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水と森の国

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     住まいの木案内舎ゲインのゴトウです


 夜明けが、日一日と早くなっていますね。九州では、朝の4時半ぐらいから曙を迎えます。北海道は3時過ぎには明るくなります。

 夜は午後8時までは、陽の光が残っています。太陽の光には、重さを感じます。


 私は、ゲインという会社で、日本の素晴らしい無垢の木をご紹介してきました。常にアイエヌジーなので、全国の木の産地で、一所懸命に黙々と頑張っている方と知り合うと、昔から知っていたような感慨に包まれます。

 そんな人々のために頑張らねばと、毎日気持ちを奮い立たせて行動しています。


 日本には、素晴らしい無垢の木がたくさんあるのに、市場原理主義が横行して、既存の流通市場で歪められ排除されて、普通のルートでは絶対に手に入ることがなくなってしまった。

 壁の塗料でも、漆喰があり、安価で手に入るのに、誇張した宣伝と安いもの探しばかりが優先して、日本と日本人にとって大切な文化が、次々と隅に追いやられ、消滅しています。

 私たちは、これではいかんと、国産の無垢の木を通して、本物の在り方(日本と日本人のためになるもの)を志向してきました。

 すると、見掛け倒しの会社、詐欺まがいの業者や変節漢の社長、我利我利亡者が、あまりに多いことに、一時は絶望的な気持ちに陥ることもありました。

 でも諦めるわけには行きません。私が諦めて、誰が日本人の心を守るのか、ニセモノの横行を目の当りにしながら、見て見ぬ振りをするのか。

 マイナスの世界が幅を利かすと、多くの人が見かけに騙され、結果的に不幸に突き落とします。扱っている商品が、仮に同じであっても、それを紹介販売する人間がニセモノだと、すべてを台無しにしてしまうものです。

 対極のプラスが、本物を守るために、それ以上に自分自身の魂を磨くことを通じて、この歪んだ流通市場に風穴を開けなくてはならない。


 日本人にとって、心の起源は、日本の国土そのものにあります。水と森の国が日本です。

 その象徴的な存在が、数千年も引き継がれて守られてきた伊勢の杜だとおもいます。

 伊勢の周囲、半径100キロには、日本を象徴する木々が生長しています。杉然り、ヒノキ然り、木曽五木も有名ですね。そしてそこには必ず豊かな水量の河川が通っています。

  そこの光景を見ると、私のやっていることが天職だと改めて自覚します。そして最高に幸せな人間じゃないかって思うことがしばしばあります。

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 伊勢白山道からお借りしました。

 私が無限のエネルギーの中にあることを感じると、たとえどんな苦境に陥っても、逆境に立たされても、乗り越えられないことは、この世にひとつもないと確信できるのです。

 住まいの木案内舎ゲイン
by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-30 14:23

どうして、そうなるの?

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     住まいの木案内舎ゲインのゴトウです


 昨日は、朝6時開催のモーニングセミナーから始まりました。昼間はあまり晴れてはいなかったのですが、朝5時から8時の間は、実に素晴らしい蒼空と神々しい太陽の光が溢れていました。

 会場のホテルの駐車場には、椎の木やユズリハの木が、蒼空を反射して、光り輝いていました。


 今日は、緊張高まる黄海、南シナ海情勢について


 今、鳩山政権は重大な岐路に立たされています。普天間問題は、当初は沖縄県民の財産と命を脅かす飛行場であり、県民の悲願としても、この空港を他所の土地に移動させることが目的でした。

 でも政権が変わるとき、民主党は普天間基地を国外に、最低でも県外にと主張しました。しかし米国との交渉は、野党時代では想定できないほど、モロに大国の安全保障と世界戦略の意志を痛感させられることになったようです。

