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本物の塗料を使いましょう

ゲインでは、床を始め壁材やその他木製品の保護塗料として、木蝋ワックスや蜜蝋ワックスをお薦めしています

いわゆる自然塗料ですが、欧米産の塗料も相当量が輸入されています


有名な製品としては、リボス、シッケンズ等があります

オスモも、よく建築雑誌で紹介されていますが、私は個人的に好きになれません

まあそれはいいとして、今回はゲインが一番お薦めしている「木蝋ワックス」について、より詳しく説明します

自然塗料としては、荏ごま油(荏油ともいいます)や亜麻仁油もありますが、これをそのまま使うのではなく、補助的な溶剤として利用するのが一般的になっています

この溶剤の化合率で、いわゆる塗料の伸びが相当変化します

あるメーカーでは、スプーン一杯で畳一畳分塗れると宣伝している会社もありますが、あまり感心しませんね

溶剤の量を多くして、本体塗料を経済化しているのでは、塗料本来の目的が果たせるのか疑問が残ります


蛇足ですが、「イソパラフィン」という石油系溶剤を化合している見せかけの自然塗料が横行しています

これは要注意です。イソパラフィンは「蝋のようなもの」という意味ですが、欧州では内臓を傷めることが証明されています

たとえ米国のFDAなる組織が認可しているといっても、判断基準をいわゆる「権威」に委ねては本末転倒といえるでしょう


木蝋ワックスは、日本が一千年以上前から海外に輸出している日本独自のジャパンワックスとして有名です

縄文時代から漆の原料として利用されてきました

和ろうそく、びんつけ油にも利用されてきました

木蝋ワックスは、乾燥すると一種の漆皮膜を形成します

漆そのものほどではありませんが、生活場面に支障が出ない程度に緩和されていますが

その有効性は、すごいものがあるのです


漆の食器では顕著ですが、漆は酸やアルカリ、更には熱にも強い耐久性を持っています

固く光沢のある丈夫な皮膜を形成します

さらに塩分、アルコールに対して耐薬性もあり、また防水・防腐性も併せ持っています

電気に対する絶縁性もあります

漆そのものではないとしても、木蝋を主成分とした塗料には

経済的にも性能的にも抜群の自然塗料と断言できます


いろんなメーカーがお金をかけて、独善的な宣伝を、こぎれいな建築雑誌に載せて、

イメージラッピングに余念がありません


でも本当に優れた塗料はお金をかけて宣伝するものではなく、

丁寧にまめに、客観的なインフォームドコンセントを地道に展開することが大切なのです


無垢の床壁材をしっかりと保護するだけでなく、

人やペットの健康を害することなく、同時に環境を汚さないことが

人間の生活環境に利用できる基本的な条件なのです


見掛けの良い宣伝に騙されないようにしましょう

権威と呼ばれる人物が勧めるからと、安易に依存してはいけませんよ



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by MUKUZAIKENKYU | 2016-01-24 18:14 | 木の家 国産材 無垢材

無知は損の始まり。お金をどぶに捨てますか?

ご無沙汰していました。

フェイスブックとの兼ね合いで、ブログの方がお留守になりがちですが、

又何とか復活させるように頑張ります。

・・・ていうか、フェイスブックはありきたりなことや日記に毛が生えた程度の内容が精一杯ですが、

ブログはある意味自分の想いをストレートに放出できる点が大きく異なりますね。


実は昨年後半からの傾向なのですが、

突然予測していなかった相手から問合せや相談が持ち込まれる頻度が多くなってきました

ありがたいッちゃありがたいことです

別に一所懸命にマーケティングをしたわけじゃない

営業を仕掛けたわけでもない

突然ゲインの製品を使いたいといってくださるのですから

貴重な見込みのお客様です


ただこういう問合せが増えると、決まってある条件が増える

そして結果に結びつかないのです


それはユーザーさんが、建築家に依頼するのではなく

近くの工務店やビルダーに最初に依頼した後に

ゲインに来られることです


そうした場合は、悪い言い方をすれば

その工務店のカモにされてしまった後に来るから

ほとんどがユーザーさんの意向が反映できない=救えないのです


特に大工工務店に多いのですが、ユーザーさんの意向のままに

建築しますよといいながら、予算を前食いして

後になって変更が利かないように仕向ける駆引きに陥らせます


昨年は9月以降、福津市や北九州市、福岡市のユーザーさんが6件ほど相談に来られました

内情を尋ねると、4件がすでに大工工務店の手に落ちてしまっていました


当然案の定、ユーザーさんの意向より予算と利益誘導に長けた「大工工務店」の

思いのままで、家の空間の質を決定付ける床材を無頓着に蔑ろにしてしまいます


どうでもいいところにお金をかけさせて、肝心なところはいい加減に済ます

・・・ユーザーさんにも問題はありますが、駆引きに長けていないのだから

騙される、言葉が悪ければ「意のままにコントロールされる」のは火を見るよりも明らかなのです


最近の件では、ユーザーさんがネットでゲインの「皇杉」が良いと指名して

わざわざ訪ねてこられました。3時間ほど相談を受けて、カットサンプルを

大事そうに持って帰られましたが、数日後工務店から連絡があり、

床は「皇杉」ではなく、市場品の輸入オーク材に変更になったということでした


まったく関連性のない別の床に変わった理由は、大工が取引のある材木屋から採用してほしいと言い出し、

結果的にユーザーさんの当初の意向とは、似ても似つかないありふれた三級製品をあてがわれてしまったのです


こういったふざけた情けないことは、現実によくあることです

これらはすべて無知が原因です

無垢の製品のついての知識もですが、お金が動く取引としての建築依頼は

ユーザーさんの利益と建築会社の利益とは相反する事実に対する無知が

最も罪深いのです


そのために大切なお金をどぶに捨てるようなことを選んでしまう


ユーザーの皆さんは、まずはしっかりしたポリシーを持ったコーディネーター

あるいは良心的な建築家に最初に相談すべきなのです


小金があるからと、無防備に見た目だけを良くした大工や工務店に

よく考えもせず、無防備に扉を叩いてはカモにされるのが落ちなのです


十分に慎重に知識と情報を収集した上で、初めて身に付く選択力なのです

この選択力を見つけて、改めてどこに相談するか考えるならば、

間違いなく見えてくる景色が全く違う地平線から臨んでいる自分に気がつくでしょう



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by MUKUZAIKENKYU | 2016-01-10 12:55 | リッチな人生