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廃れさせてはならない日本の建築文化

木の住まい取扱説明書 木の輝きはリッチの源!

日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです



 昨日は、期日前投票を済ませておいたので、ゆっくり近くの山を歩くことができました。


 花尾山という、昔城が建っていた丘ぐらいの高さの山ですが、今回は、その南側にある河頭山を登りました。そこの南側には、どのくらいの種類の樹があるか確かめに行きました。


 多かったのは、樟、椎、タモ、針葉樹は杉と桧が少しある程度で、ほとんどが広葉樹でした。その中でも、樟の大木が多かった。


 およそ200年以上の樹齢と思われる樟の横には、巨岩がごろごろと寝そべっている場所があります。長径5mは小さい方です。中でも、『忠孝』と刻まれた石碑は、こんな自然の中からでは、異様な大きさを誇示していました。

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 この碑は、玄洋社の創設者である頭山満翁が揮毫したものでした。


 この一帯にある巨岩の群れは、昔石切り場があったということです。花尾城の石垣に利用されていたのかもしれません。城郭を支え、いざというときには武器ともなり、また兵糧の倉庫にもなる。


 盛者必衰、会者定離、古人の遺志が形となって、今でも語りかけてくるような森でした。



 台風が関東地方に接近しています。この数年間、台風の発生位置が、かなり北に移動しています。以前はフィリピン沖が発生の巣でしたが、海水温と海流が異変を起しているようです。


 この異変は、ただの数年置きの振動幅なのか、歳差の増幅とそれに伴う地磁気の変化なのか、・・・いずれにしても豪雨が増加する一途の日本の気候は、近いうちに亜熱帯地域に取り込まれるのは間違いないでしょう。



 そう考えると、今の日本の建築から、確実に駆逐されつつある日本文化を見直す必要があるようです。



 一部大手の鉄骨プレハブ住宅メーカーによって、またそんな大手の尻馬に乗った地方の住宅メーカーによって、失われつつある有効かつ美しき伝統、それは瓦であり、塗り壁であり、真壁(柱を室内に露出させる壁作り)です。


 瓦の代わりに、カラー塗装した石綿板や鉄板を。塗り壁の代わりに、石油系のビニール紙を。真壁の代わりに、大壁(柱を壁の中に隠して、室内の壁をフラット化する)を。


 これらの工法や材料が優先される具体的な根拠の中には、そこに住む人やペット、生物の健康とは真反対の動機があります。つまり作り手側の一方的な動機が、こういった変化=この場合は退化を作り出してしまいました。


 すべてが作り手のためのコストダウン(住まい手のではありません)です。


 どんな製品も、手作りや生産量に限界があると、コストはそれなりにかかるものですが、それを工場での大量生産によるコストダウンが優先されたため、日本の家づくりは、大量生産品のゴミ溜め装置に成り下がってしまった。


 小屋裏は高温となり、室内は湿気でベタベタ、壁は病院の壁のように、よりのっぺらぼうになってしまった。これじゃまずいので、家電メーカーがエアコンを大量生産して、一部屋一台の設備過剰住宅を「おすすめ」することに。


 こういった流れは、日本の建築文化の衰退と同時に、智慧のない住まい、浪費とCO2排出住まいばかりを推進してしまった。



 現行の建築基準法は、100年の計の真反対を地でいっているグロテスクな法律です。法律が、日本独特の文化を滅ぼすのでは、まさに亡国の計といわざるを得ません。



 昨日の2009年8月30日から、日本と日本国民は、新たな歴史の開幕に立ち会いました。日本人が、自分自身で考え、意志の表明としての投票を、大きな力と成らしめた日です。


 戦前の軍国主義と全体主義、敗戦後の移植された「日本人を滅ぼすための」似非民主社会、これまでの政治との決別を経て、日本人自身で考えて、国際社会に相応しい日本人のための政治と社会インフラを構築していかなければなりません。


 本当の意味での、日本の民主主義社会を造っていかなくてはなりません。



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by MUKUZAIKENKYU | 2009-08-31 16:58 | 木の家 国産材 無垢材

日本を守り、育てるこれから不可欠の政策

木の住まい取扱説明書 木の輝きはリッチの源!