 また鳩山首相の優柔不断なのか、側近の人材不足なのか分かりませんが、あまりに日米の安全保障について知らなさ過ぎたといわざるを得ません。

 政治主導もいいが、官僚を利用しなくては、政治の継続性が断たれるばかりでなく、必要な情報を収集できなくなります。

 まあ官僚を利用する前に、政権内部がガタガタしているようじゃ、官僚たちも下手に近づかないでしょうし、高見の見物を決め込んだ方が、政治は何はともあれ「安定」はしますからね。


 さらにタイミングがバッドすぎます。

 北朝鮮による韓国の哨戒艦撃沈事件は、一気に東アジアに強烈な緊張状態を作り上げました。下手すれば戦争が始まるかもしれない。

 そんなときに、沖縄の米軍に出て行けとはいえないでしょう。もしあくまで要求するなら、日本は取って代わる力として、日本の軍隊である「自衛隊」を以て補完しなくてはならないと思います。

 今の状況で、もっとも重要な場所は、沖縄であり、九州になります。当然首都も射程に入ります。

 沖縄の普天間基地移転の当初の目的とは異なり、臨戦態勢化にあっては、今米軍を移動させることは、北朝鮮の思う壺です。

 沖縄の米軍は、北朝鮮にとって、目の上のたんこぶですから、これを移転させると、一番喜ぶのが北朝鮮なのです。


 そればかりではありません。北朝鮮のお友達の中国は、最近日本の領海を平気で侵犯して面白がっています。

 これはある意味、日本と米軍が、どこまで情報能力と機動能力があるか測っているのだと思います。

 日本が優秀な軍備を持っていながら、実際にはほとんど機能しないのを見越しての挑発であり、侮日行為なのです。

 日本の自衛隊は、北海道には4万もの将兵が配置されていますが、九州・沖縄には4千名しか配置されていません。これはかつての対ソ連戦略の一環なのでしょう。まるで化石のような発想が、今でもまかり通っているのでしょうか。

 今は、政治・軍事・経済において、戦略的焦点は、九州から南方海洋ですぞ。


 鳩山政権が、もし本気で日米の安全保障以上に、日本の自立と沖縄を守る意志があるなら、米軍が去った後に、普天間ではなく別のところに、陸海空の自衛隊を重点的に配備することを前もって考えておかなくてはならなかったのではないでしょうか。

 どんないい装備で「化粧」をした「軍隊」でも、それが国内の法律で、臨機応変に対処できない組織だと知られたら、抑止力とは看做しません。ただの木偶の棒です。

 軍隊が、抑止力になりうるには、いつでも刀を抜く用意をしてあることをメッセージとして発信しなくては意味がありません。


 沖縄の産業を、長い間米軍関係者による需要と国から出る援助金や補償金に依存させているかぎりは、沖縄の人々は自立という幸福を奪われたままです。

 旧態依然とした昔の軍隊ではない、日本人による国際展開ができる自衛隊であってこそ、その真価が発揮できるというものです。

 沖縄の人々は、戦前の日本軍には、大概な目にあってきました。 だから日本軍から連想するイメージは良くはないでしょう。

 でも、日本の指揮下で、自分の島を守るための沖縄の人々による自衛軍を以て、米軍に取って代わるとしたら、これからの在り方が一変するのではないでしょうか。


 日本の政治は、、これまでのような内向的であっては、益々国力が疲弊していくでしょう。これははっきり言って、自公政権のツケです。

 国際競争力も、外交力も、財政再建も、地方の健全な自立、中小零細企業の支援と育成、社会保障制度の立て直し、・・・全ての課題が待ったなしですが、他国に舐められるような恥辱だけは、何としても避けなければなりません。

 アジアの盟主として、米国追従ではない、日本主導の日米安全保障を勝ち取り、中国や韓国と、あくまで対等に連携していくか、それが不可能であれば、軍事的な抑止力は必要悪として、一日も早く構築しなければならないでしょう。

