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政治マンガ その2

前回につづいて、今回も「政治マンガ」です

滑稽極まるショーが、9月3日に中国北京で開催されました。


「抗日勝利70周年」と称して、軍事パレードが行われましたね


その際トップリーダーである習近平さんは、中国共産党が、当時の日本軍と戦って勝利したと言っていました

当時の中国の政権党は、国民党で、共産党ではありません

習近平さんは「正しい歴史認識」が必要だと、日本を揶揄しましたが、

そのコトバはそのままお返ししましょう


歴史を捏造して歪曲するものや隠蔽する国は必ず滅びると

ある歴史学者が言っていましたが、果たしてどちらに向けられることに成るでしょうか


ましてや時の指導者である毛沢東氏は、敗戦国の日本に対して「謝罪する必要はない。日本が介入してくれたお蔭で、中国は独立できた。」とまで言っています。

国民党との内戦で勝利した共産党ですが、現在は「正しい歴史認識」ができている人が居なくなっているようですね

金がたくさん稼げると、人間は変質するものですが、国家も同様のようですね


次にもうひとつ不思議な光景を目の当たりにしました

このパレードに参加した韓国のパク大統領さんです


前も述べましたが、それとは別の角度でいいます

韓国は65年前に朝鮮戦争で、北朝鮮と中国軍と戦っています


現在も休戦状態で、戦争が終結したわけではありません

その意味では、韓国にとっては敵であっても味方ではないはずです


それなのに、中国と「通貨スワップ」協定を締結するは

今度は「抗日70周年」行事に参加?ですか?


