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新国立競技場原案強行に反対します

下の写真は、福岡市内の「日本栂(にほんつが)」の施工写真


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樹齢200年を優に越す超す栂の木肌は、黄金色に輝いていますね

これこそがニッポンの無垢の木なのです

でもどんなに良い無垢の木を使っても、それを生かすためには

どんな塗料で仕上げるかはとても重要なことなのです


これを間違うと、すべてが台無しになってしまう


台無しということで思い出すのが、東京五輪に合わせて建設に掛かる

新国立競技場のデザイン!

あのキールアーチとかいう構造体に1000億円近い税金を

そう費用とか経費とかじゃなくて、税金なのです

この点をしっかり押えて、考えないと政治家と官僚の詭弁に騙されてしまいます


当初の予算でも、これまでの他国の五輪会場の平均が500億円だったのに対して

のっけから1650億円だと。

しかもあの厚化粧したデザインを、誰が決定したのか分からないと来ている

それが今度は2500億円以上かかることを良しとして強行しようとしている


今の段階で2500億円以上かかるのでは、実際の建設に掛かれば

間違いなく後500億円以上増えるに決まっています


今までの国交省や文科省のやり方です

一旦開始したら、途中で止められなくなるから

予算が増えたら、ただ増やすことしか考えない


そのお金は、すべて税金ですよ

東北の復興も道半ばの状態で

しかも原発事故に至っては、何ひとつ解決されていない

安倍首相は「コントロールされている」と大嘘をつきましたが


そんな言質は、誰も信じていないし、実際に放射性物質が

ダダ洩れの状態に、何も歯止めが掛かっていない


これほど日本人と日本の国土を踏みにじって

借金1000兆円の国の経営を棚上げして

日本の文化にそぐわない厚化粧デザインの国立競技場を

どうしても作る理由が分かりません


これが安倍政権の本性だったのかと思うと、愕然とします



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# by MUKUZAIKENKYU | 2015-07-07 18:26 | 倫理

久しぶりにブログ再開です

4月以来、2ヶ月以上ブログが休眠状態でした

理由は、ただただ忙しくて、・・・それに野暮用が重なって

ブログまで気が廻らなかったというのが事実です


今年は後厄で、2月に入って直後から、驚くようなトラブルが

続出しました


まず肉体

20年ぶりに、右脚のふくらはぎから下に痺れが来た~!


次に

事務所のあるマンションが漏水事故被害に合う

それから1ヶ月間は、毎日部屋中結露に悩まされることになります


その対応のために追われているうちに

気がついたら、あっという間に3ヶ月間が経過していました


でもしっかり本業もしなければならない

ていうか、食べていくためにも、また志を遂行するためにも

本業の仕事は、どんなことがあっても手を緩めるわけには行かない


でもこの間は、法務局や区役所を何度も訪ね

諸々の手続を自分ひとりでやり終えました

司法書士に依頼すれば、簡単だけど

15万円以上の経費と引き換えに、得るものは知恵ではなく

ただの権利だけです

お蔭で多くの掛替えのない経験と知恵を身に付けることができました


本業の「高品質の無垢の木を、より多くの人の手に」届けるという

私の使命は、いまだ道半ばです


昨年までゲインの製品を採用してくれていた建築家の多くが

今年に入って、なにゆえかパタッと仕事が止まってしまった


内心焦りまくりました。このままでは最悪の事態になるかもしれない

1月から必死で新規の建築家を訪ねまわりました


その結果、これまで世話になってきた建築家ではなく

昨年の夏以降に知り合えた建築家の方々から怒涛の指定が来ました


さらにここ数年ご無沙汰だった建築家の方々からも

目が覚めたかのように、あちこちから指定注文をいただいています


ありがたいことです

忘れ去られてはいなかったことを、感謝とともに実感できた瞬間でした


次回から、再びゲインの施工写真をご紹介していく予定です



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# by MUKUZAIKENKYU | 2015-07-05 14:31 | リッチな人生

国産無垢材を使うことは、大切な志ですよ

最近何故か、ゲインのポリシーを逆撫でするようなことが連続しています


それはゲインが国産無垢材にこだわり

しかも市場流通品ではなく、真に高品質な製品を独自のルートで提供する

ワン&オンリーの企業であること

それを最優先しながらも、海外の無垢材であっても

トレーサビリティと品質が確かなものであれば

建築家へのインテリジェンスのひとつとして提供すること


また一般市場ルートに乗せない理由のひとつに

いわゆる「ブローカー材木屋」が国産材も輸入材も疑いなく扱い

売れるものなら何でも売る

ちょっとこじゃれた展示ルームや応接室を作っても

扱う製品が良くなるわけでもないのに

見た目と表面的な品揃えだけで満足していること・・・


ワタシとしては、こんなことしても、日本の林業は助からない

本当の意味で、日本の無垢の木が関わる人や社会が豊かになることを

生涯の目標としなければならないと考えています


ホント、日本の材木屋の95%はただの損得勘定だけのブローカーなのです

量を売って、損した得したと、自社の価値のバロメーターの低さよ!