日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです


日本と日本国民にとって、緊急の課題とは、

①エネルギー自給率4%という現実

②食料自給率40%(主要穀物は20%)、今後更に低下するという現実

③木材自給率18%という現実

④社会保障費、先進国20か国中最低という現実

⑤国の財政860兆円の借金(民間会社の場合は、当の昔に破産)という現実
 財政バランスは、アフリカ諸国より、はるかに悪い

⑥医療制度、とりわけ医師不足は、先進国の中では最悪。

⑦国内格差への無関心という現実。日本の「金持ち」は、金を社会正義のために使わない。 

⑧社会保険行政によって消し去られた、国民の基本的人権の完全復活

⑨若い世代が、将来に希望と期待ができる事業創出が停止している現実。

⑩直接雇用を妨げる寄生虫的企業(派遣会社)が合法化されているのは、日本だけ。

⑪武力を背景した外交は、国際的常識。いまだにコンセンサスがない日本政治。

⑫日本の伝統的文化と倫理観に無関心な教育は、人心を荒廃させる。

⑬日本的人間関係と相互扶助制度の再構築。


 全ての分野で、とりわけ食料の自給率100%と自己資本率の回復(現在はマイナス500%)は、至上課題。

 国家プロジェクトとしての化石燃料に依存しない革新的エネルギーの創造と自然の高付加価値化、反核・反戦国家としてのコンセプトの確立と積極的外交の展開が、世界中の既成の価値観を転換させる日本独自のリーダーシップになりうる。

 明日の投票日、いろんな政党がマニフェストを出してはいるが、完全なものとは程遠いが、次善の策として、及第点が付けられるものを選択する。

 極私的独断では、J党は、これまでの責任を棚に上げて、「責任力」と言っている時点で、すでに噴飯モノ。友党のK党は、そんなのいつしたの?と首を傾げざるを得ない実績誇示。所詮信じるか信じないかの党か。

 M党は、まあまあの出来だが、FTAの締結は、日本の農林業に致命的打撃を与えかねない。

 財源とは、削るばかりではなく、農林業の隆盛で、今まで限りなくゼロに近い税収が、一気に数倍に増えるかもしれないチャンス。もっと100年の計を以て、思慮すべき。

 
by MUKUZAIKENKYU | 2009-08-29 15:22 | コラム 政治・経済・社会

ズイソウという雨に咲く花

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日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです


 想いつれづれ・・・心の言葉にならない想いが、またぞろ泡のようにあふれ出て、一筆付箋の断片のように現れた。


 かの松下幸之助氏の創設した松下政経塾は、国家百年の計を講じられる本物の政治家を見出し、育てるために創られた。憂国の士であった。

 人は人以上にはなれないが、人の尺度は胡麻粒から宇宙大まであるものだ。卑しき者は類を求め、高潔な者は普遍を求める。


 右顧左眄するな。自ら拠って立つ場所は、今立っているそこにしかないのだから。よそ見、わき見は、時間の無駄なのだ。

 自ら立つ場所を掘れ、無心になって掘り進め。自分自身の根を発見するとき、無限の自信が確立できる。

 そこには先代の、否、今の自分がこの世に現れるに必要だった先祖が、数百万人もいる事実。そしてこれからは、その後の数百万人の一人になるのだから、過去ではない、積み重なった想いの山脈を築く礎になろう。


 空海の言葉 「古人の跡を求めず、古人の求めたるところを求めよ」

 過去の実績ではなく、先祖の志こそを丹念に引き継げ。


 その場その場で、光を浴びる者もいれば、裏方に徹する人もいる。でもそれは皆大地に還元されて、歴史の中で取捨されて、やがて根となる。時代の根、歴史の根となる。

 だから今を疎かにすると、歴史の肥やしとなってしまう。たとえ過去がどうであれ、親や家がどうであれ、それを恨むと、自分自身の墓穴を掘るのも同然。

 旨く行かないものの共通項は、過去への感謝心と未来への期待感が不足している。

 過去が悪いのではない。過去を乗り越えきらない自分自身が悪いのだ。

 未来に、悲観するものはない。未来を築けない自分自身の言い訳だ。


 今を疎かにすることとは、何もしない、怠けるだけではなく、自分自身を粗末にする思いや行いでもあるだろう。及ばない過去にこだわり、誰も知ることのない未来を心配し、今を考えない。空虚な今である。