 すべては、日本のリーダーシップを確立することであり、日本が中心となって、世界の平和を実現するぐらいの気概を持つことが肝心要なのです。
by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-29 08:22 | コラム 政治・経済・社会

人生を照らす言葉

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     住まいの木案内舎ゲインのゴトウです


 『人生を照らす言葉』  鈴木秀子氏(致知より)

人生には時折、大きな悲しみが襲ってくることがあります。身近な人の死もその一つです。

そういう試練に立たされる時、誰もが激しく動揺します。

しかし、時間が経過する中で、ある時、その試練に深い意味があったのだと気づくことがあるのです。


『聖書』には、「汝らいま知らず、のち知るべし」という言葉があります。

どんなに苦しい出来事に遭遇しても、そこには必ず何かの意味がある。

いまは分からないかもしれないけれども、その苦しみが種になって、必ずよい実りをもたらしてくれる。

大切なのはそれを信頼する力を自分の中に育てていくことなのです。


 深い意味がある。・・・親父が亡くなったときから、それが何を意味するのか、何も分からずに生きてきて、十数年が経過して、その意味することが分かりかけてきました。

 なんと悟ることの遅さよ、この悪い頭はやはり親からの預かり物、心の中では、思わず「お互い様やねえ」とつぶやいてしまいます。


 信頼する力、・・・信頼する行為は、一種の力を行使していることなんですね。

 信頼の反対は裏切りと、一般的にはなりますが、私は「何かを勝手に期待したり当てにする依存心」と思っています。当てにするほど、していいほど、自分にはそれだけのものが備わっているのか、と。

 依存心で当てにするから、裏切られるのだよ。信頼というのは、漢字では「頼」というたよる意味がありますが、自らの意思で、相手に何かを与えることを通じてしか、「信頼」は生まれないのじゃないかって思います。

 だからビジネスにあっては、本来の意味の「信頼」なんか、これっぽちもありません。すべて条件が付いているからです。便宜上「信頼」という言葉を使いますが、ホントはビジネス上の「取引」(駆引き)でしかありません。


 「人生を照らす言葉」に出てくる「信頼」とは、自分自身を信じるのと同時に見えないもの(カムナガラ)を信じる力です。

 今は、その正体は分からないけれど、両親と先祖への感謝を抱くことができれば、それには意味があることが、何となくではあっても分かります。

 この地球上で、まさに奇跡としかいい様のない生を受けた人それぞれ。その人生は常に祝福されているはずです。

 でもそれに気づくことがない不幸とは、誰でもが必ず出くわすものです。験されているのだと思います。

 ほとんどの人が、逆境にある時、愚痴をこぼし不平をいい、誰かを恨み、環境のせいにすることが多いでしょう。そういう私も、そんな気分になるときもあります。でもそう考えているときの人間は、絶対に輝くことはありません。

 人生は「死んだつもり」で生きると、反って命が輝くことが多いようです。

 家庭がうまく行っていない時、ビジネスが旨く行かないとき、それらすべてが「今生に生を受けた意味を問い直す」チャンスです。そして今のおまえに足らないのは「命がけ」なのだと忠告されているときでもあります。

 順風満帆のときの命は、満喫している命ですが、艱難辛苦に磨く命は、まさに夜空を照らすシリウスのように眩く輝きます。


 住まいの木案内舎ゲイン
by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-27 10:56 | 倫理

ニッポンを守ろう

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     住まいの木案内舎ゲインのゴトウです


 相変わらず曇り空がつづきますね。梅雨だから仕方ありません。でもそろそろ太陽の顔を拝みたい気持ちです。


 一昨年からつづいていた不景気、サブプライムローンの破綻からリーマンショック、そして世界同時不況は、国によって立ち直りに差があります。

 中国は、やはりすごい国です。人口16億、社会主義を標榜しながら、貧富の差が極端な国ですが、日本の10倍以上の人口比では、ある意味東京や大阪が10個以上あるのと同じです。