こうも一貫性のない、その場の損得勘定だけで政策を考えるのは

果たして将来にわたって国を維持できるだろうかと

他人事ではあっても心配してしまいます

# by MUKUZAIKENKYU | 2015-09-05 16:19 | コラム 政治・経済・社会

たまには「政治」マンガでも

韓国のパク大統領さんが

中国の「抗日戦争勝利70周年」のパレードに参加すると報道されていますね

たしかにパクさんは、日本に対して「従軍慰安婦」問題で執拗にこだわり

まるで坊主憎けりゃ袈裟まで憎いを地で行っています


そういう意味では「反日」の象徴的な政治家ですが

今回中国の招待を受けてのこととはいえ

抗日記念パレードに参加するのは、はっきり言って筋違いです。


先の戦争では、韓国は日本の植民地化にあったこともあり

日本とは戦っていませんし、むしろ日本軍として一緒に

連合軍と戦った本来「同士」のはずです


でも日本が敗戦した後、時の李承晩政権が

どさくさにまぎれて領海線を、連合国が認めていないのに

勝手に線引きして、竹島を占領するという暴挙に出た経緯があります


とはいえ、韓国には中国の招待を断れない事情があるのは知っています

これまでは日本と「通貨スワップ協定」を組んでいたのですが、

2年余り前に突然協定国を中国に変更してしまった


これが「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と感情に走った結果でした

それが今後どういう結果になるか、十分想像できることです

これで韓国経済は中国の掌に乗ってしまったのだからですね


もうちょっと見識を持って誇り高い対応をしてほしかったと思います



次に本日「維新の党」が分裂しました

当然といえば当然でした

早いか遅いかの違いで、元結いの党の江田さんが党首を辞めた段階で

秒読みが始まっていたと思います

維新の党は、橋下さんは絶対に国会に乗り込むべきでした

そしてあくまで地方自治のあり方を追求すべきでした


それを橋下さんの色んな言動に触発されたのは良いとしても

その本当の意図するものを理解できない連中が徒党を組んでしまった

更に勢いの尻尾に乗るだけのお調子者を多く生ませてしまった

人選に甘かった点が、維新の党のアキレス腱になってしまいましたね


「日本創新党」から始まり、大阪府知事として実績を積み上げてきた橋下さんが

合流することで、大きな潮流を作ったのは良かったが

橋下さんの多少のブレ(石原慎太郎と組んだこと)も災いして

その思想の純粋さは失われてしまいました


まあ、この結果喜ぶのはだれかじっくり見極めたいと思います

# by MUKUZAIKENKYU | 2015-08-27 18:40 | コラム 政治・経済・社会

無垢の木のαピネンとは

雨が上がったばかりの山々を見ると、時々青く見えることがあります

元々は緑色のはずが青く見えるのは、青色だけを反射する物質が

山々を覆うからです


その物質は、フィトンチッドと呼ばれている植物が放散する精油成分です

テルペンともいいますが、その中でも「αピネン」や「リモネン」などは

空気の清浄化や最近の繁殖を抑える成分でもあります


この成分は、主に針葉樹にたくさん含まれていて

杉やヒノキ、松が代表的な樹種になります


よく宣伝されている木としては「樅の木」があります

これは松科のひとつで、他の木と比べて若干含有量が多い点が特徴です

「樅の木」と「とど松」がほぼ同量含まれています


空気の清浄化や殺菌成分を放散するという意味では

杉もヒノキも変わりません


どこが違うのかというと

香りの違いです


それぞれの木に含まれている精油成分であるテルペンの違いでもあります

これは個性の違いでもあり、性能の違いではありません


メーカーとしては、自社が取扱っている木がイチバンという想いが強いのは分かりますが、

ゲインとしてはどれかひとつに肩入れすることはありません



無垢の木の製品の善し悪しを決めるのは

樹齢と乾燥方法のふたつに収斂されます


乾燥方法では天然乾燥と人工乾燥がありますが

前者が天候や気候に左右され、期間が3ヶ月以上掛かります

後者は機械的に強制的な乾燥を促進するため、乾燥時間が短縮されます


木には水分と精油成分が含まれていますが、

乾燥によって、それらが除去されます

水分が蒸発するだけでなく、精油成分も揮発します


水分の含有量は、木の製品としての精度に直接影響します

そのため色んな乾燥技術が開発されてきました


もうひとつの樹齢が関係するというのは

樹齢によって、つまり成長するに従って、その木に含まれる精油成分の量が比例するからです


だから高樹齢で、目が詰まり、よりデリケートな乾燥を行うことが

高品質製品の大前提になるわけです


ただゲインでは、国産材を優先的に紹介することもポリシーのひつでもあります

輸入材をいくら紹介しても、国内の経済的な循環が生まれることがありません

輸入材を使えば使うほど、海外にお金が流出してしまいます


ただでさえ限界集落や将来消滅が予測される町村で危機が叫ばれている昨今です

国産材を優先的に使うことで、お金が国内を循環して

貧富の差を軽減し、木の産地により多くの経済的還元が実現することによって

この危機を少しは止められると思います


この二つの点について、後日改めて掘り下げて考えたいと思います



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# by MUKUZAIKENKYU | 2015-07-21 15:24 | 木 無垢材 自然

