想いの伝わる本物の家を!

 この活動を始めて、7年が経ちます。
 思えば、開始当初は誰にこの想いを伝えればよいのか、またどのようにして伝えればよいのか、全くの手探りでした。
 最初の2年間は、ほとんど反応なし。種蒔きと思って、腰をすえて取り組めば、いずれどこからか大きな芽が出て、実を実らせると信じて、ここまでやって来ました。
 木童の木原さんの足元にも及びませんが、これまで延べ1000件は訪問しました。
 その結果、私たちの活動や想いを受け止めてくれる建築家や住まい手の方々との出会いは、今でも鮮明な記憶として残っています。
 木に興味のない建築家はたくさんいます。しかし木に興味や関心があっても、そのニーズに応える「材木屋」が皆無に等しいことも分かりました。
 そのため木に関する本当の情報を、多くの建築家や住まい手は、満足に受け取ることができなかった。住宅、とりわけ木造住宅に関する知識や情報が、とんでもない誤解を受けていることを知りました。

 建築家は、住まい手のニーズに単に応えるだけでは、存在価値がありません。意匠と構造をベストマッチさせて、住まい手に、彼らが知り得なかった本当の快適さや癒しの空間を提供します。自己満足の、単に見栄えがする家ではなく、住まい手が舌を巻くような、よくよく熟慮された環境を提供できるのでなくてはならないともいます。
 工務店やいわゆるハウスメーカーには、到底なしえないことです。

 工務店には、工務店なりの役割があります。
 まず第一に、建築家の作った図面どおりの施工ができることです。当たり前のことなのですが、意外と守られていないことの方が多いのです。いろんな理由があるようですが、どんな理由にせよ、図面どおりに施工しない(できない)ことは、結果的に住まい手の意向を無視しているといわれても仕方ありません。
 紳士的な工務店なら、住まい手にしっかりと丁寧な説明をした上で、納得してもらった上で、変更するでしょうが、ブローカー工務店などは、どうせ分かるわけがないと、高をくくって、勝手に変えてしまうことが当たり前になっています。
 そんな工務店にとっては、建築家の図面など真に受けていません。どうせ後で、思い通りに変えてしまうのですから。それに、仮に入札があっても、オタオタしません。最安値で落札してしまえばいいのです。取ってしまえばこっちのものと、やはり後であれこれと文句を言ったり、愚痴をこぼして、内容を変えてしまえばいいと、最初から思っているのです。

 ごく一部の建築家には、こういったずるがしこい工務店のやり方を覚えて、本来の役割を忘れて、自分だけが得をするような商売をしている者もいます。
 これを見分けるのは、素人の方には至難の業です。

 さて材木屋です。
 下請けに甘んじた時期が長すぎたのでしょうか。木を売ることばかりに気を取られて、本当の役割である、木に関する知識や情報を、住まい手や建築家に提供してこなかった。
 そのため材木屋は、いつの間にか工務店の腰ぎんちゃくのような存在になってしまった。

この続きは、後日。
# by MUKUZAIKENKYU | 2005-04-01 18:47 | 木 無垢材 自然

本日発信しました。

              【日本の住まいを良くする無垢材研究会】

日本の森林蓄積量は60億立方メートルあると言われています。
そして毎年増加する量は、その3%、1億8000万立方メートルです。

ところで、年間に建築などに利用される量は、どのくらいと思いますか?
約1億7500万立方メートルということです。

国内で毎年増加する蓄積量と、ほぼ一致します。ところが、使用される木材の内訳を調べると、その80%余は輸入材で、残りの20%弱が国産材なのです。
ということは、1億8000万立方メートルの8割、1億4400万立方メートルという大量の国産材は、市場で活用されることなく、国内に放置されているということになります。
国内の建築などの需要量に対して、十分な供給量を確保しているにも拘らず、有効に利用されないままになっているのです。

日本の木は、海外の木より劣っているのでしょうか?
とんでもないことです。日本には、日本独特の気候と土壌があります。
高温多湿で、しかも梅雨という降雨が集中する季節もある日本で育った木は、総じて湿気に強く、抗菌成分や油脂をたっぷり含んでいるのです。

にも拘らず、そういった国産材が正しく評価されていないし、そのため日本の森林は荒れ放題になりつつあるのです。
そしてもうひとつは、日本には古来から伝統的な家づくりの工法、在来軸組み工法が、今日も伝承されています。これもやはり、日本の気候や風土に適応したものです。
ところが、戦後から工業化住宅が促進され、多くの○○工法が開発?されてきました。
在来工法は、現代の生活様式に適合しないからでしょうか?
これまた、とんでもないことなのです。
私たち【日本の住まいを良くする無垢材研究会】は、このような不合理な状況を打破し、国産材の良さとともに、今の日本にある諸々の工法になる家について、じっくり考えていこうと思っています。


気負いもなし、意地もなし、ただ淡々たぬきと、私たちが今までに得た知恵とこれからも学んでL多くの知恵を、あなたに無料で差し上げます。
私たちは「日本の住まいを良くする無垢材研究会」です。
どこかにあるようなHPの、教科書的な説明はしません。所詮自己満足です。
どこかの企業がやるような良いとこ取りの自慢話に終始する宣伝もしません。
裏話も含めて、本当のものを得るには、本当の真実を知らなくてはなりません。
その真実を知ることは、インスタントラーメンのような3分間待ったら手に入るものではありません。意識的に知る意欲がなければ、おそらく何も得られないでしょう。
巷ではプロセスカットが当たり前になりつつあって、そのために確信を持って自分のものにする努力というプロセスが、かなり軽視されているように思います。
りんごが欲しければ、あなたならスーパーの台に置かれているりんごと木にたわわに成っているりんごのどちらを選びますか?
手を伸ばすこと、その行為が、りんごの本当の味を知ることにつながるのではないでしょうか?
何でもあてがわれることに慣れきった生活の中からは、何も発見できません。
私たち「日本の住まいを良くする無垢材研究会」は、そういうあなたを、私たちならではの知識と情報力、そしてネットワークで、とことんバックアップします。
# by MUKUZAIKENKYU | 2005-03-30 17:50 | 木 無垢材 自然