 経済力では、日本はついに追い越されてしまいました。日本の政治家が本気になって経済活性化に本腰を入れないなら、今度は徹底的に引き離されて、東アジアの盟主としての地位は中国に明け渡すことになるでしょう。

 韓国は、ある意味中国以上に国家主義的な政策が功を奏して、国際競争力を著しく高めています。

 日本はというと、ご存知の通り、何のメリハリもない政策で、国民に将来的な展望を抱かせることがありません。地方によっては、もっと悲惨です。

 バラバラの感が否めないチームワークと首相のしょぼいパフォーマンスではね。内政でガタガタしてるヒマなんかありませんよ。


 どうして日本が、このようにいつも立ち遅れ始めたか?原因はいろいろあるでしょうが、経済と力の関係から言うと、負の経済は陽の世界をブラックホールのように吸い込むということです。

 つまり日本の抱える途方もない巨額な借金という負の磁場は、小手先の対策など一蹴して、政治も政策も無力化してしまうということです。

 日本の主な借金である国債は、ギリシャのような海外投資家に出回っておらず、95%が国内で循環しているから大丈夫という見方がありますが、破綻するかしないかのレベルではないのです。

 負の経済が影から及ぼすチカラは、人心の荒廃や社会制度の硬直化、一旦失敗した企業家には再チャレンジのチャンスさえなくなる状況を創り出すのです。

 実際に日本の法律や社会制度は、1945年から50年ぐらいに作られて、その後ほとんど手付かずのまま適用されてきました。時代が日々変化しているのに、これほど政策に無頓着な国もないでしょう。

 日本の経済の力は、90%以上を占める中小零細企業の集合力でもあります。日本の家庭の90%が該当しているのです。日本の特殊性ですが、そこに光を当てることなくして、日本の家族に笑顔が戻ることはないでしょう。

 結果的破綻ではなく状況的破綻は、国や社会をその内部からジワジワと確実に荒廃させていきます。

 今の日本、もう待ったなしですよ。


 良い社会とは、人の尊厳をお互いに認め守りあうことが原則です。

 隗より始めよにしたがって、志の高い心ある政治家が中心となって、国政改革を断行し、日本の財政を再建、国際競争力を高め、国民全てに富が平等に(公平ではありませんよ)行き渡る社会を創出することです。

 とても困難な事業ですが、これをやり切ることなくして、日本と日本の社会は再生できないでしょう。

 私に、もうひとつの人生があればと思います。

 今日はちょっとまじめなお話でした。


 住まいの木案内舎ゲイン
by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-26 09:37 | コラム 政治・経済・社会

杢魂(もっこん) RC型枠兼用壁板

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     住まいの木案内舎ゲインのゴトウです


 波乱の幕開けから始まった今週は、それを象徴するかのように昨日も今日も強風が吹いています。

 今朝はウォーキングに出かけようとすると、突然の雨。ザーッとかなり強いため、今日は中止しました。ていうか、あるはずの傘がなかったのです。・・・そういえば、〇〇に傘を貸したのだった。すぐに戻すといいながら、結局帰らず仕舞い。

 もやもやしてきたので、クルマで、いつもの神社(龍王神社)に行ってお参りを済ませてきました。小さな神社ですが、今では私の心をちょっとの合間癒してくれる場所になっています。


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 上の写真はRC型枠にも使用できる壁板“杢魂(もっこん)”です。公共物件にも使われている高パフォーマンス商品です。木頭杉の高樹齢木からしか生まれない緻密で奥深い杢目を、是非堪能してください。

 今年に入ってから、一気にブレイクして、4月からは4件のご指定をいただきました。実際に材が動くのは、まだ数ヶ月先になりますが、仕上がった姿を見ていただけると、必ず「使って良かった」と納得していただけると確信しています。

 さあ、今日も建築家の要請で、サンプルを制作しなくてはなりません。壁の塗料で、“水性ナチュラルホワイト”の仕上がり具合を見たいという要望で、石膏ボードやテラコッタ、塩ビクロスに試験塗りをします。