 根は根、恨は恨、同じ艮を持ちながら、前者が光を浴びて育つ木の幹の源であるのに、恨は心の闇を表す。

 艮は、止まるを知る、足るを知ること。恨は、心が止まると恨となることを表す。

 心は止まってはならないのだ。心は、完成を目指して、常に止まらず、変化して、同時に成長するから、自分の足元を掘り進むことができるのではなかろうか。


 数十年前から、選挙になったら、同じことばかり繰り返す立候補者、そしてその同じことを初めて聞いたかのように感心して投票する市民、・・・古人の跡どころか、人のせいにすることと、「自己責任」といって、自身の度量の狭さをごまかしてきた最近の日本人、目くそ鼻くそとは、・・・。

 ようやく選挙の意味と意義が浸透し始めたが、それも負の違算? まるでがん細胞のように、自分で巣食って繁殖しておきながら、その寄生体を滅ぼして、同時に自らも滅びてしまう。

 自民党の歴史的役割は終わり、それに依存してきたK党は、自らの恥を知る。その時が48時間後に訪れるだろう。
by MUKUZAIKENKYU | 2009-08-28 11:21 | リッチな人生

見えない力と見え見栄の世界

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日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです



 やっと時間ができました。すでに、・・・午後6時を回っている、・・・


 今朝から諸々の対策と対応に追われて、やっと「さあ、これからが俺に時間だあ~!」と気負ったときには、すでにタイムアウト、・・・仕方ありません。


 明日の周到な準備と残った時間は読書読書読書、そうこうしていれば、朝は自ずとやってくる。



 今週の初めに、「あるうねりが生まれる」と予感していました。そして、それは現実になりました。予兆というものはなかったとは思うけど、予感だけはビシビシッと、何かしらどこからか、「おい、油断するな。おまえのステージが、すぐそこに来ているぞ。逃がすな!氣をめぐらせろ!」


 そんな警告に似た予感、うまく掴み取りました。


 どうして、そうなるのか?なるから、なるのです。そしてこれはまだ端緒に過ぎない。もっともっと大きな流れというか、どこから来ているか分からないけど、体感できるほどの圧力で、私は半分の意志と半分の自動人形のように、グイグイ背中を押されています。

 まったく不思議な感覚に包まれています。まるで守護霊が、背後から演出してくれているようです。



 今日は、午前中は、ひとつだけ残念なことがありましたが、仕事を失ったのではなく、仕事の始末が不愉快な・・・これに拘泥するのではなく、むしろそんなつまらんことは、踵で蹴り上げて、スピードアップの足がかりにするしかありません。


 そう実行して、意識を次の仕事にカッと集中すると、ゾーンが生まれたのです。


 明日は、早朝から人の氣が高まった場に顔を出します。そこでは、特段何も起きないでしょうが、ジャンプ寸前の高揚感が満ちています。それはこれまでのゲインの活動が認められ、リクエストの連続とその対応が毎日続くようです。

 平たく言えば、ユーザーさんからのリクエストに、親しい建築家とともに応え、ユーザーさんが心底から満足、安心、感動していただけるステージを創造することです。その一点において、妥協の余地はありません。



 投票日まで、あと3日。事務所の外では、蝉以上にうるさい輩が走り回っています。私は、選挙の時だけゾンビのように現れ、地主みたいな顔つきで講釈を垂れ、スピーカーを大音響にする候補者には、絶対投票しません。・・・おととい来やがれ!


 そして4年前に公約したこと、この4年間に実行した内容、その結果、そして次の4年間への公約に一貫性と実現性があるかどうかを、ある程度の基準にします。


 だからこれまでの4年間のことに蓋をするような政治家や政党には、投票しないのはもちろん、あえて不信任投票の意味で、その敵対政党か政治家に投票します。投票は、4年に1回しかないけど、数少ない国民の武器でもあります。


 選びそこなったら、それからの4年間は、後悔と反省の日々になります。 日本の文化を駄目にするヤツは、政治家どころか人の上に立つ資格もありません。


 M県のN、N県のKは、多くの報道を賑わしたものの、実にケロッと無頓着な態度です。反省というのは、政治家ならば、一旦は市井に戻り、一からやり直すことです。こんな反省能力が欠如した輩は、サルにも劣るのですから、サル山の溝にでも突き落としてやればいいのです。


 F県で衝突しているKさんとNさん、両方とも当選させてあげたい気持ちです。Kさんが田舎政治家の典型の利益誘導型のようにいわれていますが、それ以外は良心的な人なんですけどね。


