産地から採って来たかのように宣伝するのは、規模こそ違え、例の「うなぎ産地偽装」事件と変わりません。

 九州山地は、針葉樹から広葉樹まで、多様に分布しています。杉と桧は植林して、どんどん生産されているために、九州はいかにも、それしかないかのように思われがちですが、碁盤の素材である栢(かや)やコナラ、ブナ、樫、樟が、たくさん成長しています。

 宮崎の奥深いところには、有名な照葉樹林帯があります。熊本には、樹脂がたっぷりの球磨桧や綾杉があります。そんな素晴らしい九州産の無垢の木を、これからもバンバンご紹介していきます。

 クリも赤松も、栂も、高品質の床壁材に変身して、より多くのユーザーさんに利用される日が間近に見えてきたようです。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-05-28 17:20 | 木の家 国産材 無垢材

連帯は義のハーモニー

 木の(住まい)案内舎ゲインのごとうです。


 今朝は昨日に続いて、パッとしない曇天の中、7時前から事務所入り。やることが多い割には、何かしらブレーキがかかっていて、中旬からイマイチ乗りが良くありません。だから生活パターンを意識的に変えてみました。

 でもやっぱりエンジンのかかりが、・・・?私は天気に左右される人格だったのか?と、自問自答してみたけど、回答は否。仕事の仕掛けが狂っていたのです。その原因は、・・・大体分かっていました。

 でもこげんことで、仕事が左右されるのは、私のプライドが許しません。何とか元のスピーディでタイムリーな流れを再構築するしかありません。ある目標を掲げていて、その達成期限は年内。進捗率は、まだ35%です。時間の余裕なんか、あるわけもなし。

 こんなときは、案ずるより生むが易し、です。結果は開けて見なければ分かりません。ゲインイズムを浸透すべく、行動開始です。


 ゲインでは、これまで飽くまでも品質にこだわり、樹齢70年以上の、赤味そのものと赤味がちのエクセレント杉床材を提供してきました。

 でも、多少白太や黒赤が混ざっても良いので、30ミリ厚の浮造り床が欲しいという複数のユーザーさんからの要望もあり、敢えてローコスト版の製品を新発売することになりました。

 無垢の木が大好きな建築家やユーザーさんにとって、もっと身近な存在になれると思います。

 
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 あかつるぎ ローコスト版(正式名はまだ決まっていません) 4000×30×135 4枚入り 赤白 浮造り

 ローコスト版とはいえ、仕上がりを見てください。既製品の『あかつるぎ』と比べると、多少白太が混ざりますが、すでに市場に出回っている廉価品とは比べ物にならないほどエクセレントだと思います。

 ローコスト版のお値段は?直接弊社に問合せしてください。きっと納得されるでしょう。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-05-27 11:16 | リッチな人生

陰陽と成長

木の(住まい)案内舎ゲインのゴトウです。


 薄明の朝、ぼんやりとした曇り空の下で、少しずつ太陽の光が強くなります。

 昨日は、来訪客が4者。一日中対応に追われました。それぞれのテーマがあり、私の脳みそは若干混乱してしまいました。まあ何とか乗り切ったものの、いまだ判然としないものが残っています。

 今日こそは、懸案物件のフォローに集中します。すでに4件が動き始めています。旨くいかせるのも、失敗させるのも、タイムリーであるかないかが決め手になります。


 機が熟すときを待つ、機を見て敏なり、大河ドラマでは「天地人」(天の時、地の利、人の和)等々、いろんな表現がありますが、陰陽の満ち欠けには見極めが必要です。

 タイミングをはずすと、どんな場面でも旨く行くことがありません。

 これを「間抜け」ともいいますが、タイミングとは、自分ばかりが仕掛けるのではなく、他者からも仕掛けてくることがあります。状況判断ができないと、つい自分の事情を優先してしまって、相手の作為に陥ることもあるので、要注意です。

 例えば、どんなに親しく付き合っている人がいても、一旦利害が絡むと豹変することがあります。見た目が変らなくても、その人の対応能力を超えた世界になると、そのギャップ分は、実に怪しげないい加減なものに変化してしまうものです。

 こんなとき、お互いの成長につながるものか、あるいは自分の糧になるかどうかを判断する基準を持っていないと、相手の口車に安易に乗せられやすくなるものです。新聞沙汰になるような詐欺事件もありますが、世間では有象無象の詐欺まがいの事件はしょっちゅう起こっているのです。

 判断の決め手のひとつは、「与える」ことです。ギヴアンドテイクという言葉がありますが、相手を騙すために近づく者は、必ずと言っていいほど「与える振り」をします。言葉巧みに幻想を抱かせるためです。