 多くの建築家、ユーザーさんに気に入っていただいて、これまで歯を食いしばってやってきたことが、やっと報われつつあるようです。ありがとうございます。

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by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-25 09:54 | 木の家 国産材 無垢材

ハプニングの幕開けから

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     住まいの木案内舎ゲインのゴトウです


 相変わらず雨と曇りの日々がつづいています。これも日本ならではの季節の巡り、十分満喫したいと思います。雨に濡れた草花の表情も良いものですよ。

 昨日は、ハプニングというかトラブルというか、全く予想もしていなかったことが発生しました。

 昨日は、3週間前からある催しに呼ばれていて、主催者も「絶対に来てくれ」と強い要請もあり、当然出席するつもりでした。出かける準備も済ませ、昼食をとってから出発する直前でした。

 ところが、〇〇が突然訪ねてきて、・・・何やら深刻な顔つき、・・・事情を聞くと、・・・ぶっ飛びました。一瞬目の前が真っ暗になってしまった。しかももう一人、・・・

 突然のことなので、しばし相手の話を聞きながら、時計を見ると、余裕を持たせてはいたものの、どんどん開演の時間が迫っています。話は終わりません。こちらの事情を説明しても、どうにも止まりません。

 ・・・ついに、約束の時間を越えてしまった。こんなときは、中途半端にせず、ひとつひとつ確実に切りの良いところまでは対応するしかありません。

 すでに約束の時間を守れそうにないことは、メールで知らせてはいたものの、できるだけ早めに辿り着かねばと思うのは人情というもの。でもその望みも、儚く絶たれてしまいました。

 話の真っ最中に、今度は、ある業者の方から、見積依頼が飛び込んできました。「今日は日曜なので、明日に返事します」と返事をしたのですが、月曜の朝に提出しなければならないので、夜になってもいいから、今日中に返事が欲しいといいます。

 こんなときってのは、まれなケースですが、実際に起きると、これもお天道様の采配とあきらめる、・・・いや、ありがたく受け入れる他ありません。

 結果、昨日の日曜の3週間前からの予定は、すべてキャンセル。そのときそのときにきっちり対処することで、活路を見出すしかありません。・・・でも私が来ることを期待していた方には、迷惑をかけてしまいました。申し訳ない。

 仕方ない理由であったとしても、残念で仕方ありません。これは一体何をサジェッションしているのだろう?

 
 さて今週は、一日も息が抜けないほどスケジュールが満載です。“皇杉”と“オーヒノキパネル”、それに小国杉の構造材の打合せ、RC型枠用壁板“杢魂”の打合せから手配等々、油断すると後手を踏んでしまいます。

 いかなることがあっても、前しか向きません。


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by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-24 10:04 | 成功と裕福

カンナガラとカタカムナ、結構つながります

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     木の住まい案内舎ゲインのゴトウです


 カタカムナって聞いたことありますか?

 上古代に存在した日本の一文化のことだそうです。カタカムナ文化については、いろんなところで勝手な解釈が横行していて、統一された見解が無いため、考古学でも、ほとんど無視されています。

 簡単にいえば、楢崎皐月という学者が戦後発見し、またその独特の文字を解読したことで、日本には上古代に優れた文化が存在したことが分かりました。

 一部の学者によれば、カタカナは、このカタカムナ文字をアレンジして作られたということです。表音も酷似していますよね。


 今日の本題は、実はカタカムナのことではありません。昨日お知らせした伊勢白山道のリーマンさんがいう「内在神」のことで類推できることがあったため、どうしてもお知らせしたくなったのです。