最近グラグラした三つのこと


この数日間でカチンと来たことが三つあります。

そのひとつめは、中国の株暴落の経緯。

この数日間伝えられている中国株の激下げ。

まあ予測できたことだけど、ただただ驚いたことに、株が下がりだしたら、中国の上場企業の半数が意図的に「取引停止」を実行したこと。

それを行政が容認している。・・・あり得ませんね。

上場している限り、自社の利益を優先して「取引停止」を勝手に実行することはできないはず。

・・・AIIBを主導している自称大国の中国は、やっぱり三流国がいっぱしの国ぶって、悪の技術だけでのぼせている実態が露出しているようです。

民主主義の欠片もない!情けないですね~。

経済と文化的成熟度とは関係ないという真実です。


ふたつめが、新国立競技場原案強行の愚

デザインとコストは、普通常識的に一体的に考慮するはずです

それが蓋を開けると、あれよあれよと予算が1千億円以上増えて

2520億円という。・・・これは間違いなく裏の意図を隠蔽しています

文科省などの官庁主導の工事では、失敗しても誰も責任に問われない仕組みがあるため

失敗を合理化するための組織ぐるみの税金浪費でしかありません

このまま計画を強行して喜ぶのは、ラグビー特権を持つ元首相のMさんと

ゼネコンだけでしょう

日本の文化の内にあるとは到底思えないデザインの競技場ができあがれば

将来に禍根を残すことは必至です


三つ目が、政府による参議院選挙区の「10増10減」案

これを票の格差による違憲状態が解消されるとでも思ってるのか

議員数自体を減らさなければならないのに

更には5倍が3倍になっただけで、違憲状態に変わりはありません


少しはスッキリしました

# by MUKUZAIKENKYU | 2015-07-12 10:07 | リッチな人生

5年前の記事再アップです

日本の住まいば良かごとしちゃる無垢材研究会 
 
                     住まいの木案内舎ゲインのゴトウです


 今朝は、ほんなごつ良か天気になりました

 今日は連休の日曜日やけん、たまには方言丸出しの日でんヨカでっしょ。

 まあそげなことで、今日はヌルリと行きましょう。


 きょんみたいな日やったら、洗濯なっとせにゃいかんとですが、そげな気持ちにならんごと、良か天気やけん なあんも しようごとナカたいね

 ばってん、しろしか訳やなし、だらしか訳でんなかけん なんかせんと、ほんなこつオーローモンばこいてしまいそうたいね

 仕事ば休みんときにするやつは、なんばせいとーとやろかち思うごと余裕ばなかと、ほんなごとプロっちゃいえんけんね。こげな日ば、こないだの雨できれいかなった山や自然ば楽しまんとと思っちょります。

 昨日は、北九州とその周辺ば走り回りました。

 ばってんなしか、あっちこっちで渋滞こかされて、つっかかりもっかかりで往生こきました。

 原因ば調べたら、夏の象徴積乱雲が、ゲリラ豪雨ば降らしとったらしい。3号線なんか、普通30分もあれば着くとこが1時間近くもかかってしもて、まあ動きの悪いこと。相当しろしかやった。

 ばってん、こげな天気に出くわすんは、なかなかナカこつです。今年は、ばさらか雨の降る梅雨です。

 おかげで、予定のハカばいかんやったバッテン、しょんなかです。


 先週は、材木コンサルタントの私は、塗料のコンサルにスライドしとったとです。木にこだわるなら避けて通るわけにはいかんばってん、肝心の無垢の木よっか、自然塗料の使い方ん方で使いたおさるるっちゃ思わんかった。

 ばってん人から、それも建築家からリクエストばされるんわ光栄なことと意気に感じんとですね。ありがたいことです。

 つやバつけとるわけやナカです。本心から、ほんなこつありがたいと思っちょるとです。


 今日は北九州弁混じりの博多弁で、ちくっと書いとるばってん、やっぱ方言は話し言葉バイ。文章にするんは、相当しろしかせからしかです。


 博多の追い山が終わって、北九州は本格的な祭りに入りました。

 北九州では、無法松の一生で有名な小倉祇園太鼓、次は戸畑提灯山笠です。その他にもありますが、残念ながら、ただの喧嘩山笠で、あまり誇りにできるものではありません。

 私が幼い時から、曳き御輿は、どの町にもあって、かなり盛んでした。私も類に漏れず、小学校までは、ピッピーの笛に合わせて、ヨイショヨイショと掛け声を出しながら、一所懸命に曳いた記憶があります。

 子どもたちが曳く御輿はほどほどの大きさでしたが、大人たちの御輿は、ぶつけ合うために作った堅牢なものでした。だから近づくことは禁止されていました。

 当時小倉駅に行くと、タクシーの代わりに、輪タク(幌付き人力車)がひしめき合っていました。祇園太鼓のときは、なしかいつも雨降りでした。

 
 祭りは日本人の陽の部分のようにいわれていますが、私から見ると、日本人の陰のエネルギーを表出しているように感じます。

 祭りが継承されているところでは、地域のコミュニケーションが活き活きと残っている証でもあります。

 一年の一季、日本各地で行われる祭りがある限り、日本人の魂は何はともあれ引き継がれていくでしょう。いいことです。・・・でもね、私の地域の祭りには、全く関心が湧きません。

 とりわけ街中で行われる曳き御輿では、曳き手の衆の素性が怪しい。モンモンを着た者こそ少なくなりましたが、代わりに若いも年寄りも、なしか狼藉モノが多いのです。

 汗だらけの法被で、店屋に徒党を組んで入り込み、100円で飲ませえとか、店内で暴れたりとか、モンモン者より、もっとたちが悪い。

 どうにも祭りは、儀式の裏でやりたい放題を黙認していると、本当の町のための祭り、神様への感謝心を忘れて、ダメになっていくようです。

住まいの木案内舎ゲイン

# by MUKUZAIKENKYU | 2015-07-08 21:24 | 木の家 国産材 無垢材