 「与える」ことは陽になるでしょう。「受け取る」ことが陰だと思います。そのふたつはバラバラではなく、常に表裏一体というか、そのままつながっています。

 もうひとつ例えると、好調・繁栄時は陽の状態で、不遇・逆境では陰に当て嵌まりますが、人は陰から脱出するために、いろいろと志向しますが、その陰の状態を意識的に真正面から認識していないと、益々泥沼に嵌まってしまいます。

 陰から脱出するためには、人(他者)を当てにしてはならないということです。他者が「与える」ものが陽に向かうように見えた時、当の自分はまだ陰のままであることを自覚していないと、相手の意図に嵌まることになります。

 自分自身のタイミングは、その状態を、つまり陰の状態の中から陽となる起因を見出すことからしか発見できません。陰は、守ることでもあります。蓄えることでもあります。陰を感情的にマイナスと捉えると、脱出するきっかけを見失いやすくなるものです。


 易経に『険を見て能く止まる。知なる哉。』という言葉があります。「険難を見極めて止まることは、優れた智慧である。」(易経一日一言より)

 苦しみの中に止まるには、よほど腹を据えなければならないが、それができれば、それまで見えなかった脱出の道が見えてくるものだという意味です。

 心ならずも陰に陥ったときは、慌ててもがくのではなく、その状況を十分に理解できるまでは、一旦はそこに止まると、今まで見えなかったことが見えてくるものです。耐える勇気を持てるかどうかなのです。

 陰陽は時間の経過ではありません。また平面状の色分けでもありません。すべては変化(易)することの究極の因子を表したものだと思います。実際、朝の来ない夜はないのですから、心を自然に同調させることは、原点に還ることにつながるのではないでしょうか?


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-05-26 10:54 | リッチな人生

氣を漲らせて出発しよう

木の(住まい)案内舎ゲインのゴトウです。


 今朝は昇りゆく太陽の光に包まれて、清々しい朝を迎えることができました。

 そこで一日おきのリハビリ・ウォーキングを敢行。・・・何とか歩き切れたのですが、やはり左脚が悲鳴を上げてきました。んんん、・・・辛い(汗)


 それはともかく、初夏の勢いというのか、植物の葉の色が新芽から少しずつ濃くなっているのが分かります。

 近くのK小学校の周辺がコースの中にありますが、運動場には、一週間前ぐらいから運動会のラインが引かれていました。少子化とはいえ、子を想う親の気持ちは皆同じ。暑くても、一緒に汗を掻きながら、わが子を応援したのでしょう。

 その学校の東側には、ハゼの木が二本立っていました。その隣は、クリの木で、毎年秋になると、イガクリが道にポタポタ落ちてきます。

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 このハゼの木は、その下を通るとかぶれるといわれるそうですが、ハゼの実には漆の成分が入っているから、当る人には当るようです。

 でもこのハゼの実は、和ろうそくや鬢付け油に利用されてきた由緒正しい国産の油なのです。同時に、それはゲインのメイン商品である「木蝋ワックス」の原料です。日本国内で一千年以上利用され続けてきた、安全無害な塗料です。

 溶剤として、これも植物成分である荏油(えあぶら)を使用しているため、全く害がありません。

 
 一週間の始まりに当って、今週何をするか、何を達成するか、人と物との流れをより美しく構築することに集中します。人間は想像する力に、霊長類の最たる特質を持っています。

 想像することに、理屈は必要ありません。想像することが、心の底から湧き上がるホンモノの姿であれば、否応なくその人を衝き動かします。行動は、想像されたことを実現するために機能します。

 そこには善悪はなく、ただ想像されたことを現実化するために行動を起こすというシンプルな現実があるだけです。犯罪であろうと、大発見であろうと、失敗も成功も、まったく平等に現実化します。

 脚はちょっとどうにもなりませんが、脳とハートは、遠く先を見据えながら、今すべきことに集中です。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-05-25 10:49 | リッチな人生

発展の意志に沿うこと

 木の案内舎ゲインのゴトウです。

 ゲインのお奨めする無垢の木で、あなたの生活は必ず心豊かなものになります。

 全国どこでも、一見するかぎり、どことも変わらないように見えるのですが、実際にゲインの扉を開けた方々は、一様に驚かれます。

 どこが違うのか?