 「内在神」は、カンナガラといいます。実際はカムナガラですが、この言葉はカタカムナ表記でもあるのです。

 カタカムナから翻訳すれば、カムナガラは、「形は見えないけれど・・・」という意味です。

 カムナは「見えない力が無限に広がる世界の主」という意味だそうです。カムという言葉だけなら、主がない「見えない力が無限に広がる世界」になります。

 カムナガラ、すなわつ内在神は、「目には見えないけれど、実在する何者か」となるでしょう。その「何者か」は、間違いなくこの世界のヌシ、すなわち神を意味すると思います。だから「内在神」なのです。

 カタカムナの意味については、いろんな説があるようですが、深野一幸氏の著書に拠れば、「物質世界を支配する目に見えない無限のチカラの広がる世界のヌシであり、同時に基礎物理量としての存在」、すなわち「創造主」を表すコトバということです。


 リーマンさんは、古代神道に通じておられる方ですから、そのコトバから考えれば、上古代に存在したカタカムナ文化と無理なく符合してしまいます。

 伊勢白山道のブログでは、カタカムナのことは一切出ていないようですが、ここでこんな一致点を見出せると、カタカムナは古代神道に通じていることが、改めて分かります。

 カタカムナ文明?が、どこにあったのか証明するものはありませんが、先の楢崎皐月氏が平十字に出会ったのが芦屋にある金鳥山なので、おそらくここで栄えたのだろうといわれています。

 実際この近くには、何とも言い難い街があります。ミニ要塞都市のような六麓荘町。名だたる高級住宅街ですが、この発祥と、何かしら因縁があるように思えますね。

 このカタカムナ文明は、大和民族との戦いに敗れ、消滅したといわれていますが、一部は九州北部に逃げのびたという説があります。

 芦屋は元々はアシアと呼んだそうですが、同じ町名が北九州市の西隣にあります。今は航空自衛隊の基地がある街ですが、ここは鎌倉時代から一世を風靡した芦屋釜でも有名な場所です。・・・何か感じますね。

 それにアシアはアジア(Asia)につながります。ここまで考えるのは考えすぎでしょうか?


 結論として、・・・

 カムナガラは、古神道を通じて、その起源を伊勢神宮に置き、地球上の全ての人々の真我に宿りました。

 そしてカタカムナ(創造主)を現す文化も、その地域を超え、アシア(アジア)となり、森羅万象の根源として、「目には見えないけれど、・・・」姿を変えて現れているように見えます。

 はっきり言って、大航海時代や産業革命以後は、欧米が世界の中心になりましたが、行き着くところまで行くと、真の人間生活を実現するために、この日本が中心となる運命にあると結論付けざるを得ないようです。

 私は宗教に関心があるわけではありませんが、道を突き詰めて考えていくと、この日本では、伊勢神宮と古神道、そしてカタカムナは切り離しては考えられないように思えるのです。


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by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-23 08:15 | 学術 哲学

伊勢の写真集より

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     木の住まい案内舎ゲインのゴトウです


 
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 上の写真は、伊勢神宮から見た鳥羽の海の夜明け。伊勢白山道の「太陽と大自然の神々の地 伊勢」という写真集のおまけ写真です。

 伊勢神宮は、これまで多くの作家や学者、写真家が撮り、語ってきました。写真としての出来は、ほとんど素人アングルで、ただの光景写真ばかりです。でもこの淡々としたサイトヴューには、独特のヒカリがあります。

 ずっと目を凝らすと、神々の話し声やささやきが聞こえてくるようです。この写真の雲を見ると、龍と長寿の亀がはっきりと見ることができます。

 これが伊勢のすごさだ~!という写真を見たい方には、「伊勢神宮<現代に生きる神話>」がお奨めです。この写真は、まさにプロならではの迫力と神秘に満ちています。

伊勢神宮<現代に生きる神話> (講談社文芸ヴィジュアル)