 同じF県のHさん、ブリヂストンの関連で、たまたまお出でになったようですが、こんな田舎に来ないで、東京のど真ん中で勝負したらどうですか?あなただったら、十分に当選できますよ。こういうのを、左遷的隠れ刺客というのでしょうね。
by MUKUZAIKENKYU | 2009-08-27 18:31 | リッチな人生

飲酒運転は犯罪ですよ。大の大人なら知ってるか・・・

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日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです


 爽快な朝が続いています。朝5時ぐらいの東の空は、紅く紅く燃え始め、雲を焦がして、やがて黄金色に染め上げていきます。

 やっぱり秋がそこまで来ているようです。家の周りでは、コウロギや鈴虫が鳴いています。昼は、オニヤンマや塩からトンボ、糸トンボ、赤とんぼが、近くの橋の袂で楽しく舞っています。

 銀杏の木も、すこしずつ黄味が増し始め、森の木も、水の吸い上げをそろそろ終える頃になったようで、静けさが葉の擦れ合う音に変わってきたようです。


 ・・・でもなあ、・・・またしても警官の飲酒事故が起きてしまった。情けない!

 3年前の福岡市職員による交通死亡事件以来、全国的に、とりわけ福岡県では、飲酒運転は犯罪との共通認識が定着したはずでした。あの悲惨な事故で失われた3人の幼い命に想いを馳せることができるならば、如何なることがあっても、絶対に飲酒運転はしてはならない。

 これには理屈は要りません。あの事故を思い出すだけで十分でしょう。

 それでもまだ飲酒運転が止められない人間は人間ではない。アルコール中毒患者か、よほど貧しい教育しか受けてこなかった幼稚な心の持ち主といわざるを得ない。

 それが、ちゃんと試験を受けて就職したはずの公務員にも、いまだに存在するということは、所内検査や教育が徹底されていないことの証です。

 公務員も一人の人間という意味で、日本人には羞恥心という心得が失われている。


 もし日本が将来に、より完全な姿を取り戻すとしたら、命の引継ぎのための社会でなくてはならないはずです。

 真の豊かさに満ち満ちたより良い財産を、後ろに続く世代に丁寧に引き渡すことを、最優先に考えることができるならば、今の中心世代の人間は、どうあらねばならないか、どれだけの徳を蓄積するかを真っ先に考えるはずです。

 そこにはつまらぬ迷いや愚痴、悲観、不安、それにおごりや高慢、独善の付け入る隙間などないはずです。

 かつてマザーテレサが訪日した時、彼女が世界中で最も貧しい国のひとつとして、この日本を名指しして批判しました。

 その理由は、無関心。愛の反対は、憎しみではなく、無関心。

 行政は「飲酒運転防止」を訴えても、民間で頑張ろうとしている団体や企業の活動には無関心。役所内での無関心が蔓延しているから、内部から「飲酒運転犯罪者」が次々と生まれるのではないだろうか。


 自分の持てる力、時間、心の一部だけでも、誰か人のために与えることに勇気は要らないはずです。

 儲けを先取りすることを優先すれば、ただの寄生虫、もっといえば表はきれいにした、実体は泥棒のような存在でしかありません。

 企業が営利事業とはいえ、本当に社会の公器として認められる存在足りえるには、人の社会、自然環境に、有益なものを与えることができなくてはならない。与えて、喜んでもらえるから、ご褒美として収入が生まれる。

 原始的な言い方ですが、米国流の掠め取り社会ではない、日本らしい世界を構築するには、本来の倫理観を取り戻さなくてはなりません。企業の価値、役所の価値、どこまで社会と人に豊かさを与えているか、それが決め手でしょう。
by MUKUZAIKENKYU | 2009-08-26 09:59 | リッチな人生

一日一生、一燈照隅、万燈照国

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日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです



 爽快な朝が続いています。そして朝夕は、気温も下り、過ごしやすくなってきました。ありがたい毎日です。


 が、・・・なぜか物足りない。夏らしい日は、そのときはクソ暑いと愚痴も出るとはいえ、やはり最低でも二三週間は続かないと、季節感のメリハリを感じない。


 後1週間しないうちに、9月を迎える。大雨ばかりが続いて、この数年台風らしい台風もやって来ないまま、秋を迎えてしまうのでしょうか。良い天気が続いていくれるに越したことはないのですが、・・・