 開けてみなければ分かりません。実際に体験しなければ、この違いは実感できません。

 私は、ユーザーさんや建築家が、ゲインの製品を手にとって、富貴な想像の世界を味わっている姿を、これまで何度も見てきました。そして実際の生活を始めて、改めて「ありがとう」といっていただいた時、また建築家がご自身のデザインに採り入れて、ニタ~「と微笑んでいただいた時、やった~!と、心底嬉しくなります。

 ゲインの木の事業は、楽しさと報恩に満ち満ちています。そこは皆が参加でき、志と求める内容に応じて、ちょうど良いものが用意されています。

 活発に活動している「材木屋」は、よく産地見学会を催します。でもその中身は千差万別、ほとんどが産地で大きな丸太を見て、そこの職人さんとの話を通じて、感心して帰られることになっています。

 ここまでは誰でも考え付くことです。でもホントはもっと大切なことがあります。その大切なことを、ほとんどの自称「材木屋」や森林団体は見落としています。だからホンモノの運動に成長しないのです。狭い地域の中でウロチョロするばかりで、いつの間にか尻切れトンボになってしまうのです。

 ゲインは、お客様に会ったときから、そして私たちがお奨めした無垢の木がご自分の家に納まった後まで、楽しさに満ちた世界にいざなう自信があります。そしてそれが口コミを通して、どんどん拡がっています。

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 福岡市にある油山の頂上には、赤松が沢山見られます。夕日に照らされて、美しく輝いて見えます。


 自称「材木屋」や森林団体が、同じような活動(産地見学会や建築家による相談会)ばかりして、結局大した成果が出ないのか?運動が一過性で終わってしまうのか?その代わり、木に関するシンポジウムなどは皆無といっていい。

 その原因の多くは、ユーザーさんや建築家の知的好奇心に応えていないからです。そこら辺の知識なら、インターネットから、いくらでも仕入れることができる今、そこから得ることができない、もっと奥深くて、同時に高く聳える求心的なコンセプトを持ち合わせていないからです。

 ユーザーさんをわが子のように愛して付き合うことができますか?建築家のどのような要求にも、万全に応えられるように、日々研心していますか?そして何よりも、自分の製品を、それを作る産地より愛していますか?

 ゲインは天より与えられたお仕事を、その根っことして、毎日24時間、立派な花が咲くように種まきに精進しています。実際にお客様に会わないときでも、ネットから発信しています。毎日の何でもないようなひとときの過ごし方=造り方は、切れ目を入れてはダメなのです。


 さて5月14日にご紹介した、ある事件の顛末。23日ぐらいまでに、お知らせする予定でしたが、もうちょっと時間がかかりそうです。来月の初めに、改めて事の顛末を公開します。
by MUKUZAIKENKYU | 2009-05-24 19:06 | リッチな人生

見る前に跳べ 孤立を恐れず連帯を求めて

木の案内舎ゲインのゴトウです。

 清々しい朝です。
 一昨日に試しのウォーキングを再開したのも束の間、昨日は左脚がやたら重く、いまだ完治には程遠いことを実感して、まじめに黙々とお仕事をこなした一日でした。

 しかし心の中では「いや、これは1ヶ月間も休んだために、脚の雰囲気がおかしくなっているのだ。やはり、ここは無理はしないものの、少しずつでも軽いウォーキングを再開して、体の神経と血管を刺激した方がいいのではないか」という自己問答、・・・

 今朝はゆっくりペースで、普段40分で歩くコースを60分かけて、何とか歩き通しました。・・・しかし、家に戻って、しばらくすると、ジワジワと左の太ももが重くなっていくのが分かります。

 痛くはないものの、いやらしい違和感が続いています。・・・こんなときには、この脚を他人事のように見るに限るというか、そんな違和感は、氣を仕事と教養吸収に集中することで、一旦完全に忘れ切ってしまうに限ります。


 昨日は、ゲインの得意技のひとつ、海外の材で唯一気に入っていると言って良いウェスタン・レッド・シダーの外壁材について、建築家と打合せました。また偶然のように、5年ぶりに電話をいただいたT工房のHさんからの見積依頼。

 前者は完璧に進行。100㎡ぐらいの面積に、レッドシダーの無節材を張ります。施工業者も決まり、後は工事の進捗を確認しながら、タイムリーに行動するだけです。

 後者のHさんからの見積依頼は、・・・はっきり言って、半分嬉しく、半分不愉快・・・でした。

 半分の嬉しさは、久しぶりに声が聴けたことです。もう半分の不愉快は、・・・

 Hさんに限らず、世の80%の業者さんは、同じ土壌で仕事をしているので、仕方ないといえば仕方ないのですが、良い材料を、とりわけ人が直接触れるような材木を使うときには、単なる値段の高い安いで判断していては、本当の意味で、住まい手の心を掴むことはできません。

 住まい手などの直接利用者がお客様なのに、この建築業界は、実に独りよがりで、住まい手を無視しても平気な感性が浸透しています。

 住まい手の求めるモノを、丁寧に、心の裏まで手が届くように聴き取り、その上で、しっかりと考え抜いた適材適所を提案し、提供できるようになると思います。でもそこまで手間ひまをかける工務店は、ごく数えるほどしかいません。

 それに合わせるかのように、材木屋を名乗る業者も、安値でなければ買ってもらえないと、骨の髄まで思い込んでいる。それは安値に見合う努力しか、というより木と住まいに関する知識と技術、想いを高めてこなかったということです。

 昨日は北九州で木材組合の総会がありました。

 目先の利得ばかりに汲々として、日本の森林と木材産地を守り、より質の高い良材を開拓して、全国のユーザーさんに届けること、値決めはユーザーさんと直接行うのではなく、工務店の意のまま下請根性丸出しという、大切な使命を忘れた業界には未来はないと確信しました。

 Hさん、木は語りかけはしないけど、木を届ける者の想いが反映してこそ、木は初めて活かす=ユーザーさんの心に跳び込むことができるのではないでしょうか?