宮澤 正明 河合 真如 岩渕 デボラ / 講談社



 ただしお値段もなかなかです。保存版箱入りのためか、12600円。まさに伊勢神宮の神懸りに溶け込むような世界です。

 行かなきゃ意味がないけど、それはタイムリーと縁の問題。だから伊勢の神々からお声がかかるまで、待機費として買っておくには、お安いかもしれませんな。

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 上の写真は、ゲインの“オーヒノキパネル”。伊勢から100キロほど南下したところにある尾鷲地方で生長するヒノキを原料にしています。

 間伐材を有効利用したものですが、その赤みや輝きには、古代の伊勢~吉野~熊野を結ぶ熊野古道を見届けてきた自然の神を感じずにおれません。

 4月から販売を開始したほやほやの新製品ですが、1ヶ月経たないうちに、3件の予約をいただきました。

 階段板に、カウンターに、パーテーションにと、建築家のデザインに融け込んで、住まいや公共の場を、香りとともに包み込んでくれます。


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by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-22 09:37 | 木 無垢材 自然

倫理的前進 皇杉が愛されています

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     木の住まい案内舎ゲインのゴトウです


 今朝は深い霧の中でした。陽が昇るのが早いため、午前6時ぐらいには霧消しましたが、近くの帆柱山の山頂から見れば、それは美しい景色だったでしょう。

 雲海に、太陽の光が染み込むように広がり、海老色から黄金色へと彩が移って行きます。

 今日は恒例のモーニングセミナーに出席しました。講師は沖縄のI氏。スマートに簡潔に、要点を押えたお話で、実によく心に落とし込むことができました。

 やはり喋りと文章能力は比例するものです。両方とも注意深い言語感覚とフレキシブルな表現能力がなければ、どんな想いを持っていても伝わらないものです。それは同時に相手の言葉への理解能力に直結します。

 言葉や文字は霊を持っていると思います。だから絶対にいい加減に扱ってはならない。人としての完成度を、そのまま問われているからです。

 人は鏡。万象はわが師ですね。

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 上の写真はゲインの杉床板 “皇杉”です。 30㎜厚や15㎜・38㎜厚も揃っています。

 ありがたいことに、またしても1件ご指定をいただきました。これで販売開始後わずか1ヶ月もしないうちに、7件目になります。実際に現場に到着するには、3ヵ月後から半年後に集中しそうです。

 一緒にもうひとつの商品 “オーヒノキパネル”が、階段板やカウンター、スクリーン材として採用していただいています。伊勢の遥か南にある尾鷲のヒノキは、全国で一二を争うヒノキオイルが豊富な木です。

 この桧の輝きを見て、香りを味わうと、一発でとりこになるでしょう。


 安岡正篤氏の今日の一日一言に、目が留まりました。ご紹介します。

【成功は苦辛の日に】

先賢が教えてくれている──愚はよく他の欠点を挙げるが、
自己の欠点を知らない。

話はうまいが、行いはつまらぬ。

若い時はうかうかして過ぎ、
壮時(そうじ)にはせかせか動き廻(まわ)り、
老年には愚痴(ぐち)ばかりになり易い。

正に、敗事は多く得意の時に因(よ)り
成功はつねに苦辛の日に在る。

やはり平生(へいぜい)能(よ)く道を聞くことだ。


 今日の講師のI氏の言葉:暗病反(暗いこと、病気が多いこと、反抗的であること)は、あらゆる不幸や失敗の源。明元素(明るいこと、元気であること、素直なこと)が、幸福と成功の源ということです。

 話はそれだけではありませんでしたが、上記のことは原点あるいは電波塔です。心のあり方において、人や環境を選ぶことはありません。

 もし自分が人を選ぶことに優越感を持っていて勘違いしている人がいたら、先ず自分自身が何を発信しているのか、反省することが先決でしょう。おそらく逆に環境や人から「取捨選択」されていることに気づくことでしょう。

 信念一徹。右顧左眄することなく、前進あるのみ。目標は、単に達成するための指標だけではありません。自分自身の人としてのあり方を決めてくれます。

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by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-21 09:49 | 木の家 国産材 無垢材