 昨日は一日煮え切らない時間を過ごしてしまった。あれをせにゃならん、これもせにゃならんと、何かしら気忙しいだけで、夕方になると、あれれ・・・肝心の今日のメインテーマは未着手だったことに気づき、慌てて制作。建築家のSさんに、遅いぜ~!と怒られてしまった。


 いかんなあ、有意注意力が働いていなかったようです。これはひとえに、毎日のプレスケジューリングを、この日だけ怠ったことから発生したこと。


 私の性格は、たとえ途中で、どのようなハプニングがあろうと、それはきちんと対応するものの、先ずは予め自分の行動計画を腑に落とし込んでいないと、アレンジ能力が極端に低下するのです。



 やるべきことは、必ずやる。してはならないことは、絶対にしない。



 目的に向かって行動中に、途中どんなハプニングやアクシデントが発生しても、全神経を動員して、肉薄している時ほど、対応能力が高まります。一瞬の内に、いろんなアイデアが生まれて、一気に、あるいは慎重に乗り越えることができます。


 でも一瞬でも、目的を見失い、ぼんやりとしているときに発生する問題には、何かしら引き摺られ、時間を消耗してしまうことが多くなります。


 毎日の行動でも、自分の心の中に、目的に向かう自意識としてのベクトルを意識できていれば、迷うことはまずありません。なぜなら、そのときはすでに心の中では結果を掌中にしていて、現実に転送するタイミングを見計らっているだけだからです。



 7月から徐々に始まり、8月から本格化した一連の仕事のスパイラル発展、このタイミングこそ逃してはならないのに、気が緩むと、そのチャンスを自ら放棄するのに等しいことになります。


 今日は大事な契約があります。サンプルの制作の最終工程日でもあります。明日から、再び福岡を回遊するための大切な作業です。


 今日だけではなく、今週出遭う方全てに、ゲインの想い以上に、お客様の利便性を高める商品をご紹介できるということは、私が恵まれているから他なりません。その方々の驚く顔や喜ぶ顔、真剣に聞き入る顔が、今から目に浮かんできます。



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by MUKUZAIKENKYU | 2009-08-25 11:06 | リッチな人生

室内の壁も自然、みかん畑の香りも格別です

木の住まい取扱説明書 木の輝きはリッチの源!

日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです


 塗装サンプルを、手作業で製作中です。

 壁用の塗料です。ゲインは無垢の木を販売していて、木を保護する塗料として、同時に人間やペットの健康を守る自然塗料を紹介しています。

 テレピン油、ハーブオイル、オレンジオイル等でできた木材用オイルや下地用オイル、それに1300年の歴史のあるジャパンワックス・木蝋ワックスを中心に紹介していますが、壁用の塗料は、ある意味管轄外ではあります。

 でもね、室内環境を改善したり、漆喰のような仕上りが期待でき、しかも手軽で安価とくれば、建築家やユーザーさんに紹介しないわけに行きません。

 “水性ナチュラルホワイト”には、モンモリロナイトが含まれているので、一発で採用決定。“アラバスタねんど”は、大理石の粉末や陶土、白亜が含まれていて、多孔質の壁で、しかも頑丈。これもOKでした。

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 写真は“アラバスタねんど”で仕上げた表面。厚塗りができるので、こて塗りの風味を簡単に出せます。

 この塗料は、非常に良心的な価格でもあります。だから儲けはないに等しい。でも良いものは良い。だから敢えて手作業でサンプルまで作って、皆様に紹介しています。

 平均単価が、1平方メートル当り300~400円なので、一戸建ての室内が、仮に300㎡あったとすれば、塗料費だけで、約10万円前後で賄える。塩ビクロスの材工費が、平均1000円ですから、自然塗料で、漆喰風の仕上りが期待できて、この価格は、まさにユーザーさんが泣いて喜ぶ塗料といえるでしょう。


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 昨日ブルーベリー摘みにいった農園では、秋からの収穫用にみかんを栽培していました。まだ青く小さいのですが、広大なみかん畑を見ていると、秋も深くなった頃に黄色く色づいたみかんを摘みに来たいと思いました。

 JAなんかを通すと、バカみたいな安値で仕切られてしまい、良心的な生産者ほどバカを見るシステムになっています。良い作物を、自分の眼で見て、直接購入すれば、中間搾取をされているお金が、生産者にすべて戻ってきます。

 微力ではあれ、少しずつでも、本気で頑張っている生産農家の方の役に立てれば、と思います。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-08-24 12:07 | スローライフ

日曜の過ごし方は適当です

木の住まい取扱説明書 木の輝きはリッチの源!