 ゲインが多くのユーザーさんに喜んでいただいているのは、ひとつの無垢の木の背景にある物語を必ず知っていただいていること、そして木ひとつひとつの性格と性能を知り、味わってもらうこと、木と一緒に暮らすことの意味とメンテナンスの伝授、定期的なアフターフォローを行っていることだと思います。

 初めに、言葉ありき。初めに、値段ではありません。

 無垢の木を大切にしているゲインを知っていただくことで、それを利用する住まい手にも、ゲインが住まい手を、それに勝るとも劣らないほど大切にしていることが伝わります。売る(買ってもらう)のではなく、ずっと使っていただくことが肝心だと思っています。

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 近くのI農園で仕入れてきました。どれもこれも可愛かったので、アトランダムに選んでのですが、元気に咲いてくれています。私は、ある方からもらった有機肥料(糞尿ばかりではありませんよ)を使って育てています。

 化学肥料は、瞬く間に効果が現れますが、それは草花にモルヒネを注射しているようなものです。土壌には、虫も来ないような化学成分が浸透して、栄養分が枯渇すると、ケガレチに劣化してしまいます。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-05-23 10:30 | リッチな人生

一所懸命の意味

木の案内舎ゲインのゴトウです。

 良い感じの雨が、昨日から降り続いていました。草花が、茎まですっきりきれいに見えます。黄砂で汚れた愛車も、すっきりしたような感じで、喜んでいるようです。

 昨日は、福岡に入る直前に急用が発生。慌てて北九州に戻り、対応しました。直前とはいえ、肝心の建築家とはお話しができていたので、用件の70%は消化していたので、ホッとしました。

 ホントは大野城に行って、U工務店の社長を訪ねる予定でしたが、ノーアポだったので、反故にはならなかった。アポイントを取ることは、ビジネスでは常識ですが、知った相手の場合はあえてアポを取らずに動いた方が、何かあったときの「ツブシ」帯になります。

 この猶予時間帯を意識的に設けてないと、いざという動き方ができないものです。どんなにタイトでも、仕事を遂行する上では、ハンドルの遊びのような余裕は絶対不可欠でしょう。


 そんなこんなで、北九州では、レッドシダーの案件が急遽変更になったため、再見積を大至急提出することになったのです。Iさんと、電話で30分間ほど打ち合わせて、積算をし直して提出完了。

 どうしてそんなに急ぐのか訊ねると、「落札業者を、今から決めるので、最終金額を確定しなきゃならんとよ」との返事。・・・慌しい一日でした。


 ・・・とか何とかしてるうちに、今日も朝から電話の連続。数度の中断を経て、ここまで3時間かかりました。

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 上の写真は、ある本屋の内観景色です。C.O.社から、お借りしました。

 壁一面、レッドシダー。本屋とか福祉施設の壁には、無垢の木が似合います。レッドシダーは、抗菌殺菌成分が含まれていますが、独特のシロップの香りが、そこを訪れる人々の精神を鎮静させます。

本と木ってのは、実は相性が良いのです。木に横一本入れると、本になるからでしょうか、本棚とは、木をよじ登り、まるで果実をもぎ取るかのように本を手にする時、木の知的な落着きと本に込められた知識を同時に享受できる気持ちになれます。


『吉凶悔吝(きっきょうかいりん)』(易経より)

 この言葉は、人の心と行動の巡り会わせを表すということです。人は過ちを後悔して吉となる。しかし吉となると、油断して、奢り、挙句吝嗇(けち)となり、過ちを改めるのを、愚図愚図して嫌がり、凶となる。凶となって、そこでまた後悔する。

 凶となる兆しが「吝(けち)」であり、凶が吉になる兆しが「悔」。吝嗇を重ねると、善悪の感受性を失い、不正を働いても「何が悪い」というほどになる。

 震えるほどの感受性。ブルブル震えるほどに後悔して、初めて吉に向かうことができる、ということです。

 けだし名言です。新聞をにぎわす不正事件の主人公は、ほとんどこの体質を持っています。報道されなくても、この類の輩は、あちこちにいます。お金だけではなく、人に対してもケチになるので、心ある人は去り、卑しい根性を持つ、同類の者だけが残ることになります。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-05-22 14:36 | 成功と裕福