最近若い建築家に特に多いのですが、

国産無垢材と輸入材とを並列的に比較して、ユーザーさんにも

肝心な点を伝えずに、見た目だけで選択させていることが多いのです


建築業界の悪しき慣習ですが、ひとつの製品にも物語があり

生産者の思いがあり、材木屋がその中で、どんな立ち位置で

仕事をしなくてはならないかをしっかりと自覚していれば

アホな「下請業者」になってはならないことは前提中の前提なのです


もう一度志を新たにして、想いを高く掲げて

志を全うしていただきたい。

安直に輸入材を採用するのはもうやめにしましょう!


まだワタシの想いが弱いのかもしれません

こんな低きに流れる想いを、何としても止め、日本全国が

都市と地方の差を解消し  山と平野の差を無くし

国内で経済を循環させることが肝要なのです


輸入業者を儲けさせるということは、国外にお金が流出するということです

たとえ無垢材であっても、人の顔も見えない、お金は流出するのでは

日本国内は何も豊かになりません

是が非とも、国産の良質な無垢の木を活用しましょう


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# by MUKUZAIKENKYU | 2015-04-14 16:49 | 木の家 国産材 無垢材

ホンモノの無垢の床とは

今日は未明からずっと雨でした

こんなときは、今患っている神経痛が特にひどくなるものです

足の痺れが半端なく強く続いています


とはいえ、多くのユーザーさんや建築家の方から

温かい励ましの声をいただき、ありがたいかぎりです


最近ある物件で、ゲインの「皇杉」の床を指定していただいていました

ホンモノの無垢の床とは_d0015306_18553531.jpg


アヤスギならではの艶と赤みだと自負しています


当初は順調に話しが進んでいたのですが

突然建築家から、工事をするゼネコンがVE提案をしてきて

自社と取引のある業者が、「皇杉」より

等級が上で、しかも値段が安いと持ち込んできたので

こちらを使いたいと横車を押してきたそうです

どんな製品かと見てみたら

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・・・たしかに節の数は少ない

でも芯の赤みは黒色(これを専門用語で「黒芯」といいます)

またほとんどが白太(これは辺材といって、一般的に水分の通り道です)

美しくないですね


何でもかんでも国が決める水準に依存すると

基準をパスすることが優先して

本質的な点を見失ってしまうものです


人の生活を豊かにできる無垢の木とは

樹齢に応じた年輪と木肌の美しさを伴います

またそれを仕上げるには、手間隙をかけた乾燥工程が絶対不可欠です


この黒白の上小の杉床は、水湿に最も影響されやすい白太を

中心にした下材で、経年で黒く汚れるばかりでしょう


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# by MUKUZAIKENKYU | 2015-04-03 18:57 | 木の家 国産材 無垢材

倦まず弛まず、できることをやり通すのみ!

外は桜が満開の季節ですね

28日と29日には、桜のある公園は多くの宴会客で溢れていました


ワタシ?

ワタシは、「脊柱菅狭窄症」のため、外出はできるだけ控えざるを得ませんでした

初めての症状ですが、これはけっこう辛いものです


当初は2月に坐骨神経痛が、20年ぶりに再発したため

近くのペインクリニックに治療に行ったことが始まりでした


レントゲンを撮って、処方されたのは

ブロック注射に、リハビリという電気マッサージと牽引でした

注射は一旦は痛みが退くのですが、一日しないうちに元の木阿弥でした


診察を受けると、とにかくブロック注射と牽引の繰り返し

・・・すると、痛みの箇所が広がりだしたのです


右のふくらはぎから下だけが痺れていたのが

次に5番目あたりの腰椎のすぐ左が局所的に疼痛が激しくなり

左太ももの外側がカチカチに硬直していて痛み始めました

この痛みは、坐骨神経痛の痺れどころではありません


結局対症療法が専門の病院では、ワタシの病状は

かえって悪化しただけでした


無知というのは損なものです

痛みのために、慌てて病院に飛び込むと、反って症状を悪化させてしまう


今では、そこのクリニックへの通院は止め

また近くの整骨院に行くのも止めました

治療費は安いのですが、治らなきゃお金をどぶに捨てるようなものです


そこで思い出したのが、11年前に世話になった中国針の鍼灸院

一回の治療費は10倍近いけど、治るのであれば安いものです


症状が症状だけに、簡単に治るものではないけど

また動けないと、そうしても気になるのが、

ゲインの事業とビジネスが滞り、売上高や収入が忽ち影響されることが

一番の心配の種です


でもここは腹を決めるしかないでしょう

クルマで100km以上走ったら、足の疼痛と硬直がひどくなります

仕事にならないけおど、仕事ができないわけじゃない

できる方法で、できることをやり抜くしかないでしょう


お天道様はちゃんと見ていてくれている

そう信じて、治療に集中しながら

これまで通りに、より多くの心ある建築家とユーザーさんに

貴重な情報と知識を伝えていきます


どうか皆様、応援していただければ幸いです


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# by MUKUZAIKENKYU | 2015-03-31 11:48 | リッチな人生