日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです


 昨日のお酒は美味かった。

 なぜ?それは秘密です。

 バカラグラスを接写してみました。FINEPIX F200EXR。

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 このデジカメは、散歩カメラにちょうど良いので、ケースに入れて、腰にぶら下げて、気になったときに撮影を楽しんでいます。

 いろんな撮り方を試していますが、やはり1200万画素の写りは納得できます。


 今日は気持ちよく目覚め、裏方仕事を始めたのですが、折角の良い天気なのに、このまま日暮れを迎えては…もったいない。

 そう思い始めると、ジッとしていられない。

 そこで思い出したが、二年前に摘んで食べたブルーベリー。摘みながら、食べながら、持ち帰り用のかごにたくさん入れて、…思い立ったのはいいけど、わが奥様は突然のオファーは嫌がる人なので、一人で向かいました。

 宗像市の丘の中に、それはありました。


 二年前の時より、ブルーベリーの木は2倍近く成長していました。実の数も、相当増えたようです。

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 つい採り過ぎてしまった。600g、…今夜のビールの肴にして、残りはジャムにします。

 美味しく食べるコツは、冷蔵庫に入れて、二三時間冷やした後に食べると、甘味が増して、口の中が気持ち良いのです。
by MUKUZAIKENKYU | 2009-08-23 18:35 | スローライフ

建築家の図面とゲインの仕事

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日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです


 今週も、今日で終わりです。やっと終わったという、若干の疲れと満足感、それにまだまだやれたという反省がない交ぜになって、土曜の夕方を迎えています。

 今週は、のっけから問合せと打合せ、さらには予約注文が殺到して、まったく休む暇がありませんでした。…とはいえ、まだ私が望むワクワクの世界には程遠い。


 根が職人気質であるせいか、ご指定をいただいたら、設計図面が欲しくなる。図面にゲインを指定していただけることはありがたいことです。でもその図面から、ゲインのオリジナル製品が、どのような空間を飾るのかを想像したい衝動に駆られるのです。

 おそらくその欲望は、9月から10月にかけて、爆発的に実現すると思います。5月ぐらいから、少しずつ量が増えてきて、7月から8月は、これまでの2倍の仕事量になりました。でも私は、これだけでは満足できないというか、…私は心の奥底では図面の山に埋もれたいと欲しているのだと思います。

 欲張りではなく、紙の匂いや建築図面を見ると、なぜか心がワクワクして、想いが一気に高まるのが分かるのです。建築家の想いを直接触れることができるのが図面です。これまで積算も含めて手にした図面は、軽く2000件を超えているでしょう。

 だから図面を通して、その建築家の力量も透けて見えてくる。単にきれいに書かれているというレベルではなく、本当に住まい手や利用者のことを考え抜きながら、そこに建築家独特のデザインがコンセプトとして活かされていると、思わず楽しくなってしまう。

 建築の世界は奥が深い。自然、ヴューサイト、生物、合理的機能、マテリアル、歴史性、常にアヴァンを走る進取性、それらひとつひとつを無駄にせずに、ひとつの建築物に昇華するには、意志としての想像力が不可欠です。



 だからありきたりの既成市場に流通しているものを載せたカタログや今流行の建築雑誌を真似た図面には、建築家のやる気のなさが見えてしまう。あんなものは、利用して欲しくて、お金を払って、さも好評であるかのように宣伝しているだけの代物なのだから、…

 ユーザーさんは騙されてしまいやすいが、建築家は独自の視点で取捨選択しなくては、情報操作に一役買ってしまうことになります。


 まあ、そこまで気負わなくてもいいようなものですが、それをさり気なく実現できる方は、そう滅多にはいません。


 建築家はデザイナーであると同時にマネージャーでもあります。私には到底できることではありませんが、私が提供している無垢の木で、一人でも多くの方の生活が豊かになり、癒されれば、それでいいと思っています。


今週は、盆の間に作った壁用塗料のサンプルが大活躍でした。

 木の専門家であり、木の住まい案内舎ゲインとしては、無垢の木を紹介することが最優先なのですが、ゲインがお届けしている無垢の木用塗料の延長線に、それはありました。

 今週は5件の建築家に紹介しましたが、なぜか皆採用決定してしまった。自然であること、人間やペットの健康に役立つこと、扱いやすさ、安全性、そして低コストと、三拍子揃ってはいるのですが、ここまで皆さんに気に入っていただけるとは、正直思っていなかった。

 壁用塗料なので、これが採用されても、無垢の木の床や壁材が採用されなきゃ、ゲインのご飯にはなりません。でも、良いものは良い。それに木ばかりで覆い尽くされた空間より、漆喰などの壁でメリハリの利いた世界の方が、はるかにカッコいい。



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※ホームページは、しばらく更新していません。最新情報は、当ブログで紹介しています。
by MUKUZAIKENKYU | 2009-08-22 17:16 | 木の家 国産材 無垢材

根の仕事

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日本の住まいを良くする無垢材研究会   木の案内舎ゲインのゴトウです


 残念!九国大付属は負けてしまったけど、一時期ではあっても、ワクワクさせてもらった。何とも惜しい8回のミス連発…冷静さを取り戻す間もなく、一気にガタガタと自滅してしまった。

 でも、これも野球。これも青春。熱いハートを見せ付けてもらいました。野球部に、応援団に、心からありがとうございました。



 昨日、最後の段で、根について簡単に述べました。

 日本人にとって、仕事観とは、まず米国のようなビジネスとドル亡者を育てる価値観に毒されてはいけない。

 本当に信念と使命を以て行う仕事には、必ず哲学が伴うものです。それは机上の空理ではなく、しっかりとした経験に裏打ちされた、言葉に魂が宿った世界です。

 
 根とは、木偏に艮を総合して成立した漢字です。

 木は、そのまま樹を表します。艮は、易経の六十四卦、下経三十四卦のひとつ。前後には、震と漸が表されています。

 艮は、二つの山が重なった姿で、ひとつは私心のない無欲の働きを、もうひとつは足るを知り、止まるを知るというどっしりと落ち着いた叡智を、必要とする旨の表現です。これは安岡正篤氏の易経を参考にしていますが、実に明解です。

 艮、止まるという意味で、止まって動かない、ゆえに山を象徴しています。


 私たちゲインの仕事は、現実には常に動くこと、発信することは当然ですが、本物の無垢の木をお届けするというより、自然と樹、そして木との心豊かな係わり合いが、どれほど汲めども尽くせぬ豊かさを享受できるかをお伝えしているといっていい。

 それがある意味、根の仕事なのです。根は光は当らないが、光が当る部分を育て、そして支え、光の世界の源です。建築家やユーザーさんは、私たちにとっては、その光が当って成長していく世界の方です。

 傍目からは見えないけど、たまに樹には有害な寄生虫やヤドリギのようなニセモノが取り付くことがあります。蔦が絡まって、真っ直ぐに育たない樹も、けっこうたくさんあります。

 そういった害毒に犯されていても気づかない人が多いのです。この世は、宣伝さえ継続すれば、嘘も本当になるというマーケティング方法があります。この方法は、ナチスドイツの総統ヒトラーが『我が闘争』で明言したことです。

 消費者は、その実験場のモルモットと化しているのです。情報操作の恐ろしい側面ですね。


 折角素晴らしい根の仕事をしていて、たまたま人から評価されて、有名になることもあります。でもつい自分の立ち位置を忘れて、光の世界に色気を出す者もいます。そうなると、文字通りの根腐れを起してしまう。自分の仕事に哲学を持っていないからです。

 残念ながら、こういった輩が実に多い。心が貧しいと、必ず周囲の下らない同化力に引き寄せられて、本来の使命を見失い、目先の欲を掴もうとしてしまう。使命を全うすることは、途上の誘惑や罠を、確実に克服することでもあるのです。

 ゲインは、そういった想いを、決して見失うことなく、日本の木の文化の復興を、日本の森林などの自然環境を蘇生することを同時に実現することを究極の目的にして活動しています。


 でも易経の世界をマスターすると、おそらく宇宙自然の法則を知ることになり、人間本来の在り方が推進できるのではないかと思います。

 材木屋の使命は、つねに成長して、より力強い大地を形成しながら、光の世界を豊かにする縁の下です。根の仕事です。


 肥後クリ、樅の木、栂、コナラ、ブナ、…天然ならではの木肌の美しさ、だからこその生命力。


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by MUKUZAIKENKYU | 2009-08-20 17:33 | リッチな人生