妄想仲間

日本の住まいを良くする無垢材研究会 
 
                     木の住まい案内舎ゲインのゴトウです


 今朝も愚図つき気味の空、いよいよ入梅間近のようです。これも日本の四季の一風情、楽しみたいと思います。

 ゲインの事務所は、無垢の木のサンプルがたくさんあります。そのせいか、全然湿っぽくなりません。床の安物のカラーフロアなので、天気が悪いと、すぐにベタベタしてきますが、空気はいたってサラサラです。

 サラサラの反対はベタベタですか、・・・

 このベタベタでいうと、それに輪をかけて内圧たっぷりの話しで盛り上がる友人がいます。しかもそのほとんどが女性。Tリン、R恵、S子、K子、・・・みんなオンナです。

 オトコには、こういった逞しい妄想が出来る人物はほとんどいません。最近思うことに、オンナの方が、人間として遥かにサッパリしていて、豪胆さを感じることが多い。

 だからか、私はオンナ友達に事欠きません。愚図で湿っぽい、人の悪口ばかりいうやつは、私とは縁がありません。適切な批評は必要ですが、感情移入はしません。

 情とは、前向き、高みに向かって共感するときに、そしてお互いの妄想をユーモアたっぷりにキャッチボールできるとき、人生の豊かさを味わうことができます。

 情は感動ばかりではありません。愉しむこと、同情することもあります。そしてけっこう大切なことに、覚悟という感情があります。

 覚悟は、認識の一形態と思われることが多いのですが、実は人間の根源的な力の感情でもあります。

 覚悟が足りない人は、切羽詰っても、棚ボタの白昼夢を捨て切れません。自分の額に汗するのではなく、泡銭を稼ぐことばかり「妄想」します。でもこれは、ホントは妄想ではなく、迷妄。それは必ず自分に戻ってきます。

 お金がいつかなくなるだけでなく、来世に持っていける唯一の財産、愛情や友情を失います。あの世に辿り着いたとき、周りに誰もその人を惜しむ人がいない。人の感情を弄ぶと、いわゆるダマシより遥かに厳しい罰が待っているものです。

 その違いは何かというと、そんな人物はいつも相手から何か奪おう、何かもらおう、お金を引き出させようと目論むため、その口実に終始して、内容が伴いません。

 本物の人物は、常に人に何かを与えています。権力を傘にものを言うのではなく、その人自体が輝いています。輝かなくても、誠実な空気が辺りを包むものです。

 私も、そんな人物を何人か知っていますが、その方たちに共通して感じるものは、まず企みが無いことです、そして私心がない、そして野心や願望ではない、志が高いことです。

 覚悟という感情は、これまでの小さな自分を、自分自身の力で捨てきることができたときに生まれる、一種の「見切った」意志の力を伴うようです。


 そういう意味で、私はそんな友人や師に恵まれています。たしかにツマラン意地だけや権威にすがる「友人」もいますが、いずれ分かるときがくるでしょう。それはあなた自身じゃない、あなたを語る他人なのだと。

 人生、自分が思ったとおりになるものです。絶対に偶然や他人のせいで起きることはありません。すべて自分の思いが現出した必然の世界です。

 旨くいかないことがあると、つい環境や人のせいにしがちなのが人間でもあります。でもそんな人は、まず自分と正面から向き合おうとしていない、勇気に欠ける人物だと思います。

 かなり脱線気味のお話ですが、そんな意味も含めて、颯爽として喰える人物は、妄想を客観的に楽しむことができる。だからエッチな話も何でも楽しめる。

 自分の性と業を極限で見切った胆力溢れる人物として、オンナには多くの可能性があると感じました。まあ諸刃の剣ではありますけどね、・・・


 木のお話は、後日です。           住まいの木案内舎ゲイン
by MUKUZAIKENKYU | 2010-05-